美女と野獣は映像が美しく、音楽も素晴らしいです。また野獣になった王子が優しさを学ぶ所がこの物語の味噌になっています。
映画の見所
見所①
via dnaimg.com
見所②
ガストンが野獣と争った末に城から落ちそうになるシーンで、ガストンの瞳に骸骨が浮かぶ。登場人物が不幸な死に方をすることを滅多に描かないディズニー映画はこうして「死」を表現したりする。ちなみにガストンが城から落ちるシーンは、ライオンキングのスカーが崖から落ちるシーンの基になった。
見所③
キャラクターを手掛けたグレン・キーンは野獣をデザインするときに、様々な動物を基に描いたという。たてがみはライオン、頭と髭はバファロー、眉毛はゴリラ、目は人間、牙はイノシシ、体は熊、足と尻尾はオオカミがモデルになった。
見所④
「美女と野獣」が映画化されるまで
1930年代から1950年代の時点ですでに「美女と野獣」の映画化を考えていた。しかしクリエイターや脚本家たちは原作の物語が映画化に向いていないと難色を示し、何度もボツになった。1988年にはディズニーはイギリス人の監督、リチャード・パーダムを起用し、制作に取り掛かったがデモ映像はダークなイメージが強く、18世紀のフランスを舞台にしたものだった。
ディズニー側はミュージカルの要素を含めることを要求したが、リチャード・パーダムがこれに反対し、監督を辞任。結局再びお蔵入りとなった。
しかし、1946年に「美女と野獣」は実写で映画化されました。その影響でディズニーは、「美女と野獣」のアニメ映画の製作に乗り出しました。
ディズニー映画の世界観を楽しむ事が出来る部屋
随所にディズニー映画のモチーフがあしらわれたファンタジーあふれる「東京ディズニーランドホテル」にディズニー美女と野獣ルームがあります。