【通勤路線の代表格】中央線 今昔物語201系と今
2017年5月25日 更新

【通勤路線の代表格】中央線 今昔物語201系と今

東京から高尾までの間を中心とする、東京、いや日本を代表する通勤路線であるJR中央線。今回、1980年代の鉄道専門誌が手に入ったので、読んだところ、30年前とあまり変わっていないところが多いと感じました。当時専門誌がレポートした内容にインスパイアされて、自分なりにまとめてみました。

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西武鉄道

西武鉄道

京王線

京王線

運賃を調べてみました。2017年5月現在です。
京王八王子ー新宿間 京王電鉄 360円
JR八王子ー新宿 JR東日本 474円 片道で100円以上高いですねー。


拝島ー西武新宿 西武鉄道 432円
拝島ー新宿 JR東日本 464円 こちらは片道で32円しか違わないですねー。
これでは、西武新宿から新宿まで歩くのなら、32円ならJRで行くという選択肢の人も
多いと思います。

ちなみに割引率の違う通勤定期で比較すると、6か月定期で、
拝島ー西武新宿(西武鉄道)は87,650円に対して、
JR拝島ー新宿は、66.700円となんと2万円以上の差。
西武鉄道、もうちょっと安くならないものですかね・・・。

どうなるの?これからの中央線

中央線快速電車 E233系

中央線快速電車 E233系

今回参照した80年代の鉄道雑誌では、中央線にはライバルが増えて、これから競争が激化する、と予測されていましたが、現在は、「中央線の一人勝ち」状態です。
当時は国鉄だったので、ここまでJR東日本が輸送改善に力を入れ、ライバルに勝ち進んでいくとは、編集者も予想できなかったのかもしれません。

京王線は八王子ー新宿間の競争に勝つことよりも、途中駅でJR中央線から比較的離れている府中、調布、そしてJRは太刀打ちできない相模原線橋本ー新宿間の輸送により力を入れています。

西武新宿線は、増加し続ける乗客の対策に、上石神井ー新宿間の線路の下にもう一本地下鉄を作って、JR新宿駅までつなげるという壮大な計画を抱いていましたが、そのうち輸送人員が減っていき、もはや多額の費用に見合うニーズはないとし、計画は無期延期状態となっています。
むしろ西武新宿線は沿線の自治体から、「開かずの踏切をなんとかしてほしい」という要望に応えるために、ようやく一部を地下鉄化する工事を始めたばかりです。
湘南新宿ライン、上野東京ラインの開業、東北本線、高崎線、常磐線へはグリーン車を導入など、他線では非常に様変わりしたのに比べ、中央線は車両以外は50年間近く、線路の状況についてはほとんど変わっていない、今時めずらしい路線です。

「せめてホームを2両分伸ばしてグリーン車をつける」という計画も、先頃、延期が発表されました。
まだまだ中央線には頑張ってほしいものですね。
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