2020年8月31日 更新
安倍首相が辞意を表明!歴代の連続在任日数トップ5って誰だった?
8月28日に発表され、日本中に激震が走った安倍総理大臣の辞任の意向。8月24日には総理大臣としての連続在任期間が2799日に到達し、歴代最長を記録していました。では、連続在任期間が歴代上位の総理大臣は誰なのでしょうか?
安倍首相が辞意を表明!歴代の連続在任日数トップ5って誰だった?
8月28日に発表され、日本中に激震が走った安倍総理大臣の辞任の意向。持病の潰瘍性大腸炎の悪化により、治療に専念するための苦渋の決断とのことですが、その数日前の8月24日には総理大臣としての連続在任期間が2799日に到達し、歴代最長を記録していました。では、連続在任期間が歴代上位の総理大臣は誰なのでしょうか?ここでは、連続在任期間が長い歴代総理大臣トップ5を特集したいと思います。
※各総理大臣の連続在任期間は2020年8月24日時点のもの。
辞意表明の第一報はこちらです!
第5位:中曽根康弘(1806日)
第5位にランクインしたのは中曽根康弘(在任期間1982年~1987年)。ロナルド・レーガン大統領との「ロン・ヤス」や、国鉄民営化、プラザ合意からのバブル経済への突入などミドルエッジ世代が覚えているであろう政策が多く、また「政界の風見鶏(佐藤栄作を批判していたにも関わらず佐藤内閣に入閣した経緯から)」「大勲位(勲等が大勲位菊花章頸飾であることから)」などとも呼ばれていました。
第4位:小泉純一郎(1980日)
第4位は小泉純一郎(在任期間2001年~2006年)。「郵政民営化」「自民党をぶっ壊す」を掲げた派手な選挙戦や、小泉チルドレンの誕生などで有名な人物ですが、2001年5月の大相撲夏場所にて貴乃花が優勝した際の「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」という名言も記憶に新しいところです。
こちらが例の名言!
第3位:吉田茂(2248日)
第3位は吉田茂(在任期間1946年~1947年、1948年~1954年)。「和製チャーチル」の異名を取り、戦後の混乱期の日本を復興に導いた首相である吉田の最も有名なエピソードとして挙げられるのは、1953年の国会で質疑応答中に「バカヤロー」と発したのがマイクに拾われてしまったのがきっかけで起こった「バカヤロー解散」ではないでしょうか。これは現在でも、衆議院の解散名を代表する名称として語り継がれています。
第2位:佐藤栄作(2798日)
第2位は佐藤栄作(在任期間1964年~1972年)。非核三原則の提唱、沖縄返還、日韓基本条約など現在の日本における重要な政策の数々に関わった首相であり、将来の総理総裁候補として田中角栄、福田赳夫といった錚々たる面々を育成するなど「人事の佐藤」の異名を持っていました。また1974年にはノーベル平和賞を受賞しており、2020年現在日本人唯一の平和賞受賞者となっています。
第1位:安倍晋三(2799日)
そして第1位は安倍総理大臣(在任期間 2006年~2007年、2012年~)。将来日本史の教科書には「アベノミクス」といったキーワードとともに語られる存在になると思われる安倍総理ですが、2020年8月の現時点においては、ツイッターでハッシュタグ「#安倍総理お疲れ様です」が流行するなど、とりあえずは「お疲れさま」として、病気療養に専念して欲しい声が多いようです。
このたび、日本の政治史に残る錚々たる面々の記録を塗り替えた安倍総理大臣。将来日本で更なる長期政権が生まれることはあるのでしょうか?注目していきたいところです!
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