国道18号線
1964年3月発売
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低音が心地いいフランク永井さんとムード歌謡の女王と称された松尾和子のデュエットは憧れる男性や女性はいたのではないでしょうか。特に夜の世界で生活をしていた人のは憧れだったことでしょう。
紅白常連歌手
1951年に始まったNHK紅白歌合戦に1957年には出場して以来、1982年まで連続出場の記録を持っています。初出場の相手は大津美子でした。出場曲は「東京午前三時」でした。
東京午前三時
1957年3月発売
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ムード歌謡という言葉がピッタリなフランク永井さんの歌声はウットリしてしまうほどいい低音で心地よく聴こえます。
君恋し
1961年7月発売
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フランク永井さんの代表曲はいくつかあるのですが、「君恋し」は第12回NHK紅白歌合戦に出場した時に歌った曲です。元々は1928年に二村定一が歌っていた曲でしたが、フランク永井さんがジャズ風にアレンジしヒット曲の仲間入りをした曲でした。
大阪ぐらし
1964年6月発売
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第15回NHK紅白歌合戦に出場した時に歌っていた「大阪ぐらし」はご当地ソングでもあり、ペギー葉山と3回目の対戦した時の歌でした。ご当地ソングということになっていますが、方言などは一切ないので普通のムード歌謡に捉えてよいでしょうね。
羽田発7時50分&夜霧に消えたチャコ
羽田発7時50分:1957年11月発売
夜霧に消えたチャコ:1959年4月発売
夜霧に消えたチャコ:1959年4月発売
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始めに歌われているのが「羽田発7時50分」で1971年の第22回NHK紅白歌合戦出場曲です。
おまえに
1972年9月発売
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1966年にリリースされた「大阪ろまん」のB面の曲として収録されたこの曲は1972年にA面曲として再販され、1977年にはさらに録音された曲でした。第25回NHK紅白歌合戦に出場した時に歌われた曲ですが第25回NHはK紅白歌合戦1974年に行われているのでヒットした年にということでもなかったのでしょうか。
公園の手品師
1978年3月発売
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1978年に自身の曲をリメイクしてリリースした「公園の手品師」で第29回NHK紅白歌合戦に出場しています。元は1958年にリリースした曲だということですが、フランク永井さんの声にピッタリでゆったりした気持ちで聴くことができます。
第26回NHK紅白歌合戦からは出場する年のヒット曲を歌うというよりは往年のヒット曲を歌うということが多くなってしまったようですが第34回NHK紅白歌合戦に落選してしまった後は出場することがなくなってしまいました。
第26回NHK紅白歌合戦からは出場する年のヒット曲を歌うというよりは往年のヒット曲を歌うということが多くなってしまったようですが第34回NHK紅白歌合戦に落選してしまった後は出場することがなくなってしまいました。
晩年の活動
出身地の宮城県大崎市(旧松山町)ではフランク永井さんに「特別功績者」第1号として登録されています。2008年に亡くなったことが受賞のきっかけになったようですが、故人が対象ということなので何とも言いようがありません。できれば亡くなる前にあげてもいいというようにはならないものなのでしょうか。
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1980年代にリリースしたシングルは2曲のみなのですが、この「WOMAN」は山下達郎のプロデュースでムード歌謡歌手として活躍していた頃とは異なる雰囲気の曲調になっています。最近ではハイトーンボイスの男性歌手は見かけますが、フランク永井さんのように低くても素敵に伸びる声の持ち主はあまり見かけないので逆に新鮮に聞こえませんか?