第58回アカデミー賞
第58回アカデミー賞は1986年3月24日に行われたアカデミー賞発表・授賞式である。
会場となったドロシー・チャンドラー・パビリオン
ドロシー・チャンドラー・パビリオン(Dorothy Chandler Pavilion)は、ロサンゼルスの総合芸術施設「ロサンゼルス・ミュージックセンター」内にある歌劇場。
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第58回目のアカデミー賞授賞式は、ドロシー・チャンドラー・パビリオンで行われた。
結果は、アフリカを舞台にしたアイザック・ディネーセン原作のドラマ映画『愛と哀しみの果て』が、作品賞、監督賞、脚色賞を含む7部門を受賞した。
結果は、アフリカを舞台にしたアイザック・ディネーセン原作のドラマ映画『愛と哀しみの果て』が、作品賞、監督賞、脚色賞を含む7部門を受賞した。
作品賞『愛と哀しみの果て』(Out of Africa)
1937年出版のアイザック・ディネーセンによる『アフリカの日々』を、カート・リュードックが脚色した映画。第43回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞も受賞している。
アフリカの自然のように手にすることのできない男デニスを好きになったカレンの愛と、思うようにならない人生の哀しみを描く。物や人に対する所有欲について考えさせられる作品。
アフリカの自然のように手にすることのできない男デニスを好きになったカレンの愛と、思うようにならない人生の哀しみを描く。物や人に対する所有欲について考えさせられる作品。
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作品賞のその他の候補作は以下の通り。
カラーパープル
蜘蛛女のキス
女と男の名誉
刑事ジョン・ブック 目撃者
カラーパープル
蜘蛛女のキス
女と男の名誉
刑事ジョン・ブック 目撃者
監督賞:シドニー・ポラック『愛と哀しみの果て』
監督賞も『愛と哀しみの果て』が受賞した。
シドニー・ポラックは1969年の『ひとりぼっちの青春』や1982年の『トッツィー』を監督したことで知られる。
アメリカ映画界で永年にわたり俳優・監督・プロデューサーとして活躍。
シドニー・ポラックは1969年の『ひとりぼっちの青春』や1982年の『トッツィー』を監督したことで知られる。
アメリカ映画界で永年にわたり俳優・監督・プロデューサーとして活躍。
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他の監督賞ノミネートと作品は以下の通り。
ヘクトール・バベンコ(蜘蛛女のキス)
ジョン・ヒューストン(女と男の名誉)
黒澤明(乱)
ピーター・ウィアー(刑事ジョン・ブック 目撃者)
ヘクトール・バベンコ(蜘蛛女のキス)
ジョン・ヒューストン(女と男の名誉)
黒澤明(乱)
ピーター・ウィアー(刑事ジョン・ブック 目撃者)
主演男優賞:ウィリアム・ハート『蜘蛛女のキス』
『蜘蛛女のキス』は、アルゼンチンの作家マヌエル・プイグが1976年に発表した同名小説を、レナード・シュレイダーが脚色した映画。ブエノスアイレスの刑務所のテロリストとホモセクシャルの男との愛を描いている。
ウィリアム・ハートは、ホモセクシャルのルイス・モリーナ役を演じての受賞。カンヌ国際映画祭男優賞にも輝いた。
ウィリアム・ハートは、ホモセクシャルのルイス・モリーナ役を演じての受賞。カンヌ国際映画祭男優賞にも輝いた。
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主演男優賞のノミネートは以下の通り。
ハリソン・フォード(刑事ジョン・ブック 目撃者)
ジェームズ・ガーナー(マーフィのロマンス)
ジャック・ニコルソン(女と男の名誉)
ジョン・ヴォイト(暴走機関車)
ハリソン・フォード(刑事ジョン・ブック 目撃者)
ジェームズ・ガーナー(マーフィのロマンス)
ジャック・ニコルソン(女と男の名誉)
ジョン・ヴォイト(暴走機関車)
主演女優賞:ジェラルディン・ペイジ『バウンティフルへの旅』
『バウンティフルへの旅』は、1953年のテレビドラマ『The Trip to Bountiful』を、脚本のホートン・フートが自ら脚色したものを映画化した作品。テキサス湾近くのバウンティフルという小さな田舎町にある彼女の家に戻りたがっているキャリー・ワッツという老婆の物語。
ジェラルディン・ペイジはキャリー・ワッツ役を演じている。これまでに8回アカデミー賞にノミネートされており、ついに受賞となった。
ジェラルディン・ペイジはキャリー・ワッツ役を演じている。これまでに8回アカデミー賞にノミネートされており、ついに受賞となった。
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他に主演女優賞にノミネートされた方は以下の通り。
アン・バンクロフト(アグネス)
ウーピー・ゴールドバーグ(カラーパープル)
ジェシカ・ラング(ジェシカ・ラングの スウィート・ドリーム)
メリル・ストリープ(愛と哀しみの果て)
アン・バンクロフト(アグネス)
ウーピー・ゴールドバーグ(カラーパープル)
ジェシカ・ラング(ジェシカ・ラングの スウィート・ドリーム)
メリル・ストリープ(愛と哀しみの果て)