音楽のホントの楽しさを教えてくれる、ポインター・シスターズ
2016年12月19日 更新

音楽のホントの楽しさを教えてくれる、ポインター・シスターズ

黒人のボーカル・グループと言えば、ソウルやゴスペル、ブルースなどを想像しますが、ポインター・シスターズはそれだけに留まらずポップスからカントリーまで何でも歌いこなします。音楽のジャンルというよりも、音楽そのものを楽しんでいるように見えます。

2,230 view

Pointer Sisters

ポインター・シスターズ

ポインター・シスターズ

アメリカ カリフォルニア州オークランド出身
ポインター・シスターズは、ルース、アニタ、ボニー、ジューンの四姉妹からなるアメリカのコーラス・グループです。
四姉妹は聖歌隊に参加しており、幼い頃からゴスペルに親しんでいました。その体験が後に大いに活かされることになります。

デビュー当初からヒット曲を出していますが、キャリアの絶頂を極めたのは70年代後半から80年代にかけての10年間でしょう。

多くのヒット曲に恵まれ、素晴らしい歌声を聞かせてくれます。

The first album

ポインター・シスターズ

ポインター・シスターズ

1973年リリース

【収録曲】
1. イエス・ウィ・キャン・キャン
2. クラウドバースト
3. ジェイダ
4. リヴァー・ブールヴァード
5. オールド・ソングス
6. ザッツ・ハウ・アイ・フィール
7. シュガー
8. ペインズ・アンド・ティアーズ
9. ネイキッド・フット
10. ワン・ダン・ドゥードゥル
デビューアルバムは1973年にリリースされた「ポインター・シスターズ」です。このアルバムからは「イエス・ウィ・キャン・キャン」が全米11位となるヒットとなっています。

Pointer Sisters - Yes we can can 1974

とても新人とは思えない素晴らしい歌、コーラスですね。それでは、このアルバムからもう一曲。

The Pointer Sisters: Wang Dang Doodle

歌が上手いことと何でも歌えるということは別のように思いますが、ポインター・シスターズはソウルからジャズ、そしてカントリーまでと何でも歌えます。しかも上手い!とてつもなく上手いです。

カントリーというと意外な感じもしますが、ヒット曲「フェアリーテイル」は、1975年のでグラミー賞の最優秀カントリーボーカルグループ賞に輝いています。

Fairytale Original Album Version Pointer Sisters

残念なことに、1977年にはボニーがソロ転向のため脱退してしまい、ポインター・シスターズは三人組となります。

何とも残念です。
4人組ポインター・シスターズの集大成というわけでもありませんが、その素晴らしさを実感できるのが1974年にリリースされた「ライヴ・アット・ジ・オペラ・ハウス」というライブ・アルバムです。
ライヴ・アット・ジ・オペラ・ハウス

ライヴ・アット・ジ・オペラ・ハウス

1974年リリース

【収録曲】
1. OVERTURE - Prelude to Islandia
2. WALK-ON
3. SALT PEANUTS
4. SHAKY FLAT BLUES
5. FAIRYTALE
6. CLOUDBURST
7. JADA
8. BLACK COFFEE
9. LET IT BE ME
10. HANDS UP/WANG DANG DOODLE
11. OLD SONGS (Medley)
12. STEAM HEAT
13. YES WE CAN CAN
14. LOVE IN THEM THERE HILLS
15. WALK-OFF
とにかく上手い。4人姉妹のコーラスだからこそ、だとしたらほとんど奇跡的なグループだ。圧巻のSalt Peanutsは息も忘れる。そして、Black CoffeeからLet It Be Meへのバラ―ドの流れも鳥肌もの。そしてWang Dang Doodleの泥沼Funk.。
大編成のバンドを従えているものの、けっしてそれに頼らず、それぞれの曲で必要最小限のバンドが必要最小限の音で主役をサポートする、その姿勢が素晴らしい。

Pointers Sisters-1975

4人組のポインター・シスターズは、本当に音楽のホントの楽しさを教えてくれます。そしてそれはライブとなると更にスゴイ!That's Entertainment。

Special Things

ボニーの脱退は本当に残念でなりませんが、3人となったポインター・シスターズも魅力的で、80年代に入ってからもヒットをバンバン飛ばします。
スペシャル・シングス

スペシャル・シングス

1980年リリース

【収録曲】
1. 夢かしら
2. 内気なボーイ
3. 幸せすぎて
4. 悪魔のようなあなた
5. ときめく夜
6. ザ・パワー
7. 消えたあの頃
8. スペシャル・シングス
9. ふたりだけの場所
1980年にリリースされた7作目のアルバム「スペシャル・シングス」。このアルバムからは全米3位と大ヒットした「内気なボーイ(He's So Shy)」が収められています。

リチャード・ペリーのプロデュースにより、バート・バカラック&キャロル・ベイヤー・セイガー、ビル・チャンプリン等による幅広い作家陣が参加しています。

また、ミュージシャンも、ネイザン・ワッツ(b)、ポール・ジャクソンJr.(g)、グレッグ・フィリンゲインズ(key)、ジェイムス・ギャドソン(ds)、リッキー・ローソン(ds)など一流どころが腕を競っています。
34 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

ソウルとんねるず!!是非復活を!!

ソウルとんねるず!!是非復活を!!

フジテレビの『とんねるずのみなさんのおかげです』コーナーの1つで1994年11月7日第1回放送『ソウルとんねるず』毎回楽しみに見ていたコーナーを懐かしく思いまとめてみました。
ギャング | 9,164 view
嘘だと思ったら是非一度聴いてみてほしい。R&B界最高の女性ボーカリスト、チャカ・カーン

嘘だと思ったら是非一度聴いてみてほしい。R&B界最高の女性ボーカリスト、チャカ・カーン

多くのボーカリスト達に影響を与え続けているチャカ・カーンは、ファンクバンド、ルーファスのボーカルとしてデビューしました。歌やリズム感の素晴らしさと同時に初々しさも感じることの出来るルーファス時代のチャカ・カーンをご紹介します。R&B界最高のボーカルを是非聴いてみてください。
obladioblada | 1,300 view
【アース・ウィンド・アンド・ファイアー】「宇宙のファンタジー」「セプテンバー」など70年代から活躍した偉大なグループ

【アース・ウィンド・アンド・ファイアー】「宇宙のファンタジー」「セプテンバー」など70年代から活躍した偉大なグループ

 1970年バンド結成以来、グラミー賞を6度も受賞し70年代、80年代のブラック・ミュージック・シーンを代表するバンド、アース・ウィンド・アンド・ファイア(略してEW&F)。2016年2月にはリーダー的存在のモーリス・ホワイトが死去…という哀しいニュースもありました…が、その偉大なる軌跡をヒット曲を中心にまとめてみました。
Yam | 8,516 view
石井明美がゲスト!マハラジャ六本木「BUBBLY DISCO NIGHT」へ踊りに行かなくCHA♪

石井明美がゲスト!マハラジャ六本木「BUBBLY DISCO NIGHT」へ踊りに行かなくCHA♪

マハラジャ六本木で3月30日(土)に開催されるイベント「BUBBLY DISCO NIGHT」。ゲストとして1986年の大ヒット曲「CHA-CHA-CHA」で知られる石井明美が登場します!
懐かしいぞ!小林克也が流暢な英語で紹介する『ベストヒットUSA』!!

懐かしいぞ!小林克也が流暢な英語で紹介する『ベストヒットUSA』!!

第2次ディスコブームの1981年から始まった楽曲を紹介する番組「ベストヒットUSA」深夜の時間帯にもかかわらず人気で洋楽ファンなら欠かさずご覧になっていたのではないでしょうか。
ギャング | 1,266 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト