一休さん・エンディングテーマ『母上さま...』
そんな『一休さん』は、夏休みアニメにも再放送されていた時期がありました。
アニメ『一休さん』のはじまりは、「すきすきすきすきぃ~すきっすきっ!」でお馴染み『トンチンカンチン一休さん』の楽しいオープニングテーマで始まります。
マルチに商売をしている桔梗屋利兵と娘の弥生からの意地悪や、親友である幕府の高官である新右衛門さんから相談される様々な難題などトラブルが起こると、一休さんが座禅を組んで瞑想し、とんちで解決するというお決まりのストーリ展開。
そして最後は問題が解決し、みんなで笑って締めくくるといった楽しい雰囲気で話回は終わります。
しかし一休さんの声優である藤田淑子さんがボーカルをつとめている、エンディングテーマ『母上さま...』は、「一休さんは子どもなのに母上と離れ離れで可哀想」と、子どもながらに毎回悲しい気持ちで一休さんを締めくくっていました。
ははうえさま お元気ですか
きのうお寺のこねこが
となりの村にもらわれていきました
こねこはなきました
かあさんねこにしがみついて
わたしはいいました
なくのはおよし さびしくないさ
男の子だろ かあさんにあえるよ
いつか きっと
それではまた おたよりします
ははうえさま
いっきゅう
一休さん ED ~ははうえさま~
作曲編曲・宇野誠一郎
歌・藤田淑子(一休さん)
一休さんが母上に会えない気持ちを、オブラードに包みお手紙に綴った切ない曲。
今聴くと、更に切なすぎやしませんか。
パーマン(第2作)・オープニングテーマ 『きてよパーマン』
当時小学生だった私は、『パーマン』が夏休みアニメで再放送されているのを、ワクワクしながら観ていました。
ちなみにパーマンセットがめちゃくちゃ欲しかったですが、買ってもらえず...(泣)
『パーマン』のオープニングテーマ『きてよパーマン』は、楽しい曲調なので切なくなる曲ではないでのですが、友達への思いやりや人との繋がりは大切なんだと子どもながらに感じる事ができた曲でもありました。
いくよ まってて ともだちに なろう
手と手 ココロとココロ つないで
いくよ いますぐ きみのところへ
指と指 ハートとハート むすんで
きてよパーマン 三輪勝恵 【パーマン】
作曲・古田喜昭
編曲・たかしまあきひこ
歌・三輪勝恵(パーマン1号・須羽 ミツ夫)、コロムビアゆりかご会
オバケのQ太郎(前期)・エンディングテーマ 『BELIEVE ME』
Qちゃんで人気のあった『オバケのQ太郎』は、藤子不二雄劇場として1985年から1987年までテレビ朝日系列で放送されていたのを、夏休みアニメで再放送されていました。
『オバケのQ太郎』は、オープニングテーマやQちゃんの絵描き歌など、元気になる楽曲が多かったですが、エンディングテーマ 『BELIEVE ME』は、胸がキュンとなるバラードでした。
夏休みアニメの中ではちょっと珍しいバラードでしたが、ただ最後はやっぱりQちゃんらしく終わっています。
もちろんさ 約束しよう
今度はもっと 面白く
Believe, Believe me
愛を信じて
Believe, Believe me
夢を信じて
幸福(しあわせ)な時を分け合いたいのさ
見えないものは 無限なんだよ
心地よい曲調ですよね~。
Obake no Q-taro Ending
作曲・宇崎竜童
編曲・ 青木望
歌・浜田良美
あさりちゃん・エンディングテーマ 『私は女の子』
帆立市巻貝町十番地在住の浜野家の家族である、次女の浜野 あさり(三輪勝恵)を中心に、姉の浜野 タタミ(川島千代子)、母の浜野 さんご(向井真理子)、そしてあさりの良き理解者である父の浜野 イワシ(富山敬)達が繰り広げるドタバタストーリー。
個人的にあさりちゃんとタタミ、そしてママも絡んだ時の喧嘩が見ものでした。
そんなコミカルなストーリの主人公である、いつも元気なあさりちゃんとは裏腹に、エンディングテーマである『私は女の子』はあさりちゃんの本心を知り、切なくなりました。
私はあさり あさりちゃん
きょうも元気だ オヤツがうまい
くいしんぼうで 健康第一
おきてるときは ごはんごはん
ママ もっと本当の事言って
パパ もっと一緒に遊んでよ
先生 よろしくお願いします
これでもあさりは 女の子
あさりちゃんED
作曲・小林亜星
編曲・ 武市昌久
歌・前川陽子、こおろぎ'73