自称・史上最もシビアなお笑い番組!NHK「爆笑オンエアバトル」
2017年1月19日 更新

自称・史上最もシビアなお笑い番組!NHK「爆笑オンエアバトル」

1999年放送開始の爆笑オンエアバトル。ラーメンズやDonDokoDon、グレートチキンパワーズ、流れ星、タイムマシーン3号、ますだおかだ等多くの芸人が出演したネタ番組だった。出演後にブレイクした芸人も多数!爆笑オンエアバトルを振り返る!

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自称・史上最もシビアなお笑い番組「爆笑オンエアバトル」

1999年3月27日より2010年3月26日までNHK総合テレビで放送されていたお笑い番組。略称は「オンバト」「爆オン」「OAB」など(公式には『オンバト』が使われている)。
2000年代初頭にお笑い第四世代遅咲き組~お笑い第五世代に当たるお笑い芸人が台頭するきっかけを作った番組のひとつ。

後期はNHKエンタープライズ製作で放送された。
爆笑オンエアバトル

爆笑オンエアバトル

若手芸人が漫才やコント、漫談などを観客の前で披露し、面白いと評価されたネタだけが選ばれてオンエアー(放送)される。つまりネタが面白くなければ放送されないという、自称「史上最もシビアなお笑い番組」である。

ゴルフボールを用いて行われる番組独自の審査方法(詳細は審査方法を参照)は、2002年と2003年の『NHK紅白歌合戦』でも採用された。

番組マスコットキャラクターは「タマちゃん」というゴルフボールを模したキャラクターで、オープニングやネタ放送中の画面内にCGアニメとして出てくるほか後期にはセット内のオブジェにも用いられた。
QUOカードもあった!

QUOカードもあった!

審査方法もユニークだった「爆笑オンエアバトル」

一般公募で選ばれた100人の審査員が「この笑いを日本中に届けたいか否か」を基準に投票を行う。

1組ずつネタが終了する度に投票タイムに入り、投票する場合は手元に配られたゴルフボールを各自1個ずつレールに投入する。
レールを通ったボールは出場芸人の名前が書かれたバケツに集められ、全組のネタが終了後、各バケツの重さをデジタル表示の秤で計量。

このバケツの重さは“キロバトル(KB)”という番組独自の単位で表され、多くのボールを集め高いKBを記録した上位の芸人のネタのみがオンエアされる形となる。

オンエアされる条件は、

第1回~第2回 ・・・ 12組中上位7組がオンエア
第3回~第18回 ・・・ 11組中上位6組がオンエア(6位で2組が並んだ場合は7組オンエア)
第19回~第377回 ・・・ 10組中上位5組がオンエア(5位で2組が並んだ場合は6組オンエア)
第378回~第386回 ・・・ 15組中上位8組がオンエア(8位で2組が並んだ場合は9組オンエア。ただし実例はなし)
と時期によって変遷しているが、「10組中5組がオンエア」というのが一般的である。
投票で使われた色とりどりのゴルフボール

投票で使われた色とりどりのゴルフボール

出典 ameblo.jp

~審査員を務めた方による解説 「審査の流れ」~

開場一時間前に別室に集合して審査の仕方や手順を放送作家の
井上頌一さんからレクチャーを受けました。
投票の方法は単純で、オンエアOKと判断したらボールを1つ転がすだけ
です。でもこの1個が彼らにって非常に重要なわけですよ。

また感想を「ジャッジペーパー」という紙に書いていきます。
左側に縦に出場する10組の芸人さんの名前が書いてあって、
その横にそれぞれ空欄があり感想を書いていきます。
そして終了後、切り離してそれぞれ芸人さん達に渡されるそうです。
よって、これを見て芸人さん達は自分たちがどこが良かったのか
悪かったのかが分かるようになっているのです。
ゴルフボールがゴロゴロ~と流れていく

ゴルフボールがゴロゴロ~と流れていく

ジャッジペーパー

ジャッジペーパー

オンエアされなかった場合は「オフエア」と呼ばれた!

上位に入れずオンエアされなかったことを「オフエア」ということがあるが、これは2000年12月9日放送回で田上よしえがネタの中で「オフエア」という言葉を初めて使用してから一般に広まり、番組公式の用語としても使用されるようになった。

当然ながら番組内で披露されたネタは全て収録しているため、オフエアとなったネタも映像としては残されているが、基本的にお蔵入りとなる。
田上よしえ

田上よしえ

「オフエア」という言葉は、田上よしえがネタの中で使用し、一般に広まり、番組公式の用語としても使用された経緯がある。
出典 ameblo.jp

番組はお笑い第五世代をブレイクさせた!!

1999年の番組放送開始のころは、全国ネットで毎週放送される若手芸人による「ネタ見せ」番組はこの「爆笑オンエアバトル」のみであった。

その後2003年までに番組の常連だったダンディ坂野、テツandトモ、長井秀和を始め、いわゆる「お笑い第五世代」と呼ばれる世代を中心に、お笑い第四世代とほぼ同じ芸歴の遅咲き組(お笑い第4.5世代とも言われる)を含む多数の芸人をブレイクさせた。

その後民放でも若手芸人によるネタ見せ番組が多く放送されることとなり、2000年代初頭から台頭するお笑い第五世代の牽引役となった。
[VHS] 爆笑オンエアバトル テツandトモ

[VHS] 爆笑オンエアバトル テツandトモ

[VHS] 爆笑オンエアバトル 長井秀和

[VHS] 爆笑オンエアバトル 長井秀和

この番組を経てブレイクした芸人は数多い。
主な出演芸人は、ラーメンズやアメリカザリガニ、ますだおかだ、流れ星、DonDokoDon、タカアンドトシ、ハマカーン、アンタッチャブル、アンジャッシュ、エレキコミック、おぎやはぎ、キングオブコメディ、陣内智則、青木さやか、いとうあさこ、ドランクドラゴン、博多華丸・大吉、スピードワゴン、はなわ、トータルテンボス、アンガールズ、サバンナ、タイムマシーン3号、パンクブーブー、東京03、U字工事、オジンオズボーン、我が家、ダイノジetc.
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