キューピットのルールを破ったのに、なぜかパインは人間になっており、その上かっこよくなり、高校に通い、桃子と付き合っています。リアル充実者です。
どうして人形にならなかったのか、パインも桃子もお父さんも不思議がっています。
最後にお父さんはひとり、ルールブックをもう一度パラパラとめくると、ページがくっついている箇所がありました。そこに書かれていたことは・・・
どうして人形にならなかったのか、パインも桃子もお父さんも不思議がっています。
最後にお父さんはひとり、ルールブックをもう一度パラパラとめくると、ページがくっついている箇所がありました。そこに書かれていたことは・・・
「キューピットは人間の女のコを好きになってはいけないが、」
「ただし二人が」
「赤い糸で結ばれている場合は例外とする」
そのルールを読み、お父さんは静かに微笑みながら本を閉じ、幕が降ります。
なんて粋な終わり方でしょうか。センスの塊です。
初連載から30年経ち、今も少女の心を刺激し続ける、ひうらさとる先生の原点、もう一度読み返してはいかがでしょうか。
「ただし二人が」
「赤い糸で結ばれている場合は例外とする」
そのルールを読み、お父さんは静かに微笑みながら本を閉じ、幕が降ります。
なんて粋な終わり方でしょうか。センスの塊です。
初連載から30年経ち、今も少女の心を刺激し続ける、ひうらさとる先生の原点、もう一度読み返してはいかがでしょうか。
当時小学生だったわたしには、ぱいんがかわいい!という印象でしたが、今見ると、かわいいだけやなくて、すっごく優しく、温かく、せつなく、泣ける!さりげないのに本質をついてくる、恋する気持ちってほんとにすばらしいと、すがすがしい気持ちになれる「なかよし」の白眉です。
ひうらさとる先生のコメント
これは生まれて初めての連載でした。第一回目を描いたときは 18か19歳かな?ぱいんがなかったら「なかよし」という雑誌で10年も 描くことは出来なかったと思います。ぱいんはアホで一生懸命で今でも大好きなコドモです。
ひうら先生の作品をもっと知りたい方は、こちらの公式サイトで紹介されています。