昔の日本では夜這いが日常的に行われていた!? 性風俗がほぼ無かった時代の男女の恋愛事情とは!?
夜這いって言葉は知っているけど、深く考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。なんとなく女性の家に夜中に入り込んで性行為を求める慣習ってくらいの認識ではないですか?
実はこの夜這いって、1960年代まで生き残っていた歴史ある慣習だったのですよね。まだ日本が「村社会」という仕組みで生活を営んでいた時代には、ごく普通に行われていたようなのです。そこで今回はこの夜這いの歴史を振り返ってみたいと思います。
さらにAVのジャンルにも夜這いジャンルがあって、それも厳選ピックアップしてみたいと思います。どうやら日本人には夜這いのDNAが組み込まれているのかもしれませんよ♪
実はこの夜這いって、1960年代まで生き残っていた歴史ある慣習だったのですよね。まだ日本が「村社会」という仕組みで生活を営んでいた時代には、ごく普通に行われていたようなのです。そこで今回はこの夜這いの歴史を振り返ってみたいと思います。
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夜這いってそもそもなに? 歴史から紐解く日本の性風習
夜這いとは夜遅く寝静まった時間帯に、性交を目的に男性が女性の寝床に訪れることです。日本各地に存在した慣習で、本来は男性が女性の寝床へ行くことで求婚を求める意味だったそうです。
夜這いとは、女性に対して結婚を呼びかけることを「呼ぼう」と称したのが語源とされていて、夜に行われることから「夜」の字が当てられるようになりました。それが夜這いという言葉に変容していったのですね。
夜這いとは、女性に対して結婚を呼びかけることを「呼ぼう」と称したのが語源とされていて、夜に行われることから「夜」の字が当てられるようになりました。それが夜這いという言葉に変容していったのですね。
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夜這いの歴史はとても古く、万葉集にも記述があるそうで、それは日本各地の村々で行われていた慣習だったようです。古来日本での夫婦関係は「妻問い婚(つまどいこん)」というものだったそうで、それは婚姻の一種で夫が妻の下に通う婚姻の形態でした。招婿婚(しょうせいこん)とも言うそうです。男女はそれぞれ別に住んでいながら妻の元へ夫が通うという形態だったようで、まだ社会制度も確立していなかった時代、特に各地の共同体(村社会)では「一夫一妻制」という概念も無かったというのが実情で、夜這いという風習はごく普通に行われていたようですね。なんだか凄いですよね。
夜這いの方法にも様々あったようで、村の女ならみんな夜這いしてもいい村、未婚の女に限る村、他村の男を拒否する村、拒否しない村、盆とか祭りの日だけ他の村の男にも開放する村などなど。また、若衆仲間と娘仲間で1年間毎にクジで相手を決める村もあれば、1ヶ月や3ヶ月で変える村などもあったようです。順周りで毎回相手を変える村とかも。なんとも羨ましいというか、今のモラル感覚だと意味不明のような気もします。
夜這いの方法にも様々あったようで、村の女ならみんな夜這いしてもいい村、未婚の女に限る村、他村の男を拒否する村、拒否しない村、盆とか祭りの日だけ他の村の男にも開放する村などなど。また、若衆仲間と娘仲間で1年間毎にクジで相手を決める村もあれば、1ヶ月や3ヶ月で変える村などもあったようです。順周りで毎回相手を変える村とかも。なんとも羨ましいというか、今のモラル感覚だと意味不明のような気もします。
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各地で独特の夜這いルールが決められていた!? 狭い村社会で生き抜くために娘を差し出すケースも
各地域の集落ごとに夜這いのルールは違ったようですが、概ね男性が前もって女性に対して夜這いに行くことを通告していたようです。そして夜になって男性が女性の家へ向かうのですが、戸を開けるかどうかで正否の確認となったそうです。どうやら選択権は女性にあったみたいですね。
またある地域では、娘が13歳くらいになる頃、信頼の置ける年配者に親が依頼し、娘を女にしてもらうということもあったようです。なんとも羨ましい限りじゃないですか。さらに親は娘を女にしてもらったお礼にお米やお酒を送ったりもしたそうです。
この習慣を推測するに、土地の実力者に娘を差し出して、何かしらの優遇を得るみたいなことだったのかもしれませんね。また村の若衆、娘を家に縛るため。村社会という狭い社会を維持、生き抜くための知恵、その土地でうまくやっていくにはこのようなことをやらざるを得なかったのかもしれません。
なんだか自由というか、何でもありというか凄いものです。当時の性に対する道徳観念ってどんなものだったのでしょうね。今の結婚という概念からも程遠いので戸惑ってしまいます。個人よりコミュニティの存続が重要だったのでしょう。村の存続がすべてだった時代の苦肉の策という見方もできます。いずれにしても、性に関して当時の日本人は開放的だったと言っていいのかもしれません。とはいえ揉め事などは起きなかったのでしょうか。それにしても、現代に夜這いの風習が残っていたらなあって思っちゃいますよね。間違いなく揉め事ばかりになりそうですけど。
またある地域では、娘が13歳くらいになる頃、信頼の置ける年配者に親が依頼し、娘を女にしてもらうということもあったようです。なんとも羨ましい限りじゃないですか。さらに親は娘を女にしてもらったお礼にお米やお酒を送ったりもしたそうです。
この習慣を推測するに、土地の実力者に娘を差し出して、何かしらの優遇を得るみたいなことだったのかもしれませんね。また村の若衆、娘を家に縛るため。村社会という狭い社会を維持、生き抜くための知恵、その土地でうまくやっていくにはこのようなことをやらざるを得なかったのかもしれません。
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映画『はるヲうるひと』特報
コロナ禍で公開が延期されている豪華キャストで描いた作品。社会と隔絶された島で置屋(売春宿)を営む三兄弟の人生を描いています。仲里依紗、坂井真紀、向井理、山田孝之と豪華な面々。
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トダカユースケ《プロフィール》
大学卒業後、英知出版勤務。「べっぴん」「ビデオボーイ」「すっぴん」「Dr.ピカソ」編集部などで勤務。その他にも三和出版、マクセル出版など編集畑を渡り歩く。アイドル写真集を30タイトル以上制作。
出版社勤務を辞めた後、IT関連企業に入り、アイドルDVDのメーカーを立ち上げ50タイトル以上の作品を制作。独立後、携帯コンテンツ、電子書籍、ローカルテレビ、企業広告などの制作を行っている。
出版社勤務を辞めた後、IT関連企業に入り、アイドルDVDのメーカーを立ち上げ50タイトル以上の作品を制作。独立後、携帯コンテンツ、電子書籍、ローカルテレビ、企業広告などの制作を行っている。
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