アニメ『魔法の天使クリィミーマミ』の最終回ってどうだった?
2020年8月5日 更新

アニメ『魔法の天使クリィミーマミ』の最終回ってどうだった?

子供のときに観てたけど、最終回ってどんなだったっけ?そんな作品ってけっこうありますよね。そんな方のために、最終回のあらすじをお届けします。これであなたも思い出せるはず?『魔法の天使クリィミーマミ』はこんな感じでした。パンプルピンプルパムポップン!

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手すりをつかんで耐えていたマミだが、ついに船の中に吸い込まれてしまった。ステージからマミが消えて、動揺する観客たち。船の中に現れたマミに、約束だから力を返してもらわなきゃと言うピノピノ。
マミ「あと少し。最後の一曲歌うだけ待って!あと5分だけ、お願い!」
マミを応援するネガたち。
ピノピノ「だめだ。あの子(俊夫)が思い出してしまった」
コンサート会場は混乱し、みなさん落ち着いてくださいとアナウンスが流れている。

マミ「あと1曲、あと1曲歌えばコンサートは終わるんです。あたしこのままでは…最後の歌を歌わないうちは、森沢優には戻りません」

観客席からは、マミちゃんを返せ!というコールが起こっている。その声がどんどん大きくなる。
ピノピノ「ぼくも、君の歌を聴いてみようか」
笑顔になるマミ。
マミ「うん!」

マミはステージに戻った。
マミ「私が歌う最後の曲となりました。この曲でお別れです。聴いてください。私のデビュー曲…『デリケートに好きして』」
慎吾はディレクターからヘッドセットを奪い取り、スタッフに曲を流せ!と指示する。そして最後の曲が始まった。

ステージの上を輝きながらゆっくりと飛行する船。泣き出すポジ。
ポジ「だってこの歌が終わったらあたしたち優ともお別れよ」
ネガも泣き出す。そのふたりを片手で抱き上げでほおずりするマミ。同じく泣いている。
マミ「一年間、応援してくれたファンの皆さん。一緒に頑張ったスタッフの皆さん。あたしは、マミは最後までわがままでした。もうお別れの時間です。ほんとに、ほんとに今日までありがとう。今『ありがとう』以外の言葉はみつかりません。ほんとにありがとうございましたー!」
再び歌い始める。
 (2214643)

そして歌が終わった。マミは見上げて言う。
マミ「ピノピノ、もういいわ。ありがとう」
光の輪がマミを包むと、虹色の柱が浮かんだ。そしてマミは消える。叫ぶ俊夫。
俊夫「優ー!」

船の中。マミは優の姿に戻っている。
優「楽しかった。でも…。ねえ、フェザースターってどこにあるの?また遊びに行けるといいな」
ピノピノ「どこにもない。ということは、どこにでもあるということさ。ほら、いつか水溜りが入り口になったみたいにね」
優「じゃあまた会える?」
ピノピノ「それは君次第さ」
笑顔の優。

船は消えた。
めぐみ「マミは?」
慎吾「彼女はミステリーのカーテンをくぐって、伝説の世界に帰ったのさ」
その慎吾の腕に手を絡めているめぐみ。
雨が降っている中、立っている俊夫。呼ぶ声に振り返ると、そこには優が立っている。駆け寄って来る。
俊夫「優がクリィミー…」
その俊夫の唇に、人差し指を当てる。
優「優は優だもん!」
空を見上げると去っていく船。
優「ポジもネガも帰っちゃった」
俊夫「でも…優がいるさ」
風に飛んで転がってきたピンクの傘を優は捕まえた。俊夫は優の肩に手を回し、一緒の傘で去っていく。空を飛んでいるたくさんのカラフルな傘。

エンディングのスタッフロールと共に、登場人物たちのその後が描かれる。最後には、小さな男の子と女の子を温かく見守る、大人になった優と俊夫の姿があった…。

その後の『魔法の天使クリィミーマミ』

放送終了後、ミュージッククリップを含めたOVAが4本製作されています。順に1984年『永遠のワンスモア』、1985年『ラブリーセレナーデ』、同年『ロング・グッドバイ』、1986年『カーテンコール』。人気の高さがうかがえますね!

そしてこの人気、当時だけではありません。7月8日は「マミが初めてステージで歌った日」として、2020年には太田貴子の『デリケートに好きして』の新録が公開されました! 他にもたくさんのグッズが販売され、マンガ連載もされています。
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