海外ファンが指示する90年代ヴィジュアル系バンド!(前編)
2021年8月8日 更新

海外ファンが指示する90年代ヴィジュアル系バンド!(前編)

海外でヴィジュアル系は「Visual-Kei」「Vkei」「VK」「視覺系」という呼称で親しまれ、世界中にファンがいるのをご存知ですか?2000年代初頭、インターネットの普及でジャパニーズカルチャーが身近なものになり、アニメ・ゲーム・原宿系ファッションなどと共に"ヴィジュアル系"も日本独自のカルチャーとして注目を集めました。そんな中、90年代ヴィジュアル系バンドは「90s Visual-Kei」、または年代を問わず古き良き様式美を持ったバンドを指し「Old School Visual-Kei」などと呼ばれ親しまれています。 そういった海外ファンの間で90年代ヴィジュアル系がどういった評価をされ、どのようなバンドが支持を受けているのか気になりますよね! そこで今回は、海外ファンが指示する90年代ヴィジュアル系バンドを前・後編でにわたってご紹介していきます。

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最高の美学をもったバンド『LAREINE』!!

先ずご紹介したのは、Versaillesやソロでも海外から支持を受けるKAMIJO率いるLAREINEです。1999年にはメジャー進出。
その後、アニメ"ベルサイユのばら"の主題歌「薔薇は美しく散る」のカバーでも話題を呼んだ
90年代を代表するヴィジュアル系バンドの一つです。
MALICE MIZERからの流れを継承する耽美派スタイルは、海外ファンの心を掴まないわけがありませんよね!

海外ファンからは「私は彼らの音楽とヴィジュアルに恋していた!」
「LAREINEは最高の美学をもったバンド!」と言った熱狂的なファンも存在しています!

LAREINE - Bara wa Utsukuchiku chiru - Subtitulada

2000年2月9日にリリースされた、LAREINEの10枚目のシングル曲。
表題曲は、鈴木宏子の「薔薇は美しく散る」(テレビアニメ『ベルサイユのばら』のオープニングテーマ)のカバーとなっています。
『ベルサイユのばら』原作者の池田理代子がコーラスでゲスト参加もしています。
初回限定盤はConnecteD対応。
初回限定盤のジャケットイラストには、池田理代子が描き下ろしたLAREINEの4人のカラーイラストが用いられています。
ベルばらとLAREINEの世界観が、見事にマッチして、美しさに魅了されること間違いなしです!

ロックバンドとして純粋に評価されている『L’Arc-en-Ciel』!!

次に紹介するのは、日本ではアリーナクラスのライヴを即完売させてしまうほどの人気を誇るL’Arc-en-Cielです!
人気アニメ"るろうに剣心"や "鋼の錬金術師"などの主題歌を手掛けたことから、
国外からも熱い支持を集めました。
それもあってか、2012年には、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで
日本人初の単独公演を成功させていたりもします。
海外ファンからは、アニソンを歌うバンドとしてではなくロックバンドとして純粋に評価も高いようです。

海外ファンからは
「L’Arc-en-Cielのサウンドは、量産型ロックバンドと比べ物にならないほど素晴らしい(特に初期)、Tetsuのベースラインはマジでグレイト!」
「特に93年から95年のL’Arc-en-Cielはクール!hydeのインディーでダークな雰囲気がたまらない」
「20年前のL’Arc-en-Cielとの出会いがきっかけでジャパニーズロックを聴き始めた」
そんな評価をされています。

the Fourth Avenue Café【1997/01/29 日本武道館】L'Arc〜en〜Ciel CONCERT TOUR '96〜'97 Carnival of True

1996年12月12日発売4thアルバム『True』に収録された楽曲です。
フジテレビ系アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』第4期エンディングテーマ。
hyde曰く「屋外のカフェでコーヒーを飲みながら書いた歌詞」とのこと。
ちなみに、東京・高円寺のとあるカフェが歌詞の舞台となっており、タイトルも
そのカフェの名前に由来しています。
ただ、歌詞が書かれた店は、そのカフェではなく三宿で、hydeは
「そのカフェを思い出しながら書いた」と言います。
楽曲制作では東京スカパラダイスオーケストラのホーンセクションが参加しており、
全体的にホーンが際立ったコラボレーション楽曲となっています。
2006年11月25日・26日の2日間、東京ドームで行われた結成15周年ライブ「15th L'Anniversary Live」の
セットリストを決める曲投票が公式サイトで実施された際には、1位を獲得。
また、同ライブで1曲目として演奏され、1997年に行われたコンサートツアー
「CONCERT TOUR '96〜'97 Carnival of True」以来9年ぶりの披露となりました。
以後のライブでも頻繁に披露されており、海外ファンからも支持の高い1曲です。

海外の人が好むジャパンカルチャーと親和性が高い『SHAZNA』!!

次にご紹介したいのは、1997年にメジャーデビューシングル「Melty Love」が
80万枚を超える大ヒットとなり一斉を風靡したSHAZNAです!
今や世界共通の概念となった"Kawaii"をヴィジュアル系に持ち込んだ先駆け的バンドです。
人気の要因としては、ヴォーカルIZAMのスタイルは海外の人が好むジャパンカルチャーとの
親和性が高かったこと。

海外ファンからは
「彼らのヴィジュアルが大好き、IZAMはとても美しい、SHAZNAを聴くとバイブスがぶち上がる」
「IZAMはすごくKawaii」
「キャッチーなポップソングとクールなギターの作品が気に入ってる」
「IZAMは当時のヴィジュアル系シーンで最もKawaiiボーカリストだね」
「ドープなベースがいいね」
と言った感じで、音楽だけでなくヴィジュアル面での支持もとても高いようです。

SHAZNA - Melty love

1997年8月27日発売されたSHAZNAのメジャー・デビューシングルです。
テレビ朝日系番組『所さんのこれアリなんじゃないの!?』のエンディングテーマとなり、
オリコンシングルチャートで初登場5位、最高2位を記録。
88万枚を売り上げ、SHAZNA最大のヒット曲となりました。
初回限定88888枚がパノラマジャケット仕様となり、特典としてメンバーのプリクラシールが
付属されていました。
またMelty loveは、インディーズ時代から唄われている曲で、アルバムに収録されるたびに
レコーディングかつリメイクされています。
インディーズでは「Melty Case」「Promise Eve」
メジャーでは「GOLD SUN AND SILVER MOON」「1993 - 2000 OLDIES」にて収録されています。
海外でも支持されているように、当時SHAZNAの登場は日本人である我々でも衝撃でした!
こんなに可愛い男の子がいるだなんて!と思ったものですが、海外の方々も同じ衝撃をうけたようですね。

若さゆえの愚直さと等身大の魅力『Raphael』!!

次にご紹介するのは、1999年にシングル「花咲く命ある限り」でメジャーデビューを果たし、
メンバー全員10代という若さで日本武道館公演を成功させたRaphaelです。
若さゆえの愚直さと等身大の魅力であり、計り知れぬポテンシャルを秘めたサウンドは瞬く間に
当時の若者たちの心を掴みました。
そんな夢より素敵な天使たちの歌声は、海を越えて今も世界中に響き渡り多くの支持を得ています。

海外ファンからは
「彼らの美学と歌声は本当に美しい」
「Raphaelの歌はとてもセンチメンタルでグレイト!」
「彼らのメロディーはキャッチーで忘れられない、歌詞は別の宇宙に連れて行ってくれる」
「YUKIの歌声は感動的だ!」
「華月は素晴らしい才能をもっている、彼の音楽は私の心の奥深くにいつもある」
と言った感じで、多くの海外ファンの心も掴んでいるようです!

Raphael Clips - 花咲く命ある限り

1999年7月23日にリリースされたRaphaelのメジャーデビューシングルです。
疾走感溢れるメタル歌謡曲であり、これはV系史上に残すべき名曲と言っても過言ではありません。
テク至上主義の人から見たら、まだ未完成だった腕を誤魔化す為?のバランスの悪いミックスや
青い歌詞など突っつきどころはあるでしょう。
しかし、そんなものは超越したところにある程素晴らしい楽曲です。
メタルにはあまり興味も無い私ではありますが、このメロがたまらなく癖になります。
エンディングのファルセットからのsus4がたまらなく大好きです。
本人達は納得のいってなかったという、海外ロケの美しいPVも至高なので是非見て欲しいです。
海外ファンからの指示が高いのも納得の”美”がそこには詰め込まれています!

変化する事を恐れないバンド『黒夢』!!

前編の最後にご紹介するのは、言わずと知れたレジェンドバンド黒夢です。
常にシーンのカウンターで在り続け、その変化の過程すべてに大量のフォロワーを
抱えるカリスマバンド。
しかし、いわゆる"クールジャパン"的な要素は極めて低い印象を受けます。
黒夢が海外で支持される理由としては、ジャパンカルチャーのフィルターを通さず、
ロックの一ジャンルとしてヴィジュアル系を評価しているという事なんです。

海外ファンからは
「清春のカリスマ性は無敵」
「彼らは1つのジャンルにとどまることなく、ヴィジュアル系の多くのスタイルに影響を与た、
いつもロックしている」
「清春のヴォーカルと人時のベース=完璧なコンボ」
「黒夢の多様性が好きだ、アルバムごとに音が違う、ゴス、ポップ、ハードロック、パンク」
「変化する事を恐れなかったグレイトなバンド」
といったように、彼らがいかにカリスマであるのか、そして変化していく彼らの刺激に
海外ファンも魅了されているようです!

黒夢 for dear -kuroyume-

1994年2月9日にリリースされた黒夢のメジャーデビューシングルです。
メジャー感溢れるイントロが耳に残るインディーズ時代からは考えられないキャッチーな1曲。
とは言え、そこは黒夢なのでAメロなどは中々マニアックな演奏をしています。
聴きどころはサビのメロディーとギターソロで、プロダクションがインディーズ時代に比べ
飛躍的に良くなっているのが分かります!
PVの黒服、白い布、金髪などの清春のスタイルはDIR EN GREYを始めとして多くのV系バンドに
影響を与えた正にカリスマ!
そんな彼らのサウンドは海外の人達をも魅了しています!
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