70年代に、大映テレビが制作した「岡崎友紀」主演のライトコメディシリーズ。
2019年8月24日 更新

70年代に、大映テレビが制作した「岡崎友紀」主演のライトコメディシリーズ。

大映テレビが制作したライトコメディシリーズによって岡崎友紀はブレイクし、それまでのアイドルの概念を変えてしまいました。70年代の前半は岡崎友紀のものだったといってよいでしょう!

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岡崎友紀

日本での話ですが、アイドルが近寄りがたい存在から「身近で可愛い」という概念に変わったのは、1970年から人気が出てきた岡崎友紀(と吉沢京子)からとされています。
岡崎友紀は当時の人気のバロメーターであったマルベル堂発表のブロマイドの売り上げが、46ヶ月連続首位という記録を作った程です。
岡崎友紀

岡崎友紀


本名:岡崎 友紀子
生年月日:1953年7月31日
出生地:東京都千代田区神田
血液型:AB型
活動期間:1963年~現在
岡崎友紀の人気を決定づけたのは、大映テレビが制作した岡崎友紀主演のライトコメディシリーズです。

それにしても、当時の写真を見ると、確かにカワイイ。「身近で可愛い」女の子と言われても、身近にこんなカワイイ女の子はそうザラに居るものではありません。身長157cmだそうですから、そこらへんが身近ちゃ身近ですかね。

それでは、そんな岡崎友紀の大映テレビ制作のライトコメディシリーズをご紹介します。

おくさまは18才

岡崎友紀のデビューは早く、1961年には子役としてミュージカルに出演しています。テレビドラマは1966年の「太陽の丘」が初出演で、ブレイクするのは1970年に放送された大映テレビ制作のライトコメディシリーズの1作目「おくさまは18才」です。
おくさまは18才

おくさまは18才


原作:本村三四子
出演者:岡崎友紀、石立鉄男 他
制作:TBS・大映テレビ室

放送期間:1970年9月29日~1971年9月28日
放送時間:火曜19:00~19:30
放送分:30分
回数:53
岡崎友紀も若いですが、隣に並んでいる石立鉄男が若い!いや、若すぎる。と、まぁ、それはともかく、最高視聴率33.1%を記録するほど大ヒットした「おくさまは18才」には原作があります。
おくさまは18歳

おくさまは18歳

本村三四子 (著)
【あらすじ】
チャーミングな18歳のリンダは、大学で心理学を教えるリッキー先生とめでたく結婚し、18歳の若奥様に! 幸せな新婚生活が始まると思ったが、生徒にモテモテなリッキーが気がきでない。そんなリンダは思い切って、夫婦ということを秘密にしてリッキーの大学へ入学する! 2人の恋のライバルも現れて、波乱に満ちた学園生活が始まった!
ドラマでは設定が高校になり、リンダが岡崎友紀、リッキー先生が石立鉄男と完全日本仕様です。結婚を隠している先生と生徒に次々と襲いかかる難題。学園ラブ・コメディの典型といえますが、当時はこれがグッと来た!

おくさまは18才

今ではアイドルと言えば歌手の印象が強いですが、岡崎友紀にしても吉沢京子にしても女優ですからね。女優の方が注目度が高かったのでしょうか?それとも、歌手にカワイイ女の子がいなかったからでしょうか?もっとも、岡崎友紀も歌ってもいます。
デビュー曲は1970年3月5日 発売の「しあわせの涙」です。
しあわせの涙

しあわせの涙

岡崎友紀
こ、こ、これは、ジャケットが美しい!もう、ファンでなくともジャケ買い確定でしょう。因みにこの「しあわせの涙」は「おくさまは18歳」でブレイクする前に出ています。

なんたって18歳!

「しあわせの涙」のジャケットからも分かるように、岡崎友紀はスタイルがイイ。そして美人だ。お色気路線でも十分いけたと思うのですが、「おくさまは18歳」の大ヒットによってコメディー路線を継続することになるんです。…残念ながら。で、続いて主演したのが、いかにも二番煎じな感じが拭えない「なんたって18歳!」です。
なんたって18歳!

なんたって18歳!

原作:才賀明
脚本:才賀明 他
出演者:岡崎友紀、十勝花子 他
プロデューサー:春日千春 他
制作:TBS 大映テレビ
放送期間:1971年10月5日~1972年9月26日
放送時間:火曜19:00 - 19:30
放送枠:TBS火曜7時枠の連続ドラマ
放送分:30分
回数:52
【あらすじ】
大財閥の令嬢・まどかは18歳になると祖母と母親の決めた許婚・竜二と結婚しなくてはならなかった。
しかし、まどかは「はるか」と偽名を使い、婿養子である父親の経営するバス会社にバスガイドとして就職するというコメディ
まぁ、似ているのはタイトルとコメディの質だけで、「おくさまは18歳」とはストーリーや設定は全く異なります。これがまたまた大ヒットしるんですねぇ。
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