80年代伝説のヒール・ダンプ松本の生き様がNetflixでドラマ化!!
女子プロレスにおける伝説のヒールとして著名なダンプ松本(60)の舞台裏を描いたドラマ『極悪女王』が、Netflixで配信されることが決定しました。
第一報はこちらです!
女子プロレスのヒール、 #ダンプ松本 を #Netflix でドラマ化 #鈴木おさむ & #白石和彌 監督がタッグ#極悪女王 https://t.co/6ypp89LjxD
— シネマトゥデイ (@cinematoday) November 9, 2021
80年代の女子プロ全盛期、クビ寸前の状態からヒールの頂点へと登り詰めたダンプ松本。その成功の裏には、レスラー仲間との確執、悪質なファンからの嫌がらせなど、紆余曲折がありました。このたび発表された『極悪女王』は、「孤狼の血 LEVEL2」のヒットで著名な白石和彌が監督を、森三中・大島美幸の夫として著名な放送作家・鈴木おさむが企画・脚本・プロデュースをそれぞれ担当。ダンプ松本の唯一無二の生き様を、どのようなドラマに仕立て上げるのかに注目が集まっています。なお、キャストや配信時期などは現時点で発表されていません。続報を待ちましょう!
ダンプ松本の還暦&プロレスデビュー40周年記念!『ザ・ヒール』が好評発売中!!
ドラマ『極悪女王』が大きな話題となる中、ダンプ松本の還暦&プロレスデビュー40周年記念を記念した書籍『ザ・ヒール』が現在好評発売中です。価格は1540円(税込)。
内容紹介
憧れの世界に飛び込んだ彼女は何を思い、何を支えにして過ごしていたのか。
1980年代、女子中高生を熱狂の渦に巻き込んだ女子プロレス。その中心にいたのが、ダンプ松本だった。中学2年生の時、マッハ文朱に憧れ、やがて全日本女子プロレスに入門し、20歳でプロテストに合格。ところが、ようやくつかんだ夢の舞台は、苛烈を極めた。バスで日本全国を回り、年に300試合近くこなすハードスケジュールのなか、自分はリングに上がれず雑用の日々。おまけに先輩たちのストレスのはけ口として、いじめの標的にされた。
1980年代、女子中高生を熱狂の渦に巻き込んだ女子プロレス。その中心にいたのが、ダンプ松本だった。中学2年生の時、マッハ文朱に憧れ、やがて全日本女子プロレスに入門し、20歳でプロテストに合格。ところが、ようやくつかんだ夢の舞台は、苛烈を極めた。バスで日本全国を回り、年に300試合近くこなすハードスケジュールのなか、自分はリングに上がれず雑用の日々。おまけに先輩たちのストレスのはけ口として、いじめの標的にされた。
«言葉にできないようないじめを受けた後、必ず優しい言葉をかけてなぐさめてくれるのは、決まって悪役、つまりヒールの先輩だった。華々しいスポットを浴びて花束を受けるベビーフェースほど、素顔には裏と表があった。「悪役になろう」。»
(本書「第7章 過酷な先輩たちのいじめ」より)
(本書「第7章 過酷な先輩たちのいじめ」より)
紆余曲折を経てヒールに転向してからは、極悪同盟を率いて、当時、青天井の人気を誇った「クラッシュギャルズ」(長与千種とライオネス飛鳥のペア)と抗争を繰り広げたダンプ。クラッシュファンからの憎悪はすさまじいもので、自宅、自家用車、実家にまでその被害は及んだ。
«命の危険を感じたことは何度もある。大阪城ホール(85年8月)の髪切りマッチで千種を丸坊主にした時は、試合後に極悪同盟のバスを500~600人のファンが取り囲んで車体を揺すりながら、「ダンプ出て来い!」と罵声を浴びせてきた。あの時はさすがに「殺される!」と思った。試合後に控え室に戻るときは、ファンを押さえていた警備員に顔面を殴られた。警備員が、だぞ。»
(本書「第10章 進化するクラッシュギャルズとの抗争」より)
(本書「第10章 進化するクラッシュギャルズとの抗争」より)
クラッシュギャルズが光なら、その光を色濃く強調するため、あえて陰となった極悪同盟。それを率いていたダンプ松本の心の葛藤とは・・・。貧しい家庭に育ち抱えてきた母と父への思い、苦楽を共にしたレスラーたちの素顔、全日本女子プロレスのギャランティーや経営者一族との軋轢、芸能界進出の現場で見たものなど、今だから話せる話のオンパレード!この生き様は必読!!