1970年の夏
via www.photo-ac.com
1970年代は今よりも涼しかったのでしょうか?
1970年8月の東京の最高気温や猛暑日の日数についてご紹介します。
まず1970年の8月の最高気温は、8月29日に記録した35.5度でした。
やはり35度以上の猛暑日を記録していますので、1970年も暑かったですね。
ただ猛暑日を記録したのは、5日と6日、そして29日の3日間のみですので、連日の真夏日という訳ではありませんでした。
更に最低気温に注目すると、最高は22日の26.9度です。
最低気温が25度を超えた日は11日間で熱帯夜も多かったですね。
エアコンが無かったことを考えると、かなり寝苦しそうです。
1970年8月の東京の最高気温や猛暑日の日数についてご紹介します。
まず1970年の8月の最高気温は、8月29日に記録した35.5度でした。
やはり35度以上の猛暑日を記録していますので、1970年も暑かったですね。
ただ猛暑日を記録したのは、5日と6日、そして29日の3日間のみですので、連日の真夏日という訳ではありませんでした。
更に最低気温に注目すると、最高は22日の26.9度です。
最低気温が25度を超えた日は11日間で熱帯夜も多かったですね。
エアコンが無かったことを考えると、かなり寝苦しそうです。
1980年の夏
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続いて1980年8月の東京の最高気温や、猛暑日の日数をお伝えします。
1980年8月の東京の最高気温は、15日に記録した32.2度でした。
35度超えの日は一度もなく、涼しかったのでしょうか。
この年は曇りの日が多かったようで、涼しい夏だったようです。
最低気温の最高は18日の23.2度で、熱帯夜も1日もありませんでした。
9日~15日までが連続して晴れた以外は、曇りの日が多く過ごしやすい夏だったと言えそうです。
ただ現代も涼しい夏もありますから、一概に1980年代が涼しかったとは言えないかもしれません。
1980年8月の東京の最高気温は、15日に記録した32.2度でした。
35度超えの日は一度もなく、涼しかったのでしょうか。
この年は曇りの日が多かったようで、涼しい夏だったようです。
最低気温の最高は18日の23.2度で、熱帯夜も1日もありませんでした。
9日~15日までが連続して晴れた以外は、曇りの日が多く過ごしやすい夏だったと言えそうです。
ただ現代も涼しい夏もありますから、一概に1980年代が涼しかったとは言えないかもしれません。
1990年の夏
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続いてサザンオールスターズの「真夏の果実」が大ヒットした1990年の東京の最高気温や、猛暑日の日数についてお伝えします。
最高気温は7日と24日の35.9度でした。
そして35度以上の猛暑日はこの2日間のみ…。
連日40度近い気温が続く、今年の夏とはかなり違いますね。
最低気温の最高は24日の28.8度ですから、1990年代になると夜の寝苦しさがキツくなってきているように感じます。
最高気温が30度を超えなかった日も4日間だけですので、平成になると暑くなってきているように思われますね。
最高気温は7日と24日の35.9度でした。
そして35度以上の猛暑日はこの2日間のみ…。
連日40度近い気温が続く、今年の夏とはかなり違いますね。
最低気温の最高は24日の28.8度ですから、1990年代になると夜の寝苦しさがキツくなってきているように感じます。
最高気温が30度を超えなかった日も4日間だけですので、平成になると暑くなってきているように思われますね。
2022年の夏
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それでは現代に時間を巻き戻し2022年8月の東京の最高気温や、猛暑日の日数についてご紹介します。
2022年8月の東京の最高気温は、16日の36.4度でした。
そして35度を超えた猛暑日は、7日間です。
最低気温最高は、8月3日の28.2度で熱帯夜は11日間ですから、夜になっても暑い日が続いていますね。
ただ昨年8月は曇りの日が多く、晴天ではないのに湿度が高く更に気温も高いので蒸し暑い傾向でした。
晴れている日が多い訳ではないのに、この暑さですから昔よりも体感は辛そうです。
気温が高くカラッと晴れている日より、蒸し暑い日の方が身体に堪えますよね。
2022年8月の東京の最高気温は、16日の36.4度でした。
そして35度を超えた猛暑日は、7日間です。
最低気温最高は、8月3日の28.2度で熱帯夜は11日間ですから、夜になっても暑い日が続いていますね。
ただ昨年8月は曇りの日が多く、晴天ではないのに湿度が高く更に気温も高いので蒸し暑い傾向でした。
晴れている日が多い訳ではないのに、この暑さですから昔よりも体感は辛そうです。
気温が高くカラッと晴れている日より、蒸し暑い日の方が身体に堪えますよね。
2023年の8月の予報は?
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それでは2023年の8月はどんな夏になるのでしょうか?
7月下旬から8月上旬はフィリピン近海の対流活動が活発となり、西日本や沖縄を中心に太平洋高気圧の勢力が強まり、暑さのピークとなる予想です。
もう充分暑さを体感しましたが8月の上旬をピークとし、その後も暑さは続きそうですね。
今年の夏の暑さの原因は、太平洋高気圧とチベット高気圧です。
太平洋高気圧とチベット高気圧は広がる高度が違うため、同時期にチベット高気圧が日本付近まで張り出した場合は、太平洋高気圧と上空で重なり合って“ダブル高気圧”となってしまい、二つの高気圧が非常に背の高い一つの高気圧となってしまいます…。
その結果最高気温が35度以上の猛暑日が続いたり、フェーン現象が起こりやすい場所では40度前後の酷暑になることも。
そして9月に入っても、残暑が続く見込みなのです。
皆さん、水分をこまめに取って熱中症には気をつけましょう。
7月下旬から8月上旬はフィリピン近海の対流活動が活発となり、西日本や沖縄を中心に太平洋高気圧の勢力が強まり、暑さのピークとなる予想です。
もう充分暑さを体感しましたが8月の上旬をピークとし、その後も暑さは続きそうですね。
今年の夏の暑さの原因は、太平洋高気圧とチベット高気圧です。
太平洋高気圧とチベット高気圧は広がる高度が違うため、同時期にチベット高気圧が日本付近まで張り出した場合は、太平洋高気圧と上空で重なり合って“ダブル高気圧”となってしまい、二つの高気圧が非常に背の高い一つの高気圧となってしまいます…。
その結果最高気温が35度以上の猛暑日が続いたり、フェーン現象が起こりやすい場所では40度前後の酷暑になることも。
そして9月に入っても、残暑が続く見込みなのです。
皆さん、水分をこまめに取って熱中症には気をつけましょう。
まとめ
今回は「昔よりも夏は暑くなっているのか?昭和から令和の夏を比較してみた!」についてご紹介しました。
35度を超える猛暑日と熱帯夜が増えて、昭和の頃よりも確実に暑くなっているようです。
皆さん無理せず、ご自愛くださいね。
35度を超える猛暑日と熱帯夜が増えて、昭和の頃よりも確実に暑くなっているようです。
皆さん無理せず、ご自愛くださいね。
17 件
名無し 2023/8/18 17:24
確かに今は地球温暖化の影響で猛暑日が増えている、というか当たり前になってきているのだろうけれど、かといって昔は今のような携帯式の扇風機とかの冷却グッズが多くないし、それに「暑さは我慢しておけ!」という根性論(偏見だろうけど)があるだろうから、昔が涼しいとは限らないかも。温暖化をもたらした今の現代文明だけど、その文明の進歩で冷却グッズが増えたのも事実だと思う。