SFC「マリオペイント」
via neoapo.com
『マリオペイント』(Mario Paint)は、1992年7月14日に任天堂より発売されたスーパーファミコン用コンピュータゲームである。スーパーファミコンマウスとスーパーファミコンマウスパッドが同梱されており、スーパーファミコン初のマウス専用ソフトである。
どうやって遊ぶの?
via dic.nicovideo.jp
ソフト+マウス+マウスパッドの3点セットで発売。価格は9,800円と高めだったが、ペイント機能以外に音楽の作曲やハエ叩きゲームなど、マウスの機能を存分に使用したゲームソフト。
アニメーションモードと作曲モードを組み合わせて、ちょっとしたアニメを作ったりも出来る。
ハエ叩きモードは息抜きのつもりがついついハマってしまう時間泥棒。
遊び心たっぷりのオープニング
マリオペイント オープニング - YouTube
この体操の音楽何て言ってんだよww
via www.youtube.com
タイトル画面は、白地に「MARIOPAINT」の文字が配されたシンプルなものであり、タイトルロゴの下を左右に行き来するマリオをクリックするとお絵かきスクリーンに移行する。だが、タイトルロゴのひとつひとつの文字にエフェクトが隠されており、クリックすることで以下のアクション、イベントを見て楽しむこともできる。
M
マリオが小さくなる。もう一度Mをクリックすると大きくなる。
A(左側)
その場でクリックしたAの字が落下し、しばらくすると上から下りてきて元に戻る。タイミングよくクリックしマリオにAの字を当てるとマリオが巻き込まれて一緒に画面下に消え、しばらくするとマリオ、Aの字の順に上から下りてきて元に戻る。マリオが巻き込まれて画面から消えている間、BGMの伴奏がストップする。
R
Rの字の囲まれている部分がオレンジ色に変わり目が生えて下に落ち、マリオが歩き回っている所をとことこと右方向へ歩いていく(Rの字の下半分が足のような振る舞いを見せる)。その後左上(タイトルロゴと同じ高さ)から現れて元に戻る。歩き回るRの字をクリックすると「任天堂」を逆再生・早回しした音声が再生される。
I(左側)
タイトル画面の白と黒が反転し、音楽も音程がおかしくなる。一定時間が経つと自然に元に戻る。
O
Oの字がそのまま爆弾よろしく導火線を伴い火花を散らし、爆発してタイトルロゴと著作権表示が一瞬あちらこちらに飛び散る。タイトルロゴと著作権表示はすぐに元に戻るが、音楽が変わる。音楽はBGMを変化させる他の文字をクリックするまで元に戻らず、後述のA(右側)を押した際の追加パートも変化する。
P
草原の絵が現れ、音楽が変わる。空を飛ぶ飛行機、草原を走る犬、生えている花、走る電車などをクリックするとそれぞれ違った、声とも言葉とも鳴き声とも捉えかねない音が発せられる。まれに右上から現れ左下にすばやく移動する星をタイミングよくクリックすると、スタンプの絵が大量にランダムに降り注ぎ、音楽もオルガンの音色に変わる。もう一度Pをクリックするかマリオをクリックしお絵かきスクリーンに移動するまで、絵は消えず他の文字をクリックしても何も変わらない。
A(右側)
右からヨッシーが現れ、素早く左へ抜けていく。BGMにも、スーパーマリオワールドやNewスーパーマリオブラザーズシリーズでヨッシーに乗っている際のコンガのような音が挿入される。
I(右側)
画面が小刻みに揺れ、音楽も震えている感じになる。
N
スタッフロールがタイトルロゴのすぐ下に現れる。また、BGMに木琴と思われる伴奏が追加される。
T
ポインタがクレヨンに変化し、虹色の色彩でお絵かきを楽しめる(消しゴムはないので間違っても消せない)。音楽もスローペースのアレンジ版に切り替わる。もう一度Tをクリックすると元に戻る(それまで描いたものも全部消える)。
お絵描きモード
via dic.nicovideo.jp
マウスでカーソルを動かして絵を描くモード。このモードからアイコンを押すことで、アニメーションランド、サウンドコラージュ、ハエタタキの各モードへ進むことが出来る。アニメーションランドとサウンドコラージュで製作したものをあわせて1つのデータとして鑑賞、セーブやロードをすることができる。時間をかけてデータを圧縮してセーブするが、1つのデータしかセーブできない。滅多にないことだが、圧縮しにくい絵を描いた場合、容量が足りずセーブできない場合もある。
使える色数は透明を含めた16色で、選べる色は固定されており新たに設定することはできない(薄いピンクや灰緑色も本作品に登場するが使えない)。ベタ塗りのペン、範囲の中でランダムにドットを塗りつぶすスプレーで、3段階の太さを選びマウスで絵を描くことができる。また、これらによる直線や四角形・円・楕円の描画もできる。
スタンプはあらかじめ入っているキャラクターやパターン、自作のスタンプ(スペシャルスタンプ)を押すことができる。そのまま押すことも、左右上下を反転して押すことも可能。ボタンを押したままでマウスを動かせば、指定した模様でペンのように描画することも可能であり、これを利用して、スタンプを既定のペンより細い1ドット幅のペンとして使うテクニックが存在する。コピーは画面上の指定する一部分をスタンプと同様に使う機能である。
塗りつぶしはつながった同一色の領域を塗りつぶすことができるが、この場合一色でなく用意されたパターンやスペシャルスタンプの模様でも塗りつぶせる。ただし、これを元通りに塗りなおすには1色1色戻す必要があるので、下手に塗りつぶすと泣きを見ることになる。
消しゴムは、指定の部分を透明に戻すのに使う。最初に画面を開いたときの状態が透明となっており、画面上では白よりも僅かに暗いグレーで表示されている。画面全体を消す消しゴムアイコンは9種類あり、それぞれ異なった消え方をする。
それぞれの操作は、犬のアイコンを押すことで1段階だけ元に戻すことが出来る。犬のアイコンを連打しても2回目以降は何も起こらない。
4種類の塗り絵を呼び出すことができる。
タイトルから最初に移行する画面にあるお絵描きモード。
最初は色々好きなものを書いていくのだが、大体の人は描きたいものが上手く描けず挫折するだろう。
それもそのはず、今と比べてドットが粗いのと使える色が16色しかないため色々と制限があるのだ。
それでも、この限られた条件の中どれだけすごいものを描けたか競うという遊び方が生まれたのもこのゲームのスゴいところだ。
最初は色々好きなものを書いていくのだが、大体の人は描きたいものが上手く描けず挫折するだろう。
それもそのはず、今と比べてドットが粗いのと使える色が16色しかないため色々と制限があるのだ。
それでも、この限られた条件の中どれだけすごいものを描けたか競うという遊び方が生まれたのもこのゲームのスゴいところだ。
作曲モード
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音のアイコンを置いていき、簡易な音楽を作成するモード。使える音は1つの音階と、下にシ1音、上にレからソの4音までの間で、黒鍵は使えない。同時に鳴らせる音は3つまでだが、同じ高さの音は同時に使用できない。音を任意に伸ばすことはできない。音を鳴らせる回数は最大128回で終点の指定が可能。またテンポの変更と、始まりを任意に指定してのループが可能。音色は15種類。
3種類のサンプル曲を呼び出すことができる。このサウンドコラージュ機能のみをパソコンで動作するようにした、マリオシーケンサと、マリオペイントコンポーザーというソフトがある。
それぞれ特徴のある音を出すアイコンを配置して一つの曲を作れるこのモード。
これまたお絵描きモードと一緒で、思い浮かべたものをそのまま作るのは難しく多少のセンスが必要。
そんな難しさの中、既存の曲をアレンジして作ったりはたまた新しい曲を作曲したりできるため今でも人気が高く果敢に挑戦している猛者もいる。
これまたお絵描きモードと一緒で、思い浮かべたものをそのまま作るのは難しく多少のセンスが必要。
そんな難しさの中、既存の曲をアレンジして作ったりはたまた新しい曲を作曲したりできるため今でも人気が高く果敢に挑戦している猛者もいる。
アニメーションツール
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