さらば!るんるんカンパニー!!の巻
ご紹介しそこないましたが、秋田兄弟の父は日本人ですが、いまはアキタ王国の王なのです。
若い頃にボクシングの(少年)チャンピオンだった父は、アキタ王国での試合を観戦に来ていた王女と恋に落ち結婚、アキタ王国の王となっていたのでした。前述のように、秋田兄の名は冒険王、弟はまんが王、、とうぜん妹は、ひとみ。
とり作品のギャグは「説明しないこと」でもあるので、これ以上は説明しません、、f^^;
さて、そのアキタ王国から妹のひとみが消えます。現場にはなぜか納豆が、、
一方、裏の生徒会として学園の平和を取り戻したとするかつらは、次なるターゲットを求め転校することにします。タツローを思う気持ちから一人反対するくるみ。
そんなとき、学内のタブロイド紙「とりかま真実」に生徒会の裏の顔が暴露されます。編集長敵田鑑生(もちろんタキタ氏演じる(?))を使い、羽高求が裏で糸を引いていたのです。三人を追及し、学園からの追放を告げる羽高。タツローは三人を庇いますが、かつらは別れを告げます。
学園のスポンサー、宗教法人「おどろ教団」と対立し、いままでも三人に煮え湯を飲まされてきた、宗教団体「納豆の光」—。
学園に隠された「最終兵器」を狙った彼らは、三人が去って無防備な学園を襲い、ひとみを人質に、最終兵器の制御室をも手にします。
、、というのが、PART.IIまでのおハナシ。
さて、最終回PART.IIIは、、
タツローたちの前には納豆六人衆が立ちはだかります。
まずは、ひきわりの小源太が襲いかかります。
しかし、、
—案の定、この場面の実況中継もウブタさんが“演じる”納豆評論家の糸尾引造(!)。
どうなるかというと、、無理が出る訳ですねf^^;
「うーん かけもちキャストが命とりになった だから低予算まん画はいやなんだ」
タツローたちのクラスメートも“演じる”ヨネダ氏。
「なんだヨネダ氏じゃない なんてかっこうしてんだい/じゃあね!! 先急ぐんでまたあとで—」
難なく素通りされてしまいます。
—自らの存在の疑問に壁に向いて膝を抱えてしまうヨネダ氏^^;
制御室まで迫ったタツローたちですが、最終的にはやはり、ひとみを盾にされてしまいます。
万事休すか、その時—
懐かしいコスチュームに身を包んだ三人娘、るんるんカンパニーの登場です!
学園を去ったのは敵のスパイが監視している手前の偽装だったのです。逃走しようとする教祖には羽高が立ちはだかります。さらにインターポールからもひとみ誘拐の容疑で捜査官が。
納豆の光の脅威は去り、最終兵器の悪用は免れました。
、、はずが。二人でキーを差し込みスイッチを押して最終兵器を作動させてしまう秋田兄弟!(あいかわらず行動に脈絡がありません、、!)
その後もここぞで投入されるとり作品の見開き書き込みモブシーン!!
テンポと迫力と書き込みの細かさとバカらしさの融合ですからね、なんとも説明しても虚しいですね、、f^^;
そして—
秘密の最終兵器とは「これが出ると連載がオシマイになってしまうという…これぞまさに最終兵器!!」だったのです!^^;
いつの間にか消えている、るんるんカンパニー。“置き手紙”が舞い降りてきます。
〈今度はほんとにさようなら達郎クン/今日の活躍をみてたら もうわたしたちがいなくても だいじょうぶみたいね/そう遠くない将来 きっとまたあえることを確信しているわン/それまで赤ちゃんのおもりよろしくね〉
—去ったのはかつらと静だけで、くるみは達郎に託され残ったのでした。泣くくるみを相手する達郎、いままで通りです、、《LUNLUN COMPANY -THE END》
窓を打ち破って、校舎内に侵入するタツローたち。
ちなみに、この左ページのタツローたちの侵入の3コマなんか、この当時のとり作品のセンスが光る映画的流れだと思うんですがどうでしょう?^^