誰も反対してないのに駆け落ち!?役者の勢いがありすぎる「青春かけおち篇」
2017年1月25日 更新

誰も反対してないのに駆け落ち!?役者の勢いがありすぎる「青春かけおち篇」

1987年公開の「青春かけおち篇」はつかこうへいの原作・脚本。つかこうへいの映像化ファンの期待を裏切らない秀作です。30歳で仕事もしないでフラフラしているボンヤリ男を風間杜夫が好演しています。大竹しのぶの両親役の杉浦直樹・岸田今日子の夫婦も魅力的でした。勢いがある芝居に引き込まれた「青春かけおち篇」を振り返ります。

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映画「青春かけおち篇」とは?

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1987年2月7日公開。
監督:松原信吾
原作・脚本:つかこうへい
音楽:つのだ☆ひろ
結婚を反対されたわけでもなく、障害があるわけでもないのに“かけおち”という古典的な愛の行為に出た恋人たちを描く。脚本は原作者でもある「熱海殺人事件」のつかこうへいが執筆。監督は「なんとなく、クリスタル」の松原信吾、撮影は「KIDS」の長沼六男がそれぞれ担当。
キャッチコピーは「強くても女です!だから…あなたに奪わ...

キャッチコピーは「強くても女です!だから…あなたに奪われたい」

主演は大竹しのぶと風間杜夫。脇を固める豪華俳優陣の個性的な演技が最高でした!

主題歌は内藤やす子「涙の色」

内藤やす子「涙の色」

ラストシーンからエンドロールまで流れます。

主なキャスト

康夫 風間杜夫

康夫 風間杜夫

今年30歳になるが仕事もせず、恋人のセツ子の家で居候をきめこんでいる。鉄道写真を撮るのが趣味。
童顔で、遠くから見ると高校生、近くで見るとおじさん。
出典 けん
北城セツ子 大竹しのぶ

北城セツ子 大竹しのぶ

一坪200万の土地の豪邸に住み、レストランを3軒経営する女系一家の一人娘。康夫との馴れ初めは「中学生のときに自分がひいた風邪を康夫がうつって治してくれたから(!)」。
出典 けん
早乙女	田中健

早乙女 田中健

学生時代から、なんと15年もの間セツ子を想い続けていた年商30億の貿易会社社長。見合いの席でセツ子と再会する。情熱家だが見た目や格好を気にするタイプ。
出典 けん
北城和夫	杉浦直樹

北城和夫 杉浦直樹

セツ子の父親。婿養子だが、妻の則子の気遣いでノビノビやってきた。強く出る時もあるが、大抵妻の迫力に負ける。娘のセツ子を溺愛している。
出典 けん
北城則子	岸田今日子

北城則子 岸田今日子

セツ子の母親。女系一家の北城家には「絶対に養子を取る」と考えている。セツ子には幼いころから店や土地はあんたの物!でも結婚相手には養子に入ってもらう!」と言い聞かせてきた。
出典 けん
松田	 柄本明

松田  柄本明

早乙女のお抱え運転手。栃木県出身。過去に人間違いで人を刺し殺したことがある。社長のためにセツ子との見合いをなんとか成功させようとしている。
出典 けん
義郎	 永島敏行

義郎  永島敏行

しっかり者の康夫の弟。実家の工場の専務で、頼りにならない兄に代わり跡継ぎとして働いている。幼いころに工場の鉄板を自分で倒してしまい足を骨折し、その影響で今も足を若干引きずっている。(それを自分のせいだと勘違いし、康夫は暗い青春時代を過ごす)
出典 けん
留吉	 名古屋章

留吉  名古屋章

康夫と義郎の父親。康夫を係長として工場に在籍をさせているが、とっくのとうに康夫のことはあきらめている。
出典 けん

ストーリー

けん (1775902)

出典 けん
つかこうへいの原作・脚本を松原信吾が監督し映画化。つのだ☆ひろが音楽を担当した。風間杜夫と大竹しのぶのハイテンションな演技は好みの分かれるところ。
 康夫は実家の相続権を弟の義郎に譲り、自分は恋人の北城セツ子の婿になろうと考えていた。北城家はもともと女系家族であり、セツ子の両親も康夫の婿入りを望んでいた。しかしセツ子の見合い相手として年商三十億の早乙女が現れたことから、セツ子の父は康夫をいびり始め、セツ子も早乙女とデートを重ねていく。ついに早乙女からプロポーズを受けるセツ子だったが、婿を取ると決めていた母親がきっぱり断ってしまう。傷ついた康夫は旅に出ようと決意、二人でかけおちしようと言い出すセツ子と夜汽車で京都へ逃げ出した。

セツ子の見合い

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