対決
ホステスとして働くことは危険と判断して、お店をやめてしまうのですが、マカオのカジノで勝ちすぎてしまったことで、超能力者の抹殺をもくろむ集団に狙われることになります。
ドラマの中での七瀬たちは、超能力者であることがばれないように、ひっそりと目立たないように暮らしていますが、常に誰かに追われているような、息をひそめているような、ドキドキ、ハラハラする気持ちで見ていたのは、私だけではないと思います。
ドラマの中での七瀬たちは、超能力者であることがばれないように、ひっそりと目立たないように暮らしていますが、常に誰かに追われているような、息をひそめているような、ドキドキ、ハラハラする気持ちで見ていたのは、私だけではないと思います。
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追い詰められた七瀬たちは、敵と戦うことを決心しますが、戦いの中で次々と倒れていきます。最終的には七瀬も的に打たれてしまうのですが、ドラマの中でははっきりと死んでしまうシーンは出ていなかったように記憶しています。
超能力というものについて、それほどの知識はないのですが、超能力者は抹殺されるべきという考え方に対しては、何も知らなかった高校生の私でも疑問を持つものでした。
自分の心の中を読まれることには抵抗を感じますが、だから「抹殺しなければ」とは思えません。現代でいえば、世界的に問題になっている移民に対する感情などにも通じるものがあるかもしれません。
超能力というものについて、それほどの知識はないのですが、超能力者は抹殺されるべきという考え方に対しては、何も知らなかった高校生の私でも疑問を持つものでした。
自分の心の中を読まれることには抵抗を感じますが、だから「抹殺しなければ」とは思えません。現代でいえば、世界的に問題になっている移民に対する感情などにも通じるものがあるかもしれません。
原作の紹介
七瀬の家政婦時代を描いた『家族八景』(1972年)、『七瀬ふたたび』(1974年)、本作の後日談にあたる『エディプスの恋人』(1977年)があり、これらを合わせて、七瀬シリーズ[1][2]、七瀬三部作[3]、七瀬もの[4]と呼ばれることがある。ただし趣は3作で全く異なり、『家族八景』が家庭に篭もる心理ドラマであったのに対して、『七瀬ふたたび』は一転して超能力サスペンスものとなっている。
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原作は筒井康隆の「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」の七瀬三部作とも呼ばれる作品の中のひとつです。三作とも七瀬を軸にしていますが、イメージがすべて違っていて、戸惑うこともありましたが、作品の世界の中に無理やり引っ張られてしまうような力強さを感じました。
「家族八景」では18歳~20歳、「七瀬ふたたび」では20歳~22歳、そして「エディプスの恋人」ではその後の七瀬が描かれています。
「家族八景」では18歳~20歳、「七瀬ふたたび」では20歳~22歳、そして「エディプスの恋人」ではその後の七瀬が描かれています。
原作者 筒井康隆
七瀬三部作の生みの親、筒井康隆は、小説家・劇作家・俳優として活躍している人物です。日本を代表するSF作家であり、小松左京・星新一と並んで「SF御三家」とも称されています。パロディやスラップスティックな笑いを得意としており、初期にはナンセンスなSF作品を多数発表していました。1970年代からメタフィクションの手法を用いた前衛的な作品が増え、エンターテイメントや純文学といった境界を越える実験作を多数発表しています。
筒井康隆を知ったのは、この「七瀬ふたたび」がきっかけだったのですが、実は少年ドラマシリーズの第一作目の「タイムトラベラー」も筒井康隆の作品と知って、少し大げさに言うと運命のようなものを感じました。「時をかける少女」として何度も映像化されて、最近ではアニメにもなっていますね。
小学生のころに、やはりドキドキしながら見ていた「タイムトラベラー」、あれを書いた人だったんだ!という、点と点がつながったような気がしたものでした。
小学生のころに、やはりドキドキしながら見ていた「タイムトラベラー」、あれを書いた人だったんだ!という、点と点がつながったような気がしたものでした。
「七瀬ふたたび」ドラマ化の歴史
たびたびドラマ化されている「七瀬ふたたび」ですが、歴代の「七瀬」を一覧にしてみました。
こうしてみると、様々な女優さんがいろいろな「七瀬」を演じているのが分かりますね。
こうしてみると、様々な女優さんがいろいろな「七瀬」を演じているのが分かりますね。
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「七瀬ふたたび プロローグ」
映画「七瀬ふたたび」の本編前に10分間の短編映画として上映されたのが「七瀬ふたたび プロローグ」です。本編の前日談にあたる話で、筒井康隆の大ファンである中川翔子が初監督を務めました。主演の芦名星の他、1979年にNHKで放送されたドラマ版で七瀬役を演じていた多岐川裕美が七瀬の母親役で登場します。
中川翔子は監督もやっていたんですね。筒井康隆の大ファンって、なんとなく分かるような気がします。私も夢中になりましたから…。
七瀬がまた映像化されるときは、どんな役でも出演したいと話していた多岐川裕美。2度も七瀬を演じることで、七瀬への思いが強くなっていったのでしょうね。
七瀬がまた映像化されるときは、どんな役でも出演したいと話していた多岐川裕美。2度も七瀬を演じることで、七瀬への思いが強くなっていったのでしょうね。