霧島五郎(きりしま ごろう)
国家警備機構の一員で、登山家風の格好をしたサングラス着用の青年。設定年齢28歳。弦太郎を身近でサポートするべく派遣された。
劇中では語られていないが、設定では「登山中の落雷事故で死亡したが、津島博士によってアイアンキングに変身する能力を与えられて蘇生した」とされており、当時の小学館の学年別学習雑誌の記事など、掲載誌で解説されていた。
アイアンキングから五郎の姿に戻った際には、ことあるごとにエネルギー源の水をガブガブ飲んでいる。第4話ではジュースやコーラ、第19話では雪を、第20話では水を飲む代わりにツララをしゃぶっており、水分であれば水そのものでなくてもエネルギー源となる。
『アイアンキング』は、夏純子、大川栄子、岡崎友紀、坂口良子など、当時の人気女優や女性アイドルが多数ゲスト出演した
快傑ズバットが戦う理由は、地球を守るためではなく、「友を殺した真犯人を突き止めるため、復讐するため」(時代劇の仇討ちに近い)
『快傑ズバット』(1977年)
早川健がズバットスーツを着用した姿。登場時の決めゼリフは「ズバッと参上、ズバッと解決。人呼んでさすらいのヒーロー!快傑ズバット!!」。
その口上の後、対峙した相手の罪状を並べたて、「許さん!」と一喝し、戦闘開始する。
早川が脱出不能なピンチに陥り、死んだと思われた次の瞬間、飛来するズバッカーの爆音とともにズバットが登場する。
ジャンプ力は400メートル、走力はマッハ7。武器は、ズバットのトレードマークを模したZ型の赤い柄を持った鞭で、厚さ20センチの鉄板を切り裂く威力に加え、振り回すだけで敵集団の放つマシンガンの弾丸を全て叩き落とせる。鞭の柄は敵に突き刺すことも可能。得意技はズバットアタックと、鞭で敵を投げ飛ばす天地返し。
(出典:Wikipedia「快傑ズバット」)
科学者の飛鳥五郎は、妹の勤める幼稚園へ地域掌握のため現れた暴力団・地獄組と対峙、命を狙われることとなる。
しかしそこに妙な風来坊が現れた。その男は飛鳥の子供の頃からの親友であり、何をやっても日本一の私立探偵・早川健。地獄組の用心棒を追い払い、親友との再会に喜ぶ早川だったが、幼稚園バスに爆弾が仕掛けられているのを発見。園児たちを無事に避難させ、飛鳥は独りバスを安全な所まで運ぶが爆発で重傷を負ってしまう。
さらに姿なき敵の魔手は飛鳥の入院先の病院にまで伸び、再び爆発が起きる。混乱の中、飛鳥は軽機関銃の銃撃で蜂の巣にされてしまい、早川の腕の中で息を引き取った。
早川は飛鳥の残した設計図を頼りに、開発途中の宇宙探検用強化服「ズバットスーツ」、そして飛行能力を備えたスーパーカー「ズバッカー」を自力で完成させ、地獄組組長・地獄竜を倒す。
しかし地獄竜は、飛鳥を殺したのは自分ではないと言う。では一体誰が? 友を殺した真犯人を突き止めるため、早川の復讐の旅が始まった。
快傑ズバットが戦う敵は、宇宙人、怪獣や怪人ではなく、「各地域の普通の暴力団・ギャング団組織であり、一芸に秀でた生身の人間である」
放浪する早川の行く手を、悪の組織ダッカーの各地域のボスとその手先である用心棒が阻む。
用心棒は何らかの特技(早撃ち、居合、釣り、吹き矢、料理など)を持っており、自分がその分野で一番であると自負している。
早川は「○○の達人、××。ただし!その腕前は日本じゃあ二番目だ。」と言って用心棒を挑発する。
「ならば日本一は誰だ!?」との用心棒の問いに、早川はキザな口笛と舌打ち・深く被った帽子の鍔を押し上げる仕種とともに「オレさ」と自身を指差す。
それに怒った用心棒は技を披露するが、早川はそれ以上の技を見せつける。それを見た用心棒は早川に敬意、もしくは畏怖を表して一旦退散する場合が多い。
毎回「釣り師」とか「大工」とか多彩な能力を持つ用心棒が登場し、早川と技の腕前を勝負をするのが一番の見せ場です。
用心棒達は人間技とは思えないあり得ない技を見せますが、それを遥かに上回る凄い技で早川が勝つと言うのが毎度の流れです。