奇才、少年誌への帰還〜 漫画「てりぶる少年団」
2016年4月11日 更新

奇才、少年誌への帰還〜 漫画「てりぶる少年団」

しばし少年誌を離れて活躍していた漫画家とり・みきの、久々の少年誌連載にして、少年サンデーデビューとなった「てりぶる少年団」。とり信仰の筆者がご紹介しますf^^;

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第1巻(て、1巻しかないけどねっ!>_<)の表紙

5年ぶり、少年誌への“帰還”

今回ご紹介する「てりぶる少年団」は、漫画家とり・みきが89年から週刊少年サンデーに連載した作品です。
漫画家。 熊本県生まれ。 明治大学在学中に「少年チャンピオン新人マンガ賞」(秋田書店)に応募。 応募作『ぼくの宇宙人』が佳作第一席になり「週刊少年チャンピオン」誌上に掲載、デビュー作となる。 以後ギャグ漫画をメインにしながら、エッセイ・コミックやシリアス物も手がけ、作品発表の場も少年誌からSF誌・一般誌まで幅が広い。 94年『ダイホンヤ』98年『SF大将』で星雲賞コミック部門、95年『遠くへいきたい』で文春漫画賞を受賞。 趣味は事件・事故・災害報道のビデオ録画、下手なテニス、工事中の看板のキャラクター「オジギビト」の写真収集。 好きなミュージシャンはBrian Wilson。 好きな女優は原田知世。 魚座。 O型。 劇場版パトレイバー・シリーズの第三作『WXIII機動警察パトレイバー』では脚本も担当。
84年に週刊少年チャンピオンでの連載を終了した「クルクルくりん」以来、5年ぶりの少年誌連載。デビュー以来くりんまではチャンピオンでのみで作品発表していた、とり氏の少年サンデーデビューとなったわけですが、、
作品リスト

(括弧内は、雑誌掲載年)

こまけんハレーション(1979年、『週刊少年チャンピオン』46-52号、秋田書店 単行本:『しまった。』収録 1984年、ジェッツコミックス、白泉社)[1]
バラの進さま(1980年、『週刊少年チャンピオン』1-32号 単行本:1980年、少年チャンピオンコミックス、秋田書店)[1]
たまねぎパルコ(1981年-1982年、『月刊少年チャンピオン』1981年5月号-1982年4月号、秋田書店 単行本:1982年、少年チャンピオンコミックス)[1]
るんるんカンパニー(1980年-1982年、『週刊少年チャンピオン』1980年46号-1982年24号 単行本:1981年-1982年、少年チャンピオンコミックス:1990年、愛蔵版。いずれも秋田書店)
すけこまくん(1982年-1983年、『ヤングチャンピオン』1982年1号-1983年9号、秋田書店)(連載当初4回目までののタイトルは「バージンください」)[1]
クルクルくりん(1983年-1984年、『週刊少年チャンピオン』1983年13号-1984年30号 単行本:1983年-1984年、少年チャンピオンコミックス:ギャグの解説がついた新装版1990年、トクマコミックス、徳間書店 ※いずれも最終第6巻で『すけこまくん』も掲載)[1]

岩井小百合主演、宍戸錠、小倉久寛、有森也実ら出演でテレビドラマ化された。主題歌の作詞も行っている[1]。

とりみ菌!!(1983年-1984年 単行本:1984年、ジェッツコミックス、白泉社)
しまった。(1979年-1984年 単行本:1984年、ジェッツコミックス)
ときめきブレーン(1984年、『月刊少年チャンピオン』 単行本:『裏とり』)
ポリタン(1985年、『月刊コミコミ』、白泉社 単行本:1985年、ジェッツコミックス)※読切作品『充血刑事』の続編[1]。
吉田さん危機一発(1983年-1986年、『ザ・まんが』・『コミコミスペシャル』・『月刊スーパーアクション』、双葉社 単行本:1986年、アクションコミックス、双葉社)※雑誌掲載時のタイトルは「吉田さん危機一髪」。[1]
裏とり(1984年-1986年 単行本:1986年、CBS/SONY COMICS、CBSソニー出版)
愛のさかあがり(1985年-1986年、『平凡パンチ』、マガジンハウス 単行本:1987年-1988年、角川書店:1995年、ちくま文庫、筑摩書房)
ひいびいじいびい a Heebie-jeebie(1986年-1987年、『コミコミ』 単行本:1987年、ジェッツコミックス)
だまって俺について来い(1985年-1986年 単行本:1987年、青林堂)
とりのいち(1987年-1989年 単行本:1989年、青林堂)
山の音(1988年、『SFマガジン』、早川書房 単行本:1989年、早川書房:1993年、ちくま文庫)
てりぶる少年団(1989年、『週刊少年サンデー』、小学館 単行本:1990年、少年サンデーコミックス スペシャル、小学館)
引用文中、「たまねぎパルコ」は表記誤り、正しくは「たまねぎぱるこ」
と、いうように、とり氏はくりんでチャンピオン(秋田書店)を離れて以来、その活躍の場をいわゆるマイナー誌あるいは漫画誌以外の媒体に載る漫画に移しているのです。
このことがなにを意味するのかというと、、それはいましばしお待ち下さいませm(_ _)m

てりぶる少年団の活躍(?)

登場人物とおハナシ、、

さて、今作の登場人物です。
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第1話「ねずみの章」扉絵

中央:天本(正太郎)博士
右上:テッキー
左:ミッキー
右下:リスキー
出典 wada y
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涼美
聖一角獣学院の高校生
出典 wada y
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つづら
涼美の友人。同じく聖一角獣学院の高校生
出典 wada y
涼美とつづらの学校からの帰り道、突然地中より頭を出したかと思うと引っ込めて見えなくなった奇っ怪な男の子、、(テッキーです^^;)
と、今度は「今どきマンガの中と銀蝿一家以外は都内では完全に死に絶えたと思っていた国宝級の不良よ!?」という絵に描いたような(描いてあるんですがf^^;)不良に絡まれる二人、、
そこに三人組の男の子が茶々を入れて助けて(?)くれます。
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三人組の名前は「てりぶる少年団」!(ま、恥ずかしそうですが、、)
そこに、いい大人なのにさらに輪をかけてオカシな人物が入ってきます。
てりぶるの三人曰く、「世紀の天才科学者!!」天本博士です。

これが第1話、てりぶる少年団と博士、涼美とつづらの出会いです。
、、あとは別にすじもなにも。ギャグ漫画ですからf^^;

とり・みきの世界

どなたかも言っておられましたが、ギャグを説明するなんてことほど、野暮で無粋で無駄で愚かなことはありませんね(自己否定)。でも仕方がないので、ちょっと紹介します>_<
こんなんで面白さが伝わる訳ありません。よかったらぜひ作品をご一読下さい!
wada y (1600946)

たとえば、先ほど紹介の、涼美らに絡む国宝級の不良たち。
不良の定番、お茶でもと、でもぜんぜん気弱に誘っておいて、つづらにきっぱり断られ、
「ど、どうしよう?」「いまさらひるんでどうしますか。」

「渋カジにしてもだめかな?」
「だめ!!」
出典 wada y
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「こういうのではどうでしょう?」

「私こういうのわりと好きかしんない…」
「あんたなに考えてんのよ!?」

…義務教育じゃないからね、いちいち説明しませんよ^^;
出典 wada y
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