神、この世に人間界を作りしとき、人間とその他の生き物たちに住む場所をお与えん。曰く、獣人、鳥人、妖精、そして、妖魔。神、互いに争わなぬよう五層からなる大地を創造せん。第一階層に水と緑の大地を、第二階層に炎と巌を、第三階層に氷と雲を、第四階層に光と虹を、頂きの第五階層には神自身の大きな神殿を創造し、下界の民の暮らす様を眺めているという。
ある日妖魔は言う「我らの住める場所が狭すぎる」と。そして神に「五層の大地、これら全て我らによこせ」と。双方の緊張が高まりしとき、五層の大地より七人の勇者が現れた。激しい死闘、妖魔千人に対して一人の勇者が毎日のごとく倒れていった。最後に残りし勇者、妖魔の王を打ち倒しこの世に平和が訪れん。哀れと思い神、勇者の姿を常世に残し、この世の守護者とし、偉大なる力を与えんとす。この時より、幻世界は平和の波に包まれん。古代ミズナ聖書第1章一節より抜粋。
本作は1995年にリリースされたシミュレーションRPG。プレイヤーは爆熱中学2年D組の熱血少年“しらとりゲン”となって“機装神ゲンカイザー”と共に、五層からなる幻星界を冒険することになります。
ゲームはトップビューを採用。RPGのような感覚でプレイが可能で、街の人と会話をして情報を集めたり、アイテムを探します。要所で現れる敵との戦闘はターンバトルを採用しており、ユニット一つ一つを動かして戦います。攻撃や防御シーンではテンポ良いアニメーションが盛り上げてくれるでしょう。
なお本作では攻撃側は反撃されることなくダメージを与えられ、HPがゼロになっても回復すれば戦線復帰が可能。そうしたことから、簡単に攻略できそうに思えますが、そうしたシンプルルールの半面で、地上と空中の概念なども用意されており、手応えのある戦いが楽しめることでしょう。
TGLの初メカストーリーとして話題となった本作。わかりやすいゲームシステム、その手のファンのツボを抑えたキャラデザイン、心地よいBGMなど、『ファーランド』シリーズとは似て非なる面白さが体験できる意欲作です。
ゲームはトップビューを採用。RPGのような感覚でプレイが可能で、街の人と会話をして情報を集めたり、アイテムを探します。要所で現れる敵との戦闘はターンバトルを採用しており、ユニット一つ一つを動かして戦います。攻撃や防御シーンではテンポ良いアニメーションが盛り上げてくれるでしょう。
なお本作では攻撃側は反撃されることなくダメージを与えられ、HPがゼロになっても回復すれば戦線復帰が可能。そうしたことから、簡単に攻略できそうに思えますが、そうしたシンプルルールの半面で、地上と空中の概念なども用意されており、手応えのある戦いが楽しめることでしょう。
TGLの初メカストーリーとして話題となった本作。わかりやすいゲームシステム、その手のファンのツボを抑えたキャラデザイン、心地よいBGMなど、『ファーランド』シリーズとは似て非なる面白さが体験できる意欲作です。
配信概要
タイトル:機装神伝ゲンカイザー(PC-9801版)
ジャンル:シミュレーションRPG
メーカー:エンターグラム
オリジナル版発売年:1995年
発売日:2023年9月26日
価格:770円(※キャンペーン終了後は1,100円での配信となります。)
権利表記:
©ENTERGRAM
©2023 D4Enterprise Co.,Ltd. / ©2023 MSX Licensing Corporation.
特典:当時のマニュアルをPDF収録
ジャンル:シミュレーションRPG
メーカー:エンターグラム
オリジナル版発売年:1995年
発売日:2023年9月26日
価格:770円(※キャンペーン終了後は1,100円での配信となります。)
権利表記:
©ENTERGRAM
©2023 D4Enterprise Co.,Ltd. / ©2023 MSX Licensing Corporation.
特典:当時のマニュアルをPDF収録
EGGチャンネルにて紹介動画公開中!
機装神伝ゲンカイザー for PC-9801(GEN KAISER / 90's Japanese old pc game)
via www.youtube.com
『プロジェクトEGG』について
PC-9801、FM-7、X1など様々なプラットフォームが存在していた1980年代。この時期に発売されたPCゲームは、今のエンタテインメントに大きな影響を与えました。しかし記録メディアの劣化やプラットフォームなどの変化により、それらは次第に遊べなくなっています。
D4エンタープライズではレトロゲームを文化遺産のひとつと捉え、『プロジェクトEGG』を発足。ゲームコンテンツ、ハードウェア、開発者、そしてレトロゲームを愛する皆さまへのリスペクトを忘れず、いつまでもレトロゲームが楽しめるよう、真摯に取り組んでまいります。
D4エンタープライズではレトロゲームを文化遺産のひとつと捉え、『プロジェクトEGG』を発足。ゲームコンテンツ、ハードウェア、開発者、そしてレトロゲームを愛する皆さまへのリスペクトを忘れず、いつまでもレトロゲームが楽しめるよう、真摯に取り組んでまいります。
関連記事
【ロードス島戦記】ラノベ(ライトノベル)の元祖的存在・ロードス島戦記の骨太なストーリー展開【アニメからゲームまで】 - Middle Edge(ミドルエッジ)
ライトのベルの元祖、そして国産ファンタジーの金字塔であるロードス島戦記の魅力を語っています。
70年代のゲームセンターが蘇る!レトロ型テーブル筐体『TAKUYAタクヤ』が50台限定で受注販売スタート!! - Middle Edge(ミドルエッジ)
徳力精工より、1970年代に登場したテーブル型ゲーム筐体を基に、現代の仕様に合わせた最新テーブル型ゲーム筐体『TAKUYAタクヤ』が発売されます。
「ぺったんピュー」がSwitch&PS4で配信開始!「いっき」「アトランチスの謎」を手掛けたサンソフトの伝説的ゲーム - Middle Edge(ミドルエッジ)
株式会社ハムスターより、1984年にサンソフト(サン電子)から発売されたアクションゲーム「ぺったんピュー」が、同社がNintendo Switchやプレイステーション4向けに展開する「アーケードアーカイブス」内で現在好評配信中です。