山内一弘と落合博満
ロッテ監督時代、新人だった落合博満の打撃指導をしていたが、「指導は結構です、ほっといてください」と言われる。
落合本人は、後に「当時は山内監督の高度な打撃理論が理解できなかった」と語っており、山内の人柄・打撃理論、また指導してくれたことなどに関して、自著で感謝の意を述べている。
落合は山内から伝授された正面打ち(カーブマシンを自分の真正面に置き、自分に向かって飛んでくる球を左に打ち返すというもので、左脇を締めて壁を作る練習など)を現役晩年まで実践していた。
落合本人は、後に「当時は山内監督の高度な打撃理論が理解できなかった」と語っており、山内の人柄・打撃理論、また指導してくれたことなどに関して、自著で感謝の意を述べている。
落合は山内から伝授された正面打ち(カーブマシンを自分の真正面に置き、自分に向かって飛んでくる球を左に打ち返すというもので、左脇を締めて壁を作る練習など)を現役晩年まで実践していた。
山内さんの指導は最初は理解できなかった。
でも野球をずーっとやって行くうちに山内さんの言ってたことが理解できるようになってた。
気が付いたら山内さんの言ってたとおりの打ち方や考え方に自然となっていたんだ。
何年も経ってからなんですがね…
教育や指導ってこういうものだと思うんだよね。
教えたことがすぐ理解できたり実践できるわきゃないですよ。
指導や教育が実を結んで成果となるのは何年もかかることだってあるんですよね。
山内一弘と掛布雅之
山内は掛布に対しても徹底指導を行った。
夕食後の練習として、山内は夜8時頃になると2本のゴルフクラブを持って現れたという。
夕食後の練習として、山内は夜8時頃になると2本のゴルフクラブを持って現れたという。
「山内さんは2本のゴルフクラブを水平に構え“カケ、この間を抜いてみろ!”と言うんです。つまり、狭い空間を振り抜け、と。要するにレベルスイングの大切さを覚えさせようとしたんでしょう」
山内一弘が語った打撃理論と練習法
山内一弘 豪打列伝
0:55ぐらいからシュート打ちの極意を語っている。
現役引退してから長い月日が経つのに、リストを効かせた鋭い振りは健在。
バットを走らせるため指先だけでバットをコントロールする術を身に着けたという。
現役引退してから長い月日が経つのに、リストを効かせた鋭い振りは健在。
バットを走らせるため指先だけでバットをコントロールする術を身に着けたという。
via www.youtube.com
卓越した打撃理論と、徹底した指導で多くの名打者を育てた山内一弘。
世代が異なり現役時代の活躍を見ることはできなかったが、その内角打ちの極意は落合を初め多くのバッターに引き継がれ私たちを感動させてくれた。
まさにレジェンドである。
世代が異なり現役時代の活躍を見ることはできなかったが、その内角打ちの極意は落合を初め多くのバッターに引き継がれ私たちを感動させてくれた。
まさにレジェンドである。
その前の自主練習を含めると4時間以上。
練習後、アンダーシャツを絞ったら染み込んだ汗がジャーッと出てきたという。