まずはオープニング主題歌を見て懐かしみましょう
樫の木モック OP - YouTube
概要
『樫の木モック』は、タツノコプロ制作のアニメ。
1972年(昭和47年)1月4日から同年12月26日まで、フジテレビ系で放映。全52話。
あらすじ
樫の木の妖精は天涯孤独の木彫り細工師のおじいさんの願いを聞き入れて、樫の木の人形に生命を与える。
その子に「モック」と名づけて溺愛するが、やがて彼を見世物にしようとする悪の親玉に連れ去られてしまう。
と、引用先の見出しにもありますが、モックが体験するのは、現在のアニメでは決して見ることのないような(教育委員会やPTAから大反発が来そうな)壮絶ないじめです。
1970年代のスポコンアニメにも似たものがありますね。
登場人物
最終回~感動!?壮絶!!
足を踏み外したモックは寿命間近のブナの木に助けられ、代わりにブナの木は谷底に落ちて行く。
足を滑らせ氷の谷に落ちて凍ったモックは、自分の体をすり合わせ火を起こし自ら火だるまになりながら脱出し、ようやく薬草を見つけた。
村の病人たちに薬草を配ったモックだが、役人に見つかり銃で打たれて死んでしまう。
それを見た妖精は、自らの命と引き換えにモックを人間にする。
という、子供番組にしてはかなりヘビーな内容になっています。
当時はモックに感情移入して涙した貴方も、今見直してみると違った感情が湧き上がるかも知れませんね。
番組のバッググラウンドで流れる音楽がほとんどが短調で、切なさを際立たせています。
これはタツノコプロの代表作「みなしごハッチ」などにも通ずるものがあるでしょう。
最後に妖精をハッチが「さよなら、ぼくのママ」という一言に、妖精の無償の愛の意味や深さが感じられます。
人々の心に残る【樫の木モック】
日本のピノキオをアレンジしたアニメはピッコリーノの冒険と樫の木モックがある。
— DisneyPotter (@disneypotter999) February 7, 2016
とつぜん『樫の木モック』のOP主題歌が脳内をかけめぐった。
— こばいも (@ko_baimo) February 1, 2016
お母さんが
— 真桜 (@mao_m28) February 3, 2016
樫の木モックってググって
って言うからググったら、めっちゃ怖いんだけど笑笑 pic.twitter.com/lojJVaN2Mm
良い意味でもそうでなくても、当時の感動を思い出して、しばし世界感に浸ってみたらいかがでしょうか。
モクモック、かっしのきモック~という出だしは、今でもつい口ずさんでしまいます。