冬季オリンピックが来ると思い出す、イタリアとフランスの伊達男ふたり。
2018年2月26日 更新

冬季オリンピックが来ると思い出す、イタリアとフランスの伊達男ふたり。

かつての冬季オリンピックで、キョーレツな印象で記憶に残る二人のアスリートを紹介します。イタリアのトンバと、フランスのキャンデロロ。最近にはいないタイプの、ステキなお二人ですよ♪

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平昌オリンピック終わっちゃいましたね。
日本人以外で、これは、と思うアスリートが(個人的には)いなかったのが残念なケロリン。
羽生くんのフリー演技を見ながら、「こんなひといたんだよ」と友人に言ったら
「知らない」と言うので、ここで書いて紹介したいと思いま~す。
冬季オリンピックが来ると思いだす、ヨーロッパの伊達男たちです。

アルベルト・トンバ(イタリア)

アルベルト・トンバ

アルベルト・トンバ

太めです。弾丸のようです(笑)
アルベルト・トンバ(Alberto Tomba, 1966年12月19日 - )は、イタリア共和国エミリア=ロマーニャ州ボローニャ県サン・ラッザロ・ディ・サーヴェナ出身のアルペンスキーヤー。

1980年代後半から1990年代にかけて回転および大回転で活躍した。冬季オリンピックでは3つの金メダルを獲得し、ワールドカップではインゲマル・ステンマルク、ヘルマン・マイヤーについで史上3位の50勝をあげている(2010年12月現在)。レース前日にディスコやパーティーで騒いだり激しい気性をみせたことでも有名。

その爆発的な競技力と劣勢でも終盤で大逆転劇を演じる事、またその破天荒な私生活と姓の響きも相まってTomba la Bomba(爆弾トンバ)と呼ばれた。

本業はカラビニエリ所属の国家憲兵。
カラビニエーリというのは、イタリアの国家憲兵のことです。普段は警察官で有事には軍隊になるという。もっともトンバは現在はカラビニエーリではなくて、単なる有名人らしいですが。

回転技術だけじゃない、スピードと安定感と。

この方が活躍したのは1987年から約10年間。
当時の冬季オリンピックには、もちろんスノーボードやカーリングなんて種目はなくて
ショートトラックもフリースタイルスキーも公開競技でした。
なので、スキー競技の花形はアルペンが主流。
滑降、スーパー大回転は高速系、大回転と回転が技術系と言われていましたが
トンバは大回転と回転の2種目に特化してエントリーした選手です。
トンバはカルガリーでの大回転、回転の2つの金メダルを皮切りに、
次回のアルベールビルでは大回転で金、回転で銀、
その次のリレハンメルでは回転で銀を取っています。
その時は1回目のタイムが悪く入賞は絶望的と言われていたのを、
コースコンディションのせいか脱落者が多数出た状況での銀メダルでした。

リレハンメル五輪カット アルベルト・トンバ(回転)

カルガリーよりも太め(笑)。
でも記憶にある「弾丸男」的なイメージはこの滑りですね。
コースアウトについて自虐的に(?)語っていますが
逆にここまでコンディションのよくないコース、脱落者が続出する中で
きっちりゴールする安定感はさすがです。

動画の最後の方に、応援の女性たちに担がれてる映像がありましたが
もうまさにイタリアの伊達男と言う感じ。
トンバはその名前をもじって「トンバ・ラ・ボンバ」(Tomba la Bomba)と呼ばれていました。
「爆弾野郎トンバ」とか、そういう呼ばれ方ですね。

「トンバ・ラ・ボンバ」(爆弾野郎トンバ)

まあなんでこの人が「爆弾野郎」と呼ばれるのかと言えば
いろいろと派手だったから。
その滑りの見た目も派手ですが、試合前日に宿舎で飲んで大騒ぎするとか
ディスコに行っちゃうとか
他のまじめで禁欲的な選手とはかなり違ってたんですね。

たとえば雫石で行われたワールドカップに出場するトンバに
取材をしに行った方が
大勢のイタリア男性の応援団をひきつれて、
雫石で山小屋借りてパーティしてるのを目撃してますが
そのあとにまたびっくりしたのは、トンバのいるトンバルームは山小屋を突き切った扉を開けてその先にある大きなキャンピングカーが止まっていて、そこがトンバルームだったのです。中に招き入れられ、さあ仕事の話をと言いますと、白髪の貴族のような風貌のトンバの個人マネージャーが「あせるな。時間は十分ある、まずはワインを飲め」とか言われまして、昼の日中から赤ワインを飲まされ、あげくには「お前メシ食ったか?」とか言われまして帯同してきている私設シェフの創る豪華な遅めのランチをごちそうになった次第です。やはりトンバクラスになるとスキー連盟および個人の財力もあるのか、世界中のどこのスキー場にいっても生活のスタイルは変えないのが普通なんだと思った事を覚えています。
オヤジたちに人気がある、というのも、なんかうなずけますね。
アルベルト・トンバ(スキージャーナル)

アルベルト・トンバ(スキージャーナル)

こんなビデオも発売されてました。
アルペンスキーは、回転だけではなくて、滑降やスーパー大回転など
マルチにいい点を出して行くのが、ワールドカップでの勝ち方です。
ですがトンバは回転と大回転だけでワールドカップを制した、本当に特殊なスキーヤーでした。
10年にわたりワールドカップで毎年1勝以上を上げた選手は、
あのステンマルクとトンバしかいません。

フィリップ・キャンデロロ(フランス)

フィリップ・キャンデロロ

フィリップ・キャンデロロ

フィリップ・キャンデロロ(Philippe Candeloro、1972年2月17日[1] - )は、フランス出身の男性フィギュアスケート選手で現在はプロスケーター兼解説者、TVタレント。イタリア系フランス人。1994年リレハンメルオリンピック、1998年長野オリンピック2大会連続男子シングル銅メダリスト。

「ロロ様」と呼ばれています。今でも。

アルペンではなくフィギュアスケーターです。

先に紹介したトンバと違い、キャンデロロはオリンピックでは銅メダルのひと。
リレハンメルと長野で銅メダルを取っています。
なのになぜ記憶にあるのか。
いやいやとんでもない。この人は日本ではものすごく人気のあるスケーターでした。
羽生くんとタイプは違いますが、女子(トシくった女子)に
きゃあきゃあ言われるたぐいのスケーターでした。
「ロロ様」とか呼ばれていたんだよ。
もちろんフランス本国でもそうだったんでしょうね。

キャンデロロは彼の持つ雰囲気を最大限に活かして
ストーリー性のある内容をフリー演技に演出するのが得意で
それがまた的を得ていてカッコよかったんです。
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