たけし軍団総出演『ビートたけし殺人事件』原作を執筆したそのまんま東がヒロイン「かとうかず子」と私生活でも恋仲に!
2021年5月27日 更新

たけし軍団総出演『ビートたけし殺人事件』原作を執筆したそのまんま東がヒロイン「かとうかず子」と私生活でも恋仲に!

1989年1月に約30分ずつ4回に分けて放送された、たけし軍団が総出演した『ビートたけし殺人事件』。フライデー襲撃事件により芸能活動を自粛していたそのまんま東が、執筆した推理小説を原作に、ヒロインにかとうかず子を迎え制作された。

5,280 view
そして、焦点はたけしの大学時代の脳科学の研究へと向かっていく。なんと、ビートたけしと友人が手術で脳を交換していたのだ。
以前に見たビートたけしの遺体は別人であり、大学時代に同じ研究をした仲間であったという。

それを突き止めたそのまんま東は、逃亡する容疑者という立場ながら記者会見を開き、ビートたけし自身がまだ生きていて、犯人であると涙ながらに告白する。

しかし、直後に美人記者から「カット!」の声が掛かり、会見会場にビートたけしが満面の笑みで現れる。この物語が全てドッキリで、そのまんま東を騙したのだと告げる。自体が呑み込めないそのまんま東。

その事を多くの軍団員をはじめ、女性記者もが知っていたという。それだけでなく、女性記者こそが敏腕プロデューサーであったとオチが付いた。

ある意味での美人局として、騙された格好となったそのまんま東であった。

ドラマきっかけでそのまんま東と交際を開始した「かとうかず子」

『ビートたけし殺人事件』の劇中、美人記者として出演したかとうかず子。
その大人の色気を伴ったどこかミステリアスな美貌は、画面を彩ったが、そのまんま東とこの撮影をきっかけに交際を始めたという。

かとうかず子は劇中、徐々にそのまんま東と恋仲になっていくが、プライベートでも惹かれあっていたのだ。

その後、二人は結婚。美人女優とお笑いタレントの結婚として話題となり、後に1男1女をもうけている。
1998年にそのまんま東が不祥事の影響から芸能活動を自粛。収入が激減したが、後に早稲田大学に入学。その間、かとうかず子が一家の生活を支え続けたという(現在は離婚)。
 映画パンフレット「なんとなく、クリスタル」(主演:か...

映画パンフレット「なんとなく、クリスタル」(主演:かとうかずこ)

《プロフィール》

1958年2月20日、愛知県名古屋市生まれ。

つかこうへい構成・演出「サロメ」のオーディションに応募し合格。1979年大学在学中につかこうへいの舞台「広島に原爆を落とす日」でデビュー。
1981年には田中康夫の小説を原作とした映画『なんとなく、クリスタル』には主役で映画デビューを果たし、初ヌードを披露している。

1989年「ビートたけし殺人事件2〜失われた魔人の伝説」に矢野涼子役で出演している。
2017年、当時在籍していたスタッフ・ポイントからenchanteに移籍した。
映画ポスター「なんとなく、クリスタル」

映画ポスター「なんとなく、クリスタル」

27 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

元死刑囚・永山則夫が起こした「連続ピストル射殺事件」彼が獄中で執筆した作品とは?

元死刑囚・永山則夫が起こした「連続ピストル射殺事件」彼が獄中で執筆した作品とは?

皆さんは元死刑囚・永山則夫の名前をご存知でしょうか?1968年10月から11月にかけて発生した連続ピストル射殺事件の犯人であり、東京拘置所に収監されている間、小説の執筆など幅広い創作活動を行い日本文学界に多大な影響を与えたことでも有名です。
となりきんじょ | 15,542 view
【訃報】“アマチン”の愛称で親しまれた俳優・天野鎮雄さん死去。「中学生日記」「ミッドナイト東海」など

【訃報】“アマチン”の愛称で親しまれた俳優・天野鎮雄さん死去。「中学生日記」「ミッドナイト東海」など

“アマチン”の愛称で親しまれた俳優・天野鎮雄(あまの しずお)さんが5日、多臓器不全のため名古屋市の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。87歳でした。
隣人速報 | 263 view
萩本欽一からEXITまで!お笑い第○世代をまとめてみた!

萩本欽一からEXITまで!お笑い第○世代をまとめてみた!

少し前に「第7世代」が注目されましたが、1~6までの世代にはどんな芸人さんがいるのかご存じですか? 第1世代から第7世代までまとめてみました。
saiko | 564 view
1980年~1982年、日本中を大きな渦に巻き込んだ漫才ブーム

1980年~1982年、日本中を大きな渦に巻き込んだ漫才ブーム

漫才ブームとは、1980年〜1982年のごく短い期間に漫才が様々なメディアを席巻した時代をいいます。まるで漫才がテレビ番組を占領してしまったかのようにも思えるほどの人気で、メディアの歴史に残るような一大ムーブメントとなりました。
五百井飛鳥 | 1,442 view
【北の国から】蛍の人生にスポットを当ててみた!

【北の国から】蛍の人生にスポットを当ててみた!

ドラマ「北の国から」というと五郎や純にスポットが当たりがちですが、蛍の人生もなかなか壮絶です。
saiko | 1,903 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト