中原のラグビー部時代の後輩。34歳にして独身でうだつが上がらずだらしのない性格。佳代に一目ぼれしてアタックするがデリカシーのない言動のため嫌われている。しかし佳代は宏に近づくために利用しようと関係を持つようになる。
23歳。中原たちの行きつけのバー"コスモス"の常連。いつも仕事帰りに一人で飲んでいた。以前にも家庭のある人を好きになりその家庭を壊したことがある。中原に気があり神谷を利用して何かと問題を引き起こす。
主題歌は「風に吹かれて」
「風に吹かれて」(かぜにふかれて、英: Blowin' in the Wind)は、ボブ・ディランのセカンド・アルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』(1963年)に収録され、シングル・カットされた楽曲。
ピーター・ポール&マリーのカバーが世界的にヒットして、作者のディランを一躍有名にした。
Blowin'The Wind ボブ・ディラン 風に吹かれて - YouTube
不倫ドラマの代表として未だに話題にのぼる
1983年『金曜日の妻たちへ』最終回「小さな屋根の下で」:英子はフランスに行く。決心が鈍るからと見送りを拒んだ英子だったが、出国直前に中原宅に電話を入れる。不倫をテーマにしたドラマの結末のヴァリエーションは何種類もないような……。そんなデクレッシェンドな幕引き。
— 懐かしのTV番組&ときどき映画 (@MyDearOldFilms) November 5, 2015
不倫や浮気をテーマにした映画やテレビドラマの数々。『金曜日の妻たちへ』『スウィートシーズン』『昔の男』『不信のとき・ウーマンウォーズ』『今週、妻が浮気します』『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』『マディソン郡の橋』『恋におちて』『逢びき』など。
— 恋愛漫画情報 (@koimanga) November 4, 2015
最終回のネタバレ!
佳代は、想いを寄せていた宏と英子が不倫関係にあることを偶然目撃し、嫉妬心に燃えていた。自分のことは相手にしてくれない宏への当てつけに、宏の妻久子に不倫のことをバラしてしまうのだ。
これまで信頼していた夫と親友の裏切りを知った久子は、怒りを抑えることができず子どもを連れて家を出る。
しかし宏の懸命な説得の末、久子は子どもと一緒に家に帰り、やがて中原家は日常を取り戻す。
夫と不倫関係になっていた英子のことを強く非難した久子だったが、泣いて謝罪する英子の姿を見て、次第に仲直りしてゆく。
一方、英子の元夫である隆正と不倫関係の末結婚した玲子は、おなかに新しい命を授かっていた。
また、中原家を混乱させた張本人の佳代は、宏の後輩である神谷からの一方的な想いからズルズルと関係をつづけていたが、最終的には別れることとなる。
そしてクライマックス。いよいよ英子が日本を発つ日、中原家ではいつものように3家族が集まり、華やかで楽しい食卓を囲んでいる。
空港で出国手続きを終えた英子は、搭乗手続き開始のアナウンスを聞くと意を決した様子で中原家へ電話をかける。そして最後に一人一人と別れの挨拶を交わし、英子は一人パリへと旅立ってゆくのだった。
色々あったけれど、空港で真新しい人生を歩みはじめようとしている英子と、これまでどおりの幸せを育み続けようとしている3家族の夫婦たちが対照的に描かれている。
夫婦関係、親子関係、恋人関係、友人関係・・・これまで問題なく温められてきた各関係のなかに恋愛が生まれ、やがて不倫へと発展し、友だちや親子の間にもひびが入るなど、複雑なしがらみが膨れ上がる、ハラハラドキドキの連続だった物語のラストは、みんなが笑顔の爽やかなハッピーエンドだった。