「メガドライブ」の「ロンチタイトル」として登場。『スーパーサンダーブレード』はアーケード体感ゲームの移植作品
2017年1月24日 更新

「メガドライブ」の「ロンチタイトル」として登場。『スーパーサンダーブレード』はアーケード体感ゲームの移植作品

「メガドライブ」本体と同時発売された2本の「ロンチタイトル」の1本として登場した。同時発売の「スペースハリアー2」が「ジャンル」被りだった事でも有名である。元々のタイトル名は「サンダーブレード」。メガドライブ移植の際「スーパーサンダーブレード」となった。

3,797 view

1988年10月29日「セガ」からリリースされた

 (1544592)

「メガドライブ」の「ロンチタイトル」に選ばれた、アーケード体感ゲームの「サンダーブレード」これを、家庭用に移植したのが「スーパーサンダーブレード」
フタを開けてみれば、似て非なるゲーム性に驚いたプレイヤーも多かったかも知れない。
いわゆる「アレンジ移植」だったわけである。

ただ、当時「メガドライブ」と同時に「スーパーサンダーブレード」を買った子供達の何人が、アーケード版の「サンダーブレード」の事を知っていただろうか。

これは「サンダーブレード」ではなく「スーパーサンダーブレード」だったわけだ。

「サンダーブレード」から「スーパーサンダーブレード」へ

開発途中で敵陣へと飛び立っていった、A国第12航空偵察大隊指揮官ランツ・ゴスワーク大尉が操る特殊戦闘ヘリ「サンダーブレード」。

その活躍で、どうにか敵の攻撃は防いだが、S国の直接支援を受けるゲリラ軍を壊滅させることはできなかった。この戦いでA国はサンダーブレードを失い、ランツ大尉も負傷してしまう。

新たなる脅威に備えて新兵器の開発を続けていたA国は、“思考連動型操縦装置”を搭載したジェット戦闘ヘリ「スーパーサンダーブレード」をついに完成させた。ランツ大尉と「スーパーサンダーブレード」の新たなる戦いが今、始まった!

「スーパーサンダーブレード」のゲーム紹介

「ステージ1」の「3D視点(中盤にボスと戦闘)」

「ステージ1」の「3D視点(中盤にボスと戦闘)」

・「スーパーサンダーブレード」は全部で4ステージあります。
各ステージの流れは「3D視点(通常戦闘)」→「3D視点(中盤にボスと戦闘)」→「3D視点(通常戦闘)」→「2D見下ろし視点」で統一されています(※全て強制スクロールです)


操作方法
・「A」か「C」を押すことで「ホーミングミサイル」+「バルカン砲」が自動で連射されます(※弾数制限なし)

・「B」で「ホバリング」(※押している間は画面のスクロールが止まります)
「ステージ1」の「2D見下ろし視点」(1)

「ステージ1」の「2D見下ろし視点」(1)

「2D見下ろし視点」中は、基本自機は左右にしか動かす事ができません(※「B」を押し続ける事で少しづつ、自機を後退させる事はできます)
「ステージ1」の「2D見下ろし視点」(2)

「ステージ1」の「2D見下ろし視点」(2)

「2D見下ろし視点」はステージ4(最終面)だけを除き、画面が最後までスクロールすると「クリア」になります。
「ステージ2」の「3D視点(通常戦闘)」

「ステージ2」の「3D視点(通常戦闘)」

洞窟の中、 迫ってくる「オブジェクト」を避けるのが難しい。
「ステージ3」の「3D視点(中盤にボスと戦闘)」

「ステージ3」の「3D視点(中盤にボスと戦闘)」

海の中から「潜水艦」が現れます。
「ステージ3」の「2D見下ろし視点」

「ステージ3」の「2D見下ろし視点」

スペースシャトル?、宇宙戦艦?、舞台は空中戦に・・・。
「ステージ4」の「3D視点(通常戦闘)」

「ステージ4」の「3D視点(通常戦闘)」

このステージも、迫ってくる「オブジェクト」を避けるのがとにかく難しい。
「ステージ4」の「2D見下ろし視点」

「ステージ4」の「2D見下ろし視点」

ステージ4(最終面)だけは「ボス」を倒さないと「クリア」になりません。
中心のコアを攻撃することでダメージを与えられます。コアの色が「赤色」になったらあと少しで倒せます。がんばりましょう。
エンディング

エンディング

簡単な「スタッフロール」が流れて終わります。

お疲れさまでした。

裏技「ステージセレクト」

「タイトル画面」で「A・上・下・左・右・右・左・下・上・スタート」順に押します。画面に「CONTINUE」の文字が出現します。それを選ぶと「ステージ2」から開始できます。同じ様に「A・A・上・下・左・右・右・左・下・上・スタート」で「ステージ3」から開始できます。「A・A・A・上・下・左・右・右・左・下・上・スタート」で「ステージ4」と、開始ステージを任意で選択する事ができます。

裏技「プレイヤー数が30機に増える」

上記コマンドで「CONTINUE」の文字を出した後、「OPTIONS」にカーソルを合わせる。
「A」「B」「C」ボタンを押しながら「スタート」ボタンを素早く1回だけ押す。
「PLAYERS」の数字が、パンダのようなアイコンになっていれば「裏技」成功。
「サンダーブレード」の「アーケード筐体」

「サンダーブレード」の「アーケード筐体」

「アーケード筐体」の特徴は、操縦桿を左右に操作してシートを動かすのが印象的。

サンダーブレード プレイ風景 - YouTube

1987年に発売されたセガの体感ゲーム(といっても筐体が動くのではなくて、人力で動かす)、サンダーブレードのプレイ風景です。
28 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

メガドライブの隠れた名作『ランボーⅢ』を知っているか!?

メガドライブの隠れた名作『ランボーⅢ』を知っているか!?

「シルヴェスター・スタローン」主演の映画「ランボー」から、同シリーズの「ランボー3 怒りのアフガン」をゲームにしたのが、今回紹介する『ランボーⅢ』です。メガドライブのソフトとしては、比較的初期の頃に発売されたタイトルなので、円熟期のメガドライブファンには馴染みが薄いかも?…ファミコン世代の方にも「CM」は覚えてる!なんていう人もいるのでは!?
不思議フロマゲ | 10,372 view
「ナンシーより緊急連絡…」でお馴染みの、チェイスH.Q.が、メガドライブでも遊べた『スーパーH.Q.』とは

「ナンシーより緊急連絡…」でお馴染みの、チェイスH.Q.が、メガドライブでも遊べた『スーパーH.Q.』とは

1988年にアーケードゲームとして登場した「チェイスH.Q.」と言えば、覆面パトカーに乗った刑事が、オペレーターのナンシーから指令を受けて、逃走する犯人の車を追跡(チェイス)するカーアタックゲーム。なんといっても、ステージ中に数回使用できる"ニトロ"の加速感と、体当たりして犯人の車体をボコボコにするゲーム内容が、当時のゲーマーを夢中にさせましたよね。『スーパーH.Q.』は、メガドライブで発売された、オリジナル要素満載の続編とも言うべきゲームとして発売されました。あの日の「感動」と「興奮」は甦るのか?
不思議フロマゲ | 14,249 view
懐かしのレースゲームが家庭で遊べる『スーパーハングオン』

懐かしのレースゲームが家庭で遊べる『スーパーハングオン』

1985年に登場した、セガの人気アーケード体感ゲームの第1弾「ハングオン」より二年後、1987年にパワーアップして登場した「スーパーハングオン」のメガドライブ移植作品。アーケード版にはなかった「オリジナルモード」の追加など、家庭用の要素もプラスされた本作を紹介します。
不思議フロマゲ | 10,674 view
『フェリオス』の"アルテミス"から振り返る「ナムコギャル」の歴史

『フェリオス』の"アルテミス"から振り返る「ナムコギャル」の歴史

昔から良質の家庭用ゲームを開発していた「ナムコ」。ゲーム世代の人なら、一度はナムコのゲームで遊んだ記憶があるでしょう。あまりイメージはないかも知れませんが『ヒロイン(ナムコギャル)』が数多く存在するのです。あからさまに「ヒロイン」を前面に押し出して宣伝してないので気が付きませんよね!。今回紹介する『フェリオス』に登場する「アルテミス」も、そんな"ナムコギャル"の一人です!
不思議フロマゲ | 18,402 view
ビビッドカラーなシューティングゲ-ム!閃光の『アローフラッシュ』

ビビッドカラーなシューティングゲ-ム!閃光の『アローフラッシュ』

セガのメガドライブオリジナルシューティングゲーム「第2弾」として登場した。当時としても、パッケージのイラストが独り歩きし、ゲーム内容が置き去りにされていた印象を受けた本作。ゲームとしての『アローフラッシュ』を攻略しながら「まとめ」てみたいと思います。
不思議フロマゲ | 10,815 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト