美女と野獣
夢見がちな美しい少女ベルと、魔女によって野獣の姿に変えられたかつての王子。森で出会った2人が巻き起こす冒険と愛の奇跡を、フランスの民話を下敷きにした18世紀の原作をもとに、ディズニーならではの映像美でアニメーションに仕立てた。ヒロインのベルと野獣の恋をロマンティックに描写。主題歌も当時大ヒットし、長編アニメーション映画として史上初めてアカデミー作品賞にノミネートされるなど、1990年代におけるディズニーの復活を決定づけた入魂の力作だ。
美女と野獣 (日本語吹替版) - 予告編 - YouTube
via youtu.be
キャスト
ベル
物語のヒロイン。容姿も心ばせも美しい娘。読書と空想が大好きで、町の人からは風変わりで謎めいた娘だと思われている。
父モーリスがビーストの城で捕らえられ、父の身代わりとして自分が城で暮らすことを決める。そして短気で我侭で乱暴だが根は優しいビーストと次第に心を通わせ、結ばれる。「ベル」とはフランス語で「美しい」という意味。ディズニープリンセスの一人。
父モーリスがビーストの城で捕らえられ、父の身代わりとして自分が城で暮らすことを決める。そして短気で我侭で乱暴だが根は優しいビーストと次第に心を通わせ、結ばれる。「ベル」とはフランス語で「美しい」という意味。ディズニープリンセスの一人。
野獣(ビースト)
村の外れの森に立つ古城の主。人を見かけで判断し、冷たく振舞う傲慢な性格ゆえに、老婆を装って宿を求めた魔女の手で罰として呪いをかけられ、醜い野獣の姿となってしまった。魔女からもらった魔法のバラが全て散るまでに「真実の愛」を学ばなければ人間の姿に戻ることができない。絶望の内に日々を送っていたが、ある日偶然捕えたモーリスの身代わりとなったベルと城で過ごす内に人間らしい感情と優しさを取り戻してゆき、最後はベルの愛によって呪いから解き放たれ彼女と結ばれる。
ガストン
ベルが住む街の英雄。狩りの名人で女性にも人気がある。一見陽気で気さくな性格だが内面は野獣そのもので、乱暴で教養は低くナルシストで傲慢、怪力だけが自慢のうぬぼれ屋で過剰な自信家。ベルの美貌に惚れ込んでおり妻にしたいと思っているが、性格の悪さから当の本人には毛嫌いされている。ベルを我がものにしようと陰謀を巡らし、ベルと懇意にある野獣を殺すべく村人を扇動して野獣の城へ攻め込み、野獣を亡き者にしようとするが反撃にあい、命乞いの振りして騙し討ちにした拍子に塔から転落して死亡する。
ルミエール
城の給仕頭で、呪いで燭台付きの蝋燭の姿になっている。ゲストのもてなしが得意。スマートで陽気、ダンスと歌が得意。城の中に敷かれた規則を気にしない大らかな性格から几帳面で律儀な性格のコグスワースとは度々ぶつかっている。あせると蝋燭がとける。フェザーダスターと交際しており、カーテンに隠れてイチャイチャしていた。
コグスワース
城の執事で、生真面目で口うるさい性格のため、呪いで時計の姿になっている。感情に応じて時計の針がくるくる回る。涙もろい一面も持つ。ポット夫人とは夫婦のような仲で、チップも可愛がっている。人間の姿では鬘を着用している。
陽気でノリのよいルミエールとは度々衝突するがそれなりに馬は合うようで、ル・フウに追い詰められたルミエールを救い出す活躍も見せた。
陽気でノリのよいルミエールとは度々衝突するがそれなりに馬は合うようで、ル・フウに追い詰められたルミエールを救い出す活躍も見せた。
ポット夫人
城のメイド頭で、呪いでポットの姿になっている。優しく温かい性格で、ベルに母親のように接する。使用人の中では古株に当たるのか、野獣も頭の上がらない唯一の人物。料理上手である。人間の姿はふっくらした体型の白髪のおばあちゃん。
モーリス
ベルの年老いた父で、発明家をしている。娘想いの優しい父親でベルからも尊敬されているが、村人にはその活動を理解されず笑い者にされている。森で狼に襲われて道に迷い、辿り着いた野獣の城で暖を求めたが野獣に一蹴され、不法侵入の罪で牢屋に入れられてしまう。その後かけつけたベルが代わりに捕らえられたことで解放され、一方的に城から追い出されてしまう。その後一人で城に向かう途中病気で行き倒れになるが、ベルに助けられ一命をとりとめる。エンディングでは体調が良くなり、人間の姿に戻った王子と幸せそうに踊るベルを見て涙ぐんでいた。
ゲーリー・トゥルースデイル監督作品
制作は、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ