スーパー戦隊シリーズのお約束:巨大戦隊ロボの追加・追加合体
東映はマーベル・コミックグループと提携し、マーベルの看板作品の1つ『スパイダーマン』を原作にした『スパイダーマン(東映版)』を制作(東京12チャンネル〈現:テレビ東京〉にて放送)する。
東映側が独自に取り入れた、等身大ヒーローが巨大ロボットの操縦をも行うという画期的アイデアは好評を呼び、巨大ロボ「レオパルドン」の玩具も商業的に大きな成功をもたらした。
その結果、「集団ヒーロー」+「巨大ロボ」という2つの要素を合わせた作品が企画されて『バトルフィーバーJ』(1979年)がテレビ朝日系列で放送開始された。
同作品もまた成功を収め、以降は今日に至るまで一度の中断もないまま、幾度かの放送時間の変更を経つつも毎年1作のペースで新作が制作され続けている。
スーパー戦隊シリーズ初の戦隊ロボ「バトルフィーバーロボ」 『バトルフィーバーJ』(1979年)
『ゴレンジャー』『ジャッカー』では登場しなかった巨大ロボット(戦隊ロボ)「バトルフィーバーロボ」やロボを輸送する巨大母艦「バトルシャーク」の登場など、後のメカによるスーパー戦隊シリーズにおける基本的なフォーマットは『バトルフィーバーJ』(1979年)において確立された。
スーパー戦隊シリーズ初の「2号ロボの登場」 『超新星フラッシュマン』の主力ロボのフラッシュキングが大破し、タイタンボーイと、グレートタイタンが登場する。
「フラッシュキング」は、敵の攻撃で大破した最初の戦隊ロボ。 『超新星フラッシュマン』第15話「巨大ロボ破れたり」
第20話で復活し、以降は状況に応じてフラッシュキングと2号ロボのタイタンボーイ/グレートタイタンと使い分けられるようになった。
作品の大きな特徴としては「2号ロボの登場」が挙げられる。第15話で当初からの主力だったフラッシュキングが大破し、代わって第17 - 18話からタイタンボーイと、その強化バージョンであるグレートタイタンが活躍する。
この新ロボ登場劇は当時すでにアニメ作品でも取り入れられつつあったものの、戦隊シリーズでは初であった。
背景には当時ブームとなっていた『トランスフォーマー』のシリーズに対抗するスポンサーの戦略もあった。巨大ロボを新規で登場させるとスーツやミニチュアの製作が絡んで億単位の経費が掛かるためリスクが高かったが、もはや1体のロボットキャラクターだけで1年間の番組を維持できる時代ではなかったと鈴木武幸は語っている。
巨大トレーラー「フラッシュタイタン」が「タイタンボーイ」と「グレートタイタン」にトランスフォームする。まさにトランスフォーマーの影響を受けている。
第15話でフラッシュキングが破壊された際に地球の危機を察知して起動。レー・バラキによってタイタンの後継者たるフラッシュマンに託され、以降1号ロボのフラッシュキングと共に最終話まで巨大戦力として戦った。
スーパー戦隊シリーズ初の「2号ロボの登場」 「タイタンボーイ」と「グレートタイタン」
「タイタンボーイ」
第18話から登場。フラッシュタイタンの前部牽引車部分がフラッシュターン!タイタンボーイの掛け声で変形した巨大ロボ。
「グレートタイタン」
タイタンボーイとフラッシュタイタン後部のトレーラーがフラッシュターン・グレートタイタンの掛け声で合体した巨大ロボ。トレーラー部から手脚とヘッドギアが展開し、後部空きスペースにタイタンボーイが収まることで完成。ヘッドギアの耳部分には、Fの字がある。フラッシュキングを上回るその巨体だけで獣戦士を威圧。歩行の代わりにホバー移動を行う。
出典 超新星フラッシュマン - Wikipedia
1号ロボ「ライブロボ」と2号ロボ「ライブボクサー」が合体したスーパー戦隊初のスーパー合体ロボ「スーパーライブロボ」
『超獣戦隊ライブマン』第30話「今ここに5人の戦士が」 超獣合体「スーパーライブロボ」
「ライブロボ」(一号ロボ)と「ライブボクサー」(二号ロボ)が合体して「スーパーライブロボ」(スーパー合体ロボ)が初登場する。
超獣戦隊ライブマン 超獣合体スーパーライブロボ 取り扱いビデオ
『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)第33話「赤い標的!にせものゴレンジャー出現」 スーパー戦隊シリーズ初の「偽者回」。
にせものゴレンジャー(黒十字軍の鉄ひめ仮面の一味)「5人揃ってゴレンジャーだ!」
鉄ひめ仮面はダイヤモンドビーム砲を完成させるために、100カラット以上のブルーダイヤモンドを集めている。
さらに卑劣な鉄ひめ仮面はゴレンジャーの名を語ってブルーダイヤモンドの強盗をしている。
鉄ひめ仮面のにせものゴレンジャーは本物のゴレンジャーに全然似ていないが、ゴレンジャーに連続ダイヤ強盗の濡れ衣を着せる事には成功している。
「鉄ひめ仮面」の一味は、さらに「ペギーの人形」を使って、連続強盗の犯人をペギーに仕立て上げようと画策する。
ブルーダイヤの金庫の監視カメラの前にペギーの人形を立てて、ペギーたちゴレンジャーが連続ブルーダイヤ強盗の真犯人(容疑者)として疑われるように画策する。
世間にドロボウ・ゴレンジャーと言われだす。
『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)エンディングテーマ 「秘密戦隊ゴレンジャー」(第1 - 63話)Super Sentai Spirits 2006 Goranger
バトルシーンでも使用された。後半にはインストゥルメンタル版も使用されている。番組名がEDのタイトルに使われたため、OPと混同されることがある。
『秘密戦隊ゴレンジャー』(ひみつせんたいゴレンジャー)は、1975年(昭和50年)4月5日から1977年(昭和52年)3月26日までNET(現・テレビ朝日)系列で毎週土曜19:30 - 20:00(JST)に全84話が放送された、NET・東映制作の特撮テレビドラマ。
劇中での主人公たちのグループ名は「ゴレンジャー」。
GIFアニメは、スパイダーマンが搭乗する巨大ロボット「レオパルドン」のソードビッカーのシークエンス。出てきて数秒で敵を倒します。これは9.5秒で倒しています。