あなたはいくつ覚えている?90年代に活躍したヴィジュアル系バンド特集
2021年3月1日 更新

あなたはいくつ覚えている?90年代に活躍したヴィジュアル系バンド特集

90年代。男性が化粧をするいわゆる「ヴィジュアル系バンド」がブームになりましたよね。強烈なインパクトを与えてくれたバンドたち、覚えていますか?

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SHAZNA

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まるで女性のような髪型、衣装で衝撃を与えた「SHAZNA」。一度観たら忘れられないほどのインパクトでしたよね。

1994年にインディーズデビュー。1997年に「Melty Love」でメジャーデビューしました。そして、2枚目のシングル「すみれ September Love」(一風堂のカバー)で一躍有名になりました。

結成当初はIZAM、NIY、NIYの弟の3人で活動。その後NIYの弟が脱退し、A・O・Iが加入。インディーズ時代は桂‐KATSURA‐というメンバーがいた時期もあったのですが、結局IZAM,NIY、A・O・の3人でメジャーデビューします。1997年から2000年まで活動し、活動休止期間へ。

2006年に活動再開しましが、2009年に解散しています。ですが、2017年に新メンバーを3人加え、新華(しんか)。現在は6人組として活動しています。

ちなみにIZAMさんは1999年に吉川ひなのさんと結婚しますがその年に離婚。2006年に吉岡美穂さんと再婚。恐妻家としてもテレビに出るようになりましたね。

MALICE MIZER

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当時活躍していたヴィジュアル系バンドの中でも、素顔が分からないほどの派手なメイクだったMALICE MIZER。派手といってもフランス貴族のような上品さがあるバンドでした。

「人間とは何か?」をテーマに独特な衣装、ステージを繰り広げる彼らも、一度観たら忘れられないインパクトでしたよね。「究極のヴィジュアル系」「総合芸術集団」とも呼ばれていました。

1992年に結成、初代ボーカルはTetsuでした。Tetsuはロック志向が強く、メンバーとの方向性の違いで脱退。その後加入したのがGacktです。GacktはMALICE MIZERの世界観にぴったりですよね。「ステージで空を飛びたい」といったことが加入の決め手になったそうです。

1997年に「ヴェル・エール 〜空白の瞬間の中で〜」でメジャーデビュー。人気も出てきて順風満帆だったころ、Gacktが行方不明に。メンバーや所属事務所との確執があったのではないかと伝えられていますが、真実は現在も明らかになっていません。いや、Gackt、めっちゃいるじゃん、という感じですけどね。

1999年1月にGacktが正式に脱退。その後ドラムのkamiが急逝してしまいます。2000年に新しいボーカルKlahaを迎えていますが2001年に音楽活動を休止しています。

2009年からは2年おきくらいのペースでManaとKöziにより「Deep Sanctuary」というイベントを開催。MALICE MIZERの楽曲を披露しています。

FANATIC◇CRISIS

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1992年に名古屋で結成されたヴィジュアル系バンドFANATIC◇CRISIS。ボーカルの石月さんは当時15歳でした。

1995年にインディーズデビュー。1997年に「SUPER SOUL」でメジャーデビューしています。局長はポップス色が強かったので耳なじみがいい曲でしたよね。ヴィジュアル系バンドというのはあくまで見た目のくくりなので、音楽性はバンドによってかなり個性があります。

FANATIC◇CRISISは服装も派手ではありましたがゴテゴテのヴィジュアル系というよりファッショナブルな感じでしたよね。それでもSHAZNA、MALICE MIZER、次に紹介するLa'cryma Christiとともに「ヴィジュアル四天王」と呼ばれていました。

2005年に解散しています。

La'cryma Christi

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La'cryma Christiは元々大阪を拠点にしているバンドでした。1991年に前身バンドSTRIPPE-D-LADYを結成。1994年にメンバーの入れ替わりがあり、その後バンド名をLa'cryma Christiにに改名しました。バンド名の意味は「キリストの涙」。「誰も見たことがないキリストの涙の色を、自分たちのステージングと楽曲で表現したい」という意味が込められているそうです。

1994年にインディーズデビューし、1997年に「Ivory trees」でメジャーデビューしています。音楽はプログレッシブ・ロックと表現されることが多いです。

2005年にギターのKOJIが脱退。バンド自体も2007年に解散しますが、2009年に再結成。その時kKOJIも再加入しています。

PENICILLIN

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PENICILLINは1992年に結成。上條淳士の漫画作品『TO-Y』に登場するバンド「ペニシリン・ショック」から名付けたそうです、インディーㇲ時代は「Penicillin」と表記されていました。

1994年にインディーズデビュー。1996年に「Blue Moon / 天使よ目覚めて」でメジャーデビュー。その年の7月に日本武道館でライブを行っています。今では珍しくないですが、当時新人がいきなり武道館というのはかなり珍しかったんですよ。

1998年には「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」のオープニングテーマ「ロマンス」を発売。タイアップが付いたことで認知度もアップしました。海外でなども活動をしていたのですが2007年にベースのGISHOが脱退。その後は3人で活動を続けます。

2010年に2012年の結成20周年に向かって自主レーベルを設立。その後は自主レーベルで活動しています。
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