THE COATS(ザ・コーツ)
中学生の時にロックの魅力にとりつかれたヒロトさん、特に「セックス・ピストルズ」に衝撃を受け、 中学を出たら高校に進学せずに上京してロックンローラーになりたいと思うようになり、親に相談するも当然のように反対されたという。
高校三年の夏、友人のハードロックバンド「ラウンド・アバウト」のボーカルが抜けたことで、誘われて加入したのが最初のバンド活動で、 その後「THE COATS(ザ・コーツ)」を結成。
THE BLUE HEARTS結成以前に、甲本ヒロトが結成していたモッズ・バンドである。
◆バンドのスタイル
甲本ヒロトがコーツ時代にマッハバロンをカバーしてたり、そもそも甲本ヒロトのロック原体験がマッハバロンだという話まで分かって、これはこの曲のことをもっと研究しなければと思ったんだけど多分ROLLY寺西氏あたりが既にやりつくしてるんだろうな。
— S.Kotchian (@KT0520) March 30, 2016
コーツは当時、パンクス御用達だったラバー・ソールを履いていたり、ブラック・ジーンズに3つボタンのジャケットを着てたりして、そんなにモッズ、モッズした感じじゃなかったんだよね。サウンドも含めて、ロンドンでその頃、流行っていたネオ・モッズっぽいなとは思ったかな。
◆主な楽曲
THE COATS/MY WAY 甲本ヒロト
THE COATS がんばれのうた ブルーハーツ 人にやさしくの原曲
・アヲハタオレンジマーマレード(作詞・作曲:亀山哲彦)
・涙のサタデーナイト
・おやすみのKISS
・キスしてほしい(作詞・作曲:甲本ヒロト)
・NONONO(作詞・作曲:甲本ヒロト)
・ロマンチック(作詞・作曲:甲本ヒロト)
・わからない
・思うままに(作詞・作曲:亀山哲彦)
・Please
・さてどうする
・Don't Ever Change
・You've Really Got A Hold On Me(スモーキー・ロビンソンのカヴァー。)
・マッハバロン主題歌のカヴァー
・二人のテーマ
・1,2,3,4の歌
他
既にある程度の音楽性を確立していたので、解散後も一部の曲はブルーハーツで発表されています。しかし、この曲で使われている「Oh destination」だけは山本正之のアルバム『アノ世ノ果テ』でしか聴けません。ザ・コーツのメインナンバーであったこの曲がどうしてそういう扱いを受けているのかは、まあ聴いてもらえば分かると思います。
ザ•コーツ 「Oh Destination」歌詞付き
(活動期間とバンドの印象)
2~3年くらいだったと思う。その間にドラムが何度も交代したり、とにかくコーツってバンドはドラマーが安定しなかったんだよ。だから人気はあったんだけどバンドとしては、あまり固まっていない印象
前身バンドは、ラウンドアバウト。