ビジュアルショック!サウンドショック!【獣王記】のインパクトを語る。
2017年1月24日 更新

ビジュアルショック!サウンドショック!【獣王記】のインパクトを語る。

メガドライブと登場と同時期に発売されたセガのゲーム「獣王記」。海外版メガドライブ(Sega Genesis)にバンドルされたこともあり、大ヒットしました。またメガドライブといえば、いとうせいこう氏がラップを披露するTVCMも印象的でした。ここでいま一度、そんな【獣王記】についてふり返ってみましょう!

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「メガドライブ」の登場

1988年、セガのゲーム機「メガドライブ」が発売されました。
その翌年、北米でも海外版メガドライブ(Sega Genesis)が発売されています。

CM MD SEGA メガドライブ いとうせいこう「時代が求めた16BIT」 - YouTube

筆者が「ラップ」を初めて知ったのも、実はこのCMでした!
当時は言わずと知れたファミコンの全盛期。
セガは知る人ぞ知る、と言ったイメージでしたが、このTVCMで一気に知られることとなりました。
筆者の周りにもメガドライブを持っている友達は何人もいて、最終的にそのうちの一人から譲ってもらったという思い出もあります。
(なお、ひとつ前の機種である「マークⅢ」は一人だけ持ってました。)

メガドライブ スーパーサンダーブレード・スペースハリアーⅡ・獣王記 CM - YouTube

メガドライブ本体とほぼ同時期に発売された3本のうちでは、「獣王記」が一番人気でした。
セガが社運を懸けて発売した新時代のゲーム機「メガドライブ」。
その「メガドライブ」の顔に選ばれたのが【獣王記】なのでした。

では、その【獣王記】についてふり返ってみましょう!

【獣王記】の概要について

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【獣王記】は、セガが1988年6月に発表したアーケード用アクションゲームです。

獣人の派手なパワーアップや、映画ばりの変身シーンが話題になりました。
また、不気味でグロテスクながら、どこかコミカルなビジュアルも魅力でした。
敵を蹴れば凹むわ、倒せば肉片は飛び散るわ、果ては巨大ボスが自分の首をちぎって投げるわと、とにかくインパクトたっぷりだったのです。

そのお陰で、同年販売された新ゲーム機「メガドライブ」に早くも移植され、その能力を大いにアピールすることとなります。
当時のパッケージ

当時のパッケージ

【獣王記】ストーリー

まだ天も地も混沌としていたころ、獣人族という種族がいた。彼らは体内の力が活性化し精神力が極限状態となったとき、獣戦士へと変化する能力を持っていた。
人間の知能と獣の力、神にも匹敵する精神力を持つ彼らは、他の種族を圧倒し地上を制圧した。
主神ゼウスは大いに怒り、獣人たちを石碑に封じ込めた。
 (1586822)

それから千年以上の年が過ぎた頃、地底から魔神が現れ、地上界を制圧。
神はアテナを送ったが策略によりアテナは囚われてしまう。自らの手を出せなくなったゼウスは、古の獣人族を復活させることで最後の賭けに出た。
http://vc.sega.jp/vca_juouki/より

【獣王記】ゲーム内容

横スクロールのアクションゲームです。全5ステージ。
伝説の獣戦士を操り、キックとパンチで現れる敵を倒していきます。
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残機制で、下のライフが0になったり、穴に落ちると1ミス。
(一旦減ったライフは回復しませんが、得点に応じて残機は増えます)
白い双頭の狼(アルビノラスケルトウルフ)を倒すとスピリットボールが現れ、取るとプレイヤーキャラクターは段々パワーアップしていきます。
スピリットボールを3つ集めると、獣人へと変身します。変身できる獣人はステージごとに決められています。
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白い双頭の狼(アルビノ・ラスケルトウルフ)を倒すとスピリットボールが現れ、取るとプレイヤーが段々パワーアップしていきます。
そしてスピリットボールを3つ集めると、獣人へと変身します。変身できる獣人はステージごとに決められています。
変身前は動作が鈍くパワーがないうえ、操作にクセがあって(下キックで上部攻撃など)イライラが溜まるのですが、変身後はスピード・パワーも大幅アップし、飛び道具も使えるようになります。

耐えて耐えて、そして爆発!という、そんな変身後の無敵っぷりも爽快でした!

・変身後の獣人たち

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