バイオマンとは
1984年に放送されたスーパー戦隊『超電子バイオマン』。
ダイナマンから徐々に作風などが変化しつつあったスーパー戦隊シリーズですが、本格的な革新が行われたのはやはりバイオマン以降でしょう。
ダイナマンから徐々に作風などが変化しつつあったスーパー戦隊シリーズですが、本格的な革新が行われたのはやはりバイオマン以降でしょう。
「超電子バイオマン」とは、最強の地球人科学者「ドクターマン」率いる悪の組織「新帝国ギア」と戦う為に選ばれた戦士達の物語であり、1984年2月4日から1985年1月26日にかけて毎週土曜日18時にテレビ朝日系列で放送されたスーパー戦隊シリーズ第8作目である。制作は東映。全51回。
番組タイトル及びヒーローの名前に「戦隊」の文字が入らない。
ヒーローの名前に戦隊名(の一部)が入らない。
メンバーに女性が二人いるダブルヒロインを初めて採用。
等身大での戦闘時の敵役が固定されていて、作戦に応じて起用される。
敵の巨大ロボのみ毎回変わる。
宇宙からの技術による正義の味方と、地球人の科学者個人の能力との戦い。
シリーズ初の「自分の運命や境遇に苦悩するレッド」。
メンバーが素人ゆえか戦隊シリーズ唯一の女性メンバーが戦死する程苛烈なストーリー展開。
といったマンネリ打破な新機軸で、伝統芸能的なシリーズの中で更なる方向性と多様性を広げようとする新たな試みに満ちた作品である。
今までやこれ以降の戦隊は基本敵にその回で登場し倒された怪人が巨大化したものとロボが戦うというパターンになっていますが、バイオマンでは敵の巨大メカが毎回違う代わりに怪人は固定であるという方式が取られていたのが最も印象的な違いでしょう。
これ以降の戦隊では『特命戦隊ゴーバスターズ』のみ、逆に怪人は毎週違うものが登場し巨大勢力は数種類で固定という方式が取られていました。
これ以降の戦隊では『特命戦隊ゴーバスターズ』のみ、逆に怪人は毎週違うものが登場し巨大勢力は数種類で固定という方式が取られていました。
物語のあらすじ
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かつて高度な文明によって栄えたバイオ星は、その超科学によって生み出された物質活性化をもたらす「バイオ粒子」をめぐる戦争により滅んでしまう。
バイオ粒子の平和利用を目指していた「バイオ星平和連合」の人々は、宇宙一美しい星「地球」では将来自分達のような科学をめぐっての悲劇を繰り返させてはならないと、自我を持つ巨大ロボット・バイオロボとそのサポートロボ・ピーボを地球に送りこむ。
それから500年。ドクターマンと名乗る狂気の天才科学者が、自らが作り出したメカ人間による「新帝国ギア」を率いて世界征服を開始した。科学による地球の危機に目覚めたピーボは5人の若者を召喚する。
彼らは500年前、バイオロボによって肉体と精神を強靱にするバイオ粒子を浴びせられた5人の若者の子孫だった。
登場人物
それでは、ここでバイオマンの5人を振り返ってみましょう。
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ピーボ
ピーボはバイオマンとなる5人を集めるため、バイオロボとともに地球に現れたサポートキャラクターでした。
彼の友人が登場したエピソードなどもあり、5人に劣らず、あるいはそれ以上に存在感のあるキャラクターでした。
彼の友人が登場したエピソードなどもあり、5人に劣らず、あるいはそれ以上に存在感のあるキャラクターでした。
バイオロボ
基本的にはバイオマンによって操縦されるロボットですが、意思を持っており自分で行動している場面も見られました。
赤、黒、白の渋い配色は今見ても魅力的です。
当時の超合金の入手は困難ですが、プラモデルは度々再販されているため模型屋さんなどに在庫がある場合もあります。
赤、黒、白の渋い配色は今見ても魅力的です。
当時の超合金の入手は困難ですが、プラモデルは度々再販されているため模型屋さんなどに在庫がある場合もあります。
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ドクターマン
新帝国ギアの総統・ドクターマンは戦隊シリーズでも数少ない、自身を機械で改造してはいるものの人間である悪の組織のボスでした。
元々は人間であるという設定はしっかりと劇中で生かされており、息子が登場するエピソードもありました。
元々は人間であるという設定はしっかりと劇中で生かされており、息子が登場するエピソードもありました。
彼とその死に別れたはずの父とのドラマは物語後半の見せ場だったため、覚えている方も多いでしょう。