【サッカー列伝】フランスＷ杯優勝時のキャプテン「ディディエ・デシャン」は超一流のキャプテンでした。

ディディエ・デシャン

生年月日　1968年10月15日
国籍　フランス
出身　バイヨンヌ
身長174cm、体重71kg。

選手概要

1998年、地元フランスでのＷ杯
（前列７番がデシャン）

現役時代は中盤の要ボランチとして活躍。

フランス代表としては、1998年地元開催のW杯にキャプテンとして出場し、フランスW杯初優勝に貢献。

2000年6月欧州選手権準決勝の対ポルトガル戦でフランス代表として初の国際Aマッチ通算100試合出場を達成。

また同選手権でも優勝し、史上初のW杯、欧州選手権の連続優勝に貢献。戦術能力が高く、豊富な運動量で中盤の軸として活躍、精神的にも強く、リーダーシップも旺盛で、“将軍”の愛称で親しまれた。

マルセイユ時代にフランスリーグ優勝2回、欧州チャンピオンズリーグ優勝(1992〜93年)、ユベントス時代にセリエA優勝3回、UEFAカップ優勝(’94〜95年)、欧州チャンピオンズリーグ優勝(’95〜96年)、トヨタカップ優勝(’96年)。

2001年現役を引退、フランス1部リーグ、モナコのテクニカル・ディレクターを経て、監督。
via ディディエデシャンとは - コトバンク

所属クラブ

ユベントス
ジダンも居ました

via ks.c.yimg.jp

1984年～1989年
FCナント

1990年
オリンピック・マルセイユ

1990年～1991年
FCジロンダン・ボルドー

1991年～1994年
オリンピック・マルセイユ

1994年～1999年
ユヴェントスFC

1999年～2000年
チェルシーFC

2000年～2001年
バレンシアCF

そうでした、チェルシーにも在籍してましたね。
現在の金満クラブになる前で、まだ古豪といったイメージの頃です。

キャプテンシー

ユーロ2000
決勝でイタリアに2-1で勝利！

via japan.chelseafc.com

ミシェル･プラティニ引退後、世界のトップレベルから姿を消したフランスは迷走を続けていた。

1990年、1994年共に地区予選で敗退。
大きな不安を抱えたまま迎えた母国でのワールドカップ。

プレーヤー達は充分な実力を持っていたが、経験という面に置いて他国に大きな遅れをとっていた。
だがそんな若いプレーヤー達をまとめ上げ、優勝に導いた。

2000年の欧州選手権でもキャプテンシーを発揮、史上2度目のワールドカップ、欧州選手権の連覇を果たした。フランス復権、最大の功労者である。
via +++サッカー名選手館+++ディディエ･デシャン(Didier Deschamps)

同時代のフランス代表ジダンに比べると、（サッカーファン以外には）知名度もマイナーですし、バロンドールや得点王を獲っている訳でもないので、少し地味ですが、彼抜きではフランスの優勝はおそらく無かったと思います。

ブラジルのドゥンガのような怒れる闘将とゆうタイプでは無かったと思いますが、チームメイトに信頼されている感じがしました。