【高畑勲監督追悼譚】元スタジオジブリ・木原浩勝さんの高畑勲監督追悼譚をツイッターよりご紹介。

先日「火垂るの墓」はじめ日本アニメーション史に残る巨匠、高畑勲監督が逝去されました。多くのメディアでその訃報が報じられる中、スタジオジブリ創設時のメンバーで当時の高畑勲監督を知る木原浩勝さんが、在りし日の高畑勲監督を偲ぶツイートをされていました。木原氏ならではのツイートを一部ご紹介します。

#高畑勲監督追悼 ⑥
包帯が巻かれてた人は描かれていないはずです。

なかでも作画監督の故・近藤喜文さんは原画の修正作業がありますから、丁寧にスケッチを取られていました。#火垂るの墓をご覧になる際は包帯も少し気にして観てください。
— 木原浩勝/28日22時！ニコ生『件ちゃん暗殺計画（不在）』を放送します！みんな観てね！ (@KiharaHirokatsu) April 8, 2018

#高畑勲監督追悼
『ハーモニー処理』ってなんですか？
と訊かれました。
簡単に言えばメカニックなど、セルの表から見て背景の様に見せる技術です。（なんとざっくりな説明）
従って裏から見るとよく分かりません。高畑さんはラピュタでプロデューサーを務められましたから、ゴリアテで許して下さい。 pic.twitter.com/ZWARAiQErd
— 木原浩勝/28日22時！ニコ生『件ちゃん暗殺計画（不在）』を放送します！みんな観てね！ (@KiharaHirokatsu) April 8, 2018

#高畑勲監督追悼
『セロ弾きのゴーシュ』毎日映画コンクール・大藤賞受賞記念上映のチラシに残る高畑勲監督直筆コメントです。

後にスタジオジブリでご一緒するとは、夢にも思わなかった時代でした。（まだスタジオありませんからね） pic.twitter.com/224zfTjscQ
— 木原浩勝/28日22時！ニコ生『件ちゃん暗殺計画（不在）』を放送します！みんな観てね！ (@KiharaHirokatsu) April 8, 2018

その制作への拘りは、アニメーション界で受け継がれていくべき宝だと思います。
高畑勲監督のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

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作家・木原浩勝が所長を務める「万博好きやん（scan）研究所」は大阪万博2025の実現を徹底応援！1970年に開催された大阪万博（日本万国博覧会）当時の凄まじい熱量と日本の底力を”ディスカバリー&フューチャー（温故知新）”としてコラム上に再現するとともに、2017年から2025年の日本社会を予測。大阪万博2025を実現に導く為の提言をどこよりも熱く展開します。毎週金曜日正午に更新！