魔法少女アニメといえば、1966年に放映された『魔法使いサリー』を思い浮かべる方も多いかもしれない。『魔法のプリンセス ミンキーモモ』は、サリーちゃんの後、1980年代に第二期魔法少女ブームを巻き起こし、変身魔法少女という新しいジャンルの先駆けとなったアニメである。
地球に夢と希望をもたらすために送られた、「夢の国」のプリンセス、ミンキーモモ。今でこそ、社会で活躍する女性も増えたものだが、このアニメ放送が始まった当時は、まだまだ女性の社会参画が厳しかった時代。
ミンキーモモが様々な職業の大人に変身して、問題を解決していくという設定は、女の子たちにダイレクトに夢を与えるストーリーだったといえるだろう。
1991年から第二作が放映されたが、本記事では、第一作についてとりあげる。
地球に夢と希望をもたらすために送られた、「夢の国」のプリンセス、ミンキーモモ。今でこそ、社会で活躍する女性も増えたものだが、このアニメ放送が始まった当時は、まだまだ女性の社会参画が厳しかった時代。
ミンキーモモが様々な職業の大人に変身して、問題を解決していくという設定は、女の子たちにダイレクトに夢を与えるストーリーだったといえるだろう。
1991年から第二作が放映されたが、本記事では、第一作についてとりあげる。
『魔法のプリンセス ミンキーモモ』 アニメ概要
『魔法のプリンセス ミンキーモモ』(まほうのプリンセス ミンキーモモ)は、葦プロダクション(現:プロダクション リード)が製作した一話完結型の魔法少女アニメ。総監督は湯山邦彦、原案・構成は首藤剛志。少女が大人に変身し活躍するというストーリーで、1982年に最初のテレビシリーズが、1991年に続編が放映された。
第1作は1982年3月18日から1983年5月26日まで、全63話がテレビ東京系列で放映された。空にある夢と魔法の国「フェナリナーサ」から、イヌ、トリ、サルの3匹のお供をつれてやってきた12歳の少女ミンキーモモ(通称:モモ)が活躍する。毎回、ミンキーモモは事件に遭遇し、大人になる魔法で18歳のプロフェッショナルに変身し活躍する。そして、地球の人々に夢と希望を持つことを思い出させていくというストーリーが、夢の実現をテーマとしてコミカルに語られた。
第2作は1991年10月2日から1992年12月23日まで、全62話がNTVで放映された。第38話から『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて』に改題された。このシリーズでは海の底に沈んだ夢と魔法の国「マリンナーサ」から2人目のミンキーモモがやってくる。前作をほぼ踏襲した構成だが、現実の社会問題が多くの回にテーマとして組み込まれており、前作よりも重いストーリーとなっている。
なお、ファンの間では両シリーズおよびその主人公を区別するために、第1作を「空モモ」、第2作を「海モモ」と呼ぶのが通例となっている。
あらすじ
夢の国フェナリーサは、むかしは誰もが行き来できる国でした。
しかし、人々の心に夢や希望がなくなっていくと、だんだん、地球から離れて行ってしまいました。
そのことを残念に思ったフェナリーサの王様は、自分の娘ミンキーモモを地球へ送り出すことにするのです。
一方、地球にある、どこかの国のどこかの町に住む夫婦には子供がおりませんでした。そのことを悲しんでいたところ、あるとき、夢の国フェナリナーサのプリンセス、ミンキーモモが3匹のお供を連れて空から降りてきたのです。
こうして、ミンキーモモはこの夫婦の子供として地球で暮らすようになりました。
ミンキーモモは、地球の人々の色々な問題や事件に毎回遭遇します。そして、その問題を解決して、人々の夢を叶えようと大人の職業ウーマンに魔法で変身するのです。
しかし、やがて、魔法では本当に誰かの夢を叶えるということはできないことを知り、持っていた魔法も徐々に失われていってしまいます。
しかし、人々の心に夢や希望がなくなっていくと、だんだん、地球から離れて行ってしまいました。
そのことを残念に思ったフェナリーサの王様は、自分の娘ミンキーモモを地球へ送り出すことにするのです。
一方、地球にある、どこかの国のどこかの町に住む夫婦には子供がおりませんでした。そのことを悲しんでいたところ、あるとき、夢の国フェナリナーサのプリンセス、ミンキーモモが3匹のお供を連れて空から降りてきたのです。
こうして、ミンキーモモはこの夫婦の子供として地球で暮らすようになりました。
ミンキーモモは、地球の人々の色々な問題や事件に毎回遭遇します。そして、その問題を解決して、人々の夢を叶えようと大人の職業ウーマンに魔法で変身するのです。
しかし、やがて、魔法では本当に誰かの夢を叶えるということはできないことを知り、持っていた魔法も徐々に失われていってしまいます。
主な登場人物
どこにでもいるような、好奇心の強い女の子。地上の人々に夢を取り戻すあめに夢と希望の国、フェナリナーザから派遣されたプリンセス。魔法で18歳のプロフェッショナルになれる。
魔法の呪文は「ピピルマ ピピルマ プリリンパ パパレホ パパレホ ドリミンパ アダルトタッチで - になれ」
モモのお供として同行する3匹の動物たち。
シンドブックは雑学豊富なのんびり屋の犬、
モチャーは正義の使者を気取る小猿、
ピピルは恋を夢見る紅一点の小鳥である。
フェナリナーサが1000年の眠りから目覚めてまだ間もない頃、モモと王様、王妃様の他に目覚めていたのはこの3匹だけだったという理由から、モモのお供として地上に同行することになった。
地球におけるモモの両親。ペットショップを経営している。
パパは世界的に名を知られている獣医でもある。ママはのんびり屋の主婦だが、実はマフィアの娘で意外な一面を見せることもある。二人とも作中で名前を呼ばれることはほとんどなく、モモのパパとママで通されている
via www.minkymomo.jp
人間たちと夢の世界を近づけようとしている、フェナリーサの王様。
自分の娘を地上に派遣したというのに危機感がまったくない。
「なるようになるだばないだばさ」が口ぐせ。
王様とは全く不釣り合いの絶世の美女。
モモをいつも心配している、心のやさしい母親。
懐かしのアニメ テーマソング
via www.youtube.com
作詞:荒木とよひさ、作曲:佐々木勉、編曲:高田ひろし
歌:小山茉美 ※(第1話~第8話)OP