また、以前CCPJAPANから発売された黒龍工房さま原型によるガメラ(1999)のヘッドと同じく、本体とは別に、壁などにかけなくても前を向いて展示可能となる台座が付属。原型から製品開発においても”再現”性を高めるために非常にこだわり抜かれた商品に仕上がっています。
原口智生 プロフィール
1960年生まれ
特殊メイクアーティスト、造型師、映画監督、特技監督など、多岐にわたり特撮業界・造型業界において長年活躍。現在は映画のプロップなどの修復師としても活動している。監督作品としては『ミカドロイド』『デスカッパ』『ウルトラマンメビウス』『ウルトラマンギンガ』等を製作。「平成ガメラ三部作」では平成ガメラ造型部として、ガメラ1・2・3の全てのガメラ造型とスーツ製作を担当。現在でもガメラのスーツ復刻プロジェクトなども担当するなど、氏は平成ガメラ造型において欠かせない存在となっている。
特殊メイクアーティスト、造型師、映画監督、特技監督など、多岐にわたり特撮業界・造型業界において長年活躍。現在は映画のプロップなどの修復師としても活動している。監督作品としては『ミカドロイド』『デスカッパ』『ウルトラマンメビウス』『ウルトラマンギンガ』等を製作。「平成ガメラ三部作」では平成ガメラ造型部として、ガメラ1・2・3の全てのガメラ造型とスーツ製作を担当。現在でもガメラのスーツ復刻プロジェクトなども担当するなど、氏は平成ガメラ造型において欠かせない存在となっている。
彩色版
彩色版は工場生産品でありながらも”本物”をご体感頂ける彩色を目指し開発が行われました。原口氏の工房にて、その場で監修を頂きながらデコマス製作が行われ、彩色は怪獣模型の彩色師として活躍を続ける、フィニッシャー・さるタジラ氏が担当。実際のガメラの頭部を参考に、原口氏から当時の製作において使用されていた塗料、現場でのスーツの状況などの指導を頂きながら彩色見本が製作されました。
当時のスーツの色味や、劇中でも見えない口内の血管の彩色までもが余すことなく再現されています。
劇中では確認の難しい細かな血管なども余すことなく彩色。血管をエアブラシの細吹きにて塗装し、上から馴染ませることにより、スーツの口内彩色を再現し、このリアリティある再現性を求めた口内塗装が実現しました。実際の製品でも同様の工程で生産が行われます。
最大のポイントとなる眼球においても、実際のスーツに入っていた目玉を参考に彩色加工しています。実際のガメラのスーツで行われた筆による手描きの虹彩を再現。
目のフチの血管彩色までも余すことなく塗装を施し、現場で仕上られた怪獣スーツの臨場感を感じることができます。牙についても、実際に使用の塗料などを原口氏から伺いながら再現。
実際のスーツと同じくクリア素材を使用し、スーツが完成した直後の少し綺麗な状態の牙をイメージした彩色が施されています。