巻来功士の漫画『ゴッドサイダー』(『週刊少年ジャンプ』で1987年から1988年まで連載)の主要なエログロ系キャラクター
2016年2月4日 更新

巻来功士の漫画『ゴッドサイダー』(『週刊少年ジャンプ』で1987年から1988年まで連載)の主要なエログロ系キャラクター

80年代の『週刊少年ジャンプ』にてエログロな異彩を放っていた『ゴッドサイダー』の主要な「神の側の人間(ゴッドサイダー)」と「悪魔側の人間(デビルサイダー)」の登場キャラクターを振り返ってみましょう。

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魔王サタン

魔王サタン

大神魔王パズス

大神魔王パズス

大神魔王パズス

古代バビロニアの食人魔王。1億年前のサタンとの戦いに敗れて山犬の姿に封印されるが、サタン復活のために彼の力を借りようとしたリリスたちの活動によって生まれ変わり、再生を果たす。奇肱国「殷の四騎士」の呼びかけに応えて一時的に復活し、彼らの処刑を執行していた周の軍勢を喰い尽くしたこともある。得意技はペルセポリス碑文。

リリスから生まれたばかりのときはまだ人間の赤ん坊と同じ姿だったが、時間が経つにつれ少年から青年の姿へと急成長を遂げる。成長中の段階でも霊気を含めたゴッドサイダーらを圧倒するほどの力を誇ったが、戦いの中でより強く光の力に覚醒し五智如来の力を使いこなすに至った霊気によって粉砕される。だが、リリスの体内に入った一部の細胞が急成長を遂げ、ついに完全体となって復活し、同じく混乱に乗じて復活を遂げたサタンとゴッドサイダーとの三つ巴戦を展開する。

しかし、パズス自身の力を吸収してパワーアップした霊気の「ペルセポリス神魔碑文」を浴び、再び粉々にされて敗北。最後にはリリスの体内で再生中のまま攻撃を受け、たまらず飛び出したところを霊気、阿太羅、鶚の同時攻撃によって止めを刺される。しかし、死の直前に最大最強の碑文を放ち、霊気たちを道連れにしていった。
(出典:Wikipedia「ゴッドサイダー」)
大神魔王パズスと魔王サタンの戦い

大神魔王パズスと魔王サタンの戦い

リリスから生まれたばかりの赤ん坊姿のパズス

リリスから生まれたばかりの赤ん坊姿のパズス

時間が経つにつれ少年から青年の姿へと急成長を遂げるパズス

時間が経つにつれ少年から青年の姿へと急成長を遂げるパズス

ラスネール

ラスネール

ラスネール

サタンの血を引くデビルサイダー。粉々になっても復元するという不死身の体を持つ。得意技はテレポーテーションで、敵の死角に移動しての攻撃や撤退などに利用する。また、筋肉組織を怪物化して攻撃させる筋肉獣牙殺(マッスルビーストエンド)という技も持つ。

復活を目前にしたパズスを倒すためにサタンに派遣され、フードの男として大影神烏慶に扮していたアスタロトに挑むもあしらわれる。しかしアスタロトの正体を見抜いて去る。

その後、部下の魔王親衛隊三魔尉とともにパズス教団の幹部信者に化けて教団に潜入。霊気とは一時的に手を組み烏慶と戦うも部下を全て倒される。霊気が倒すのを躊躇った赤ん坊の姿のパズスを爪技で攻撃し刺し貫くも至近距離からのペルセポリス碑文を受け大ダメージを負い、あとを霊気に任せて戦線を離脱する。

サタン復活後はラスネール遊撃隊の隊長としてゴッドサイダーの残党狩りなどを担当。霊気とは五大元素剣「命」を守護する富士の八頭竜(エイトネックドラゴン)のもとで戦い、相手の肉体と同化して樹木に変えてしまう植物「マンドラゴラ」を植えつけて苦しめる。最後には復元中に逆にマンドラゴラを植え付けられ、再生速度を最高速にしていたのが仇となり樹木と化した。

敵である霊気に対しても「霊気さん」と呼ぶなど、普段の態度や物腰は非常に紳士的だが、追い詰められたり非難されたりすると悪魔らしい本性を見せる。
容姿のモデルは「スター・トレック」シリーズの「スポック」。復元能力は、妖獣都市のMr.影から。
(出典:Wikipedia「ゴッドサイダー」)

ジェミニー・マリガン

ジェミニー・マリガン

ジェミニー・マリガン

元はデビルサイダー・パラケルススによって造られた無精女闘士(ホムンクルス・アマゾネス)の一人で、「女人間発電所」と自称する程のパワーと強靭な体格を持つ。

「親」であるパラケルススの命によりマリガンと戦うが、その中で女性としての愛情とゴッドサイダーとしての力に目覚め、パラケルススを裏切る。命を捨てて自分を守ったマリガンを蘇らせる為、霊気たちの仲間となって共に瑠璃子救出に向かう。その後は蘇ったマリガンとアメリカで幸せに暮らすが、パズス教団の暗躍により、再びゴッドサイダーとして戦いに挑む。

守護神は「進」を司る十天闘神・頞沙羅(あさら)天。戦闘スタイルは強靭な筋肉と巨体を生かしたパワー戦法を得意とし、素手でも悪魔を叩き潰す程の腕力を持つ。得意技はパンチやキック(ウィンディ・レクイエム、ウィンディ・ローリング・ソバット)、またパズス編ではリリスがパズスの再生装置であると自ら突き止めた。
ちなみに「人間発電所」とは実在のプロレスラー、ブルーノ・サンマルチノの異名である。
(出典:Wikipedia「ゴッドサイダー」)

クラッシュ・マリガン

クラッシュ・マリガン

クラッシュ・マリガン

「力」を司る十天闘神・伐虎羅(ばこら)天を守護神とするゴッドサイダー。
元はアメフト選手でNYソルティードッグスのクォーターバックとして「重戦車マリガン」の異名を持つスタープレーヤーだったが、ゴッドサイダーとしての使命に目覚めチームを引退、DIA(米国防省)の破壊工作部隊隊長としてデビルサイダーと戦う。

ベルゼバブとの戦いに向かう霊気、阿太羅と合流し、参戦。怨醜鬼(ヘビークライガイスト)との戦いで半死の状態に追い込まれるが、霊気の機転で復活を遂げる。復活を遂げて早々ジェミニーと出会い、彼女を救うために命を落としてしまう。しかし、命を賭した流璃子の冥界逆葬送で霊気とともに復活。後にジェミニーと結婚してパズス戦のあとに息子のトミーをもうけた。

登場時には軍人らしく目的のために手段を選ばないところを見せ、阿太羅と対立するような場面もあったが、基本的には気がよく豪快なナイスガイである。「サノバビッチ」(クソ野郎)が口癖でよく葉巻を加えている。

強烈なショルダータックルである、ジーザス・クラッシュ・ショルダーや、肩から神の光を照射するジーザス・フラッシュを必殺技とする他、その体格を生かしたパワー戦法や分身である精神幻影(サイコキネシスストレンジャー)も使える。

富士のルキフグス戦で日本を救う為、副王の多くを道連れに壮絶な最期を遂げるが、彼の伐虎羅天の力はトミーに受け継がれた。
(出典:Wikipedia「ゴッドサイダー」)

ルキフグス

ルキフグス

ルキフグス

魔界の副王。サタンに似た巨大な姿をし、サタン復活後は人間界の支配を任せられ、各国首脳を引見するなどした。

以下9人のデビルサイダーが一つになっている。富士山の地下に爆弾を仕掛けて日本列島ごと霊気たちを爆破しようと企み、彼らとの死闘を展開。副王という立場にありながら特攻隊のような扱いを受けていた点が謎である。

合体時には人骨を固めたブーメランを投げる、ホワイトハウスの模型を握りつぶし本物のホワイトハウスをも破壊するといった魔力を見せたが、大技は見せていない。部下の料理人の台詞では大食漢であると語られた。

頭部(ブレイン)・シャルタ
ルキフグス軍団のリーダーと見られ、真の副王を自称する。伸縮自在の頭髪「禁断髪」が武器で、相手に巻きつけ締め上げて攻撃する。一度はマリガンに首を引きちぎられて死んだかに見えたが、ガールの右手を得て復活。最後は霊気に糞虫と見下され、神魔血破砲弾で頭部を粉砕され爆弾とともに消滅した。

右腕(ライトーム)・ガール
無数の剣が付いた右腕を武器とする。ルキフグス軍団の一番手として魔界のリゾート地で阿太羅と戦い、魔滅十字剣に敗れるが、同時に阿太羅の腹を切裂き大ダメージを与えた。右腕は残り復活したシャルタに合体した。

左腕(レフトーム)・ケルスート
左腕のトマホークを武器とする(実際は両腕から繰り出せる)。兜の角も武器とする。ユーハームに「霊気を追いかけて殺せ」と促され、「バラバラにしてやるぜー」と気勢を上げつつ霊気の飛びこんだ穴に飛びこもうとしていたが、二人まとめてマリガンに捕まり、最後の技「ジーザス・グレイテスト・フラッシュ」を浴びて消滅。

右肋骨(ライトード)・カリューモス
人間的な容姿を持つ女性の副王。戦闘時には上半身の筋肉が隆起する。両腕の刃を武器とする「デビルズクイーンショット」が必殺技。マリガンの技「タッチダウン・デストロイヤー」で頭部を潰されて死亡。

左肋骨(レフトード)・ミュルトン
電気ウナギの数百倍の電力を持つ「呪雷魚」になっている頭髪が武器の女性の副王。マリガンの返り血を浴びたのが災いして、「ジーザス・グレイテスト・フラッシュ」を浴びて消滅。

胃腸(ストマックス)・アリアドーネ
巨体。体内に食人胃、回魔凶虫を飼っている。ロイゴス、ゴネリッポと合体した肉塊のような姿でマリガン親子と戦う。マリガンの「ジーザスショルダークラッシュ」でバラバラにされて葬られるが、残された体内の回魔凶虫によってマリガンを最終的に死に追いやった。

右足(ライフット)・ゴネリッポ
やや小柄な体型。ロイゴス、アリアドーネと合体して戦う。彼自身の技は不明。マリガン親子の誰を食べるかの選択で出遅れて仕方なくマリガンを選び、マリガンは「肉が固そうだ」と評した。

左足(レフット)・ロイゴス
アリアドーネと対峙するマリガンを背後から蹴り殺そうとしてジェミニーに顎を蹴り飛ばされる。マリガン親子の誰を食べるかの選択では迷わずジェミニーを選んだ。ゴネリッポ同様、アリアドーネと合体して戦った。

心臓(ハーバード)・ユーハーム
中性的な容姿を持つ副王。無数のトゲがついた長く伸びる舌を武器とし、「死相の浮いている顔は美味、完全な死人の顔はもっと美味」という独特の味覚を語る。瀕死のマリガンの胸を舌で貫くが、それによりマリガンの返り血を浴びたことが災いして「ジーザス・グレイテスト・フラッシュ」を受けて消滅した。
(出典:Wikipedia「ゴッドサイダー」)
ルキフグスと魔王サタン

ルキフグスと魔王サタン

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