「Age,35 恋しくて」の放送時期
「Age,35 恋しくて」は1996年4月から6月までフジテレビ系列の木曜22時からの「木曜劇場」で放送されていました。この枠は大人向けのドラマが多く、名作も多いですよね。
「Age,35 恋しくて」はVHS化はされているのですが、DVD化や配信はされていません。また見たいドラマの1つなので配信か再放送でもしてくれるとありがたいですね。
「Age,35 恋しくて」はVHS化はされているのですが、DVD化や配信はされていません。また見たいドラマの1つなので配信か再放送でもしてくれるとありがたいですね。
原作は柴門ふみさん!
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原作は柴門ふみさんの漫画「Age,35」です。「恋しくて」というのはドラマ版オリジナルなんですね。コミックスは上下巻です。
柴門ふみさんは恋愛の巨匠、恋愛の教祖都も呼ばれていて、他にも「東京ラブストーリー」、「あすなろ白書」、「P.S. 元気です、俊平」などがドラマ化されています。最近では「恋する母たち」も柴門さんの原作ですよ。
恋愛漫画原作のドラマというと最近は少女漫画のものが多いですが、柴門さんの掲載誌は青年誌。青年誌女性漫画家の草分け的存在でした。リアルな女性を描いて女性からの支持が多い漫画化です。ハッピーエンドとは限らないので好き嫌いも分かれる作家さんですね。
柴門ふみさんは恋愛の巨匠、恋愛の教祖都も呼ばれていて、他にも「東京ラブストーリー」、「あすなろ白書」、「P.S. 元気です、俊平」などがドラマ化されています。最近では「恋する母たち」も柴門さんの原作ですよ。
恋愛漫画原作のドラマというと最近は少女漫画のものが多いですが、柴門さんの掲載誌は青年誌。青年誌女性漫画家の草分け的存在でした。リアルな女性を描いて女性からの支持が多い漫画化です。ハッピーエンドとは限らないので好き嫌いも分かれる作家さんですね。
脚本は中園ミホさんらが担当!
柴門さんの原作を元に脚本は中園ミホさん、浅野妙子さん、尾崎将也さん、真柴あずきさんが共同で執筆されています。最初の4話は中園さんですが、後半は1話を3人で担当している回もあります。どうやって分担したんでしょうね。原作のある漫画なのでオリジナルよりは分担しやすいとは思いますが・・・。
「Age,35 恋しくて」のあらすじ
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中井貴一さん演じる島田英志は35歳。田中美佐子さん演じる元同期の妻朱美と男女の双子の子どもと仲睦まじく暮らしていました。
ですがじつは半年前から会社の常務秘書であり、社内一の美女と評判の照井ミサ(瀬戸朝香さん)と不倫関係にありました。ミサは積極的な女性でアプローチしてきたのはミサの方から。英志はミサとは体だけの関係で愛しているのは朱美でした。
不倫の関係はもうやめようと考えていたそんなある日、ミサから妊娠したことを告げられます。朱美に感づかれるたびにうまく取り繕ってきたのですが、だんだん隠せない事態になってきます。
妻の朱美は英志の不審な行動を怪しんでいました。そんな時、大学時代の同級生であり、元カレの成瀬シン(椎名桔平さん)と再会します。成瀬は陶芸家として働いていて、朱美は気分転換にその陶芸教室に通うとことになります。
成瀬は一度結婚したのですが妻とは別居ののち、死別しています。その後、元恋人だった朱美のことを想っていました。朱美もまた成瀬に惹かれていましたが、家族を想い自分の気持ちにブレーキをかけていました。その後、英志の事実を知ってからはブレーキが利かなくなり、成瀬と不倫関係になります。
成瀬と朱美は元同級生なので「成瀬くん」「ガラ’(旧姓の五十嵐から)」と呼び合っているのも、なんだか純愛のようできゅんとしたのを覚えています。
一方、ミサは結婚式当日に事故で亡くなった元恋人に英志の姿を重ねていました。元恋人に似た子どもがほしかったので妊娠は確信犯ですね。ですが次第に英志本人にも惹かれていきます。英志も次第にミサを愛するようになり、家庭を捨ててミサと一緒になろうとします。ですがミサはその気持ちがつらくなり、「結婚する」と嘘をついて英志の前から姿を消したのでした。
島田夫婦はお互いに別のところに愛情を見出してしまったのですが、すぐに離婚という判断は下しません。子どもたちが成人するまでは夫婦でいようと誓うのです。
子どもたちと朱美のシーンで「アンパンマン体操」を歌うシーンが何度もあり、なんだか切なく感じたのを思い出します。子どもたちも夫婦の危機を察していたんですよね。この辺の描写が丁寧でリアリティがありました。
それから8年後。2人の子どもたちはアメリカに留学することに。それを機に英志と朱美は離婚します。英志はミサと再会し、ミサが未婚のまま生んでいた息子・穣志と初対面します。そして再婚して幸せに暮らしました。ただの体の関係と割り切っていた2人ですがそこから愛情が芽生えて結婚までに至ったんですね。
一方朱美も成瀬の元に行き、一緒に暮らし始めるのでした。
不倫ではありますが家族を大切にしているし、8年も思い続けていたのですから純愛という感じがするドラマでした。何より、成瀬を感じる椎名桔平さんがかっこよすぎて、これは惹かれてしまうのも仕方ない、と思ってしまいました。
ですがじつは半年前から会社の常務秘書であり、社内一の美女と評判の照井ミサ(瀬戸朝香さん)と不倫関係にありました。ミサは積極的な女性でアプローチしてきたのはミサの方から。英志はミサとは体だけの関係で愛しているのは朱美でした。
不倫の関係はもうやめようと考えていたそんなある日、ミサから妊娠したことを告げられます。朱美に感づかれるたびにうまく取り繕ってきたのですが、だんだん隠せない事態になってきます。
妻の朱美は英志の不審な行動を怪しんでいました。そんな時、大学時代の同級生であり、元カレの成瀬シン(椎名桔平さん)と再会します。成瀬は陶芸家として働いていて、朱美は気分転換にその陶芸教室に通うとことになります。
成瀬は一度結婚したのですが妻とは別居ののち、死別しています。その後、元恋人だった朱美のことを想っていました。朱美もまた成瀬に惹かれていましたが、家族を想い自分の気持ちにブレーキをかけていました。その後、英志の事実を知ってからはブレーキが利かなくなり、成瀬と不倫関係になります。
成瀬と朱美は元同級生なので「成瀬くん」「ガラ’(旧姓の五十嵐から)」と呼び合っているのも、なんだか純愛のようできゅんとしたのを覚えています。
一方、ミサは結婚式当日に事故で亡くなった元恋人に英志の姿を重ねていました。元恋人に似た子どもがほしかったので妊娠は確信犯ですね。ですが次第に英志本人にも惹かれていきます。英志も次第にミサを愛するようになり、家庭を捨ててミサと一緒になろうとします。ですがミサはその気持ちがつらくなり、「結婚する」と嘘をついて英志の前から姿を消したのでした。
島田夫婦はお互いに別のところに愛情を見出してしまったのですが、すぐに離婚という判断は下しません。子どもたちが成人するまでは夫婦でいようと誓うのです。
子どもたちと朱美のシーンで「アンパンマン体操」を歌うシーンが何度もあり、なんだか切なく感じたのを思い出します。子どもたちも夫婦の危機を察していたんですよね。この辺の描写が丁寧でリアリティがありました。
それから8年後。2人の子どもたちはアメリカに留学することに。それを機に英志と朱美は離婚します。英志はミサと再会し、ミサが未婚のまま生んでいた息子・穣志と初対面します。そして再婚して幸せに暮らしました。ただの体の関係と割り切っていた2人ですがそこから愛情が芽生えて結婚までに至ったんですね。
一方朱美も成瀬の元に行き、一緒に暮らし始めるのでした。
不倫ではありますが家族を大切にしているし、8年も思い続けていたのですから純愛という感じがするドラマでした。何より、成瀬を感じる椎名桔平さんがかっこよすぎて、これは惹かれてしまうのも仕方ない、と思ってしまいました。
主題歌はシャ乱Q!
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このドラマの主題歌はシャ乱Qの「いいわけ」いいところで流れる「チャラッチャッチャチャー」のイントロがドラマを盛り上げていましたね!
エスカレーターで英志とミサがすれ違う時に、ミサが妊娠を告げ、この曲のイントロが流れたシーンはすごく印象的でした。ドラマにぴったりでしたね。(タイトルも)
第8回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では主題歌賞も受賞しています。そして挿入歌としてカップリングの「こんなにあなたを愛しているのに」も使われていました。こちらは「いいわけ」とは対照的なバラードです。朱美と成瀬のシーンで使われることが多かったと思います。こちらの曲は切なさを上乗せしてくれていました。2曲ともドラマにぴったりでとてもよかったです。
エスカレーターで英志とミサがすれ違う時に、ミサが妊娠を告げ、この曲のイントロが流れたシーンはすごく印象的でした。ドラマにぴったりでしたね。(タイトルも)
第8回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では主題歌賞も受賞しています。そして挿入歌としてカップリングの「こんなにあなたを愛しているのに」も使われていました。こちらは「いいわけ」とは対照的なバラードです。朱美と成瀬のシーンで使われることが多かったと思います。こちらの曲は切なさを上乗せしてくれていました。2曲ともドラマにぴったりでとてもよかったです。
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