名曲がいっぱい!80年代に流行った洋楽デュエット・ソング!
2017年1月16日 更新

名曲がいっぱい!80年代に流行った洋楽デュエット・ソング!

80年代の洋楽ヒット・チャートを振り返ってみますと、デュエット・ソングが多くランクインしていることに気づきます。特に大物アーティスト同士だと話題性もバツグンで、皆さんも思わず口ずさんでしまうメロディーが多々あるのではないでしょうか?今回は、そんな思い出に残るデュエット・ナンバーをまとめてみました!

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ケニー・ロジャースとシーナ・イーストン(1983年)

Kenny Rogers & Sheena Easton We've Got Tonight

カントリー・シンガーのケニー・ロジャースが、人気ポップ・シンガーのシーナ・イーストンとデュエットで全米6位のヒット!この曲の作者であるボブ・シーガーが1978年に放ったヒット曲のカバーでしたが、結果的にこのケニーのヴァージョンの方が有名になりましたね~。

ピーター・ガブリエルとケイト・ブッシュ(1986年)

Peter Gabriel - Don't Give Up (ft. Kate Bush)

ピーガブ、最初はドリー・パートンとこの曲をデュエットしようと思っていたのだとか。でも、彼女に断られたので、最終的にケイト・ブッシュとデュエットし、全英9位のヒットに!後に、ドリー・パートンから自身のテレビ番組でこの曲を一緒に歌いたいと頼まれたそうですが、実現することはありませんでした・・・。

パティ・ラベルとマイケル・マクドナルド(1986年)

Patti LaBelle - On My Own ft. Michael McDonald

元ラベルのパティ・ラベルと、元ドゥービーズのマイケル・マクドナルドによるデュエットで、全米1位の大ヒットを記録!数々の名曲を生み出した、バート・バカラックとキャロル・ベイヤー・セイガー夫妻による作詞作曲ということで、これだけの才能あふれる連中が集まれば、売れないハズはないですよね!

アレサ・フランクリンとジョージ・マイケル(1987年)

George Michael, Aretha Franklin - I Knew You Were Waiting (For Me)

憧れのアレサとのデュエットで緊張していたというジョージ・マイケルですが、全米1位、全英1位、のヒットに!元々はデュエット用に書かれた曲ではなかったそうですが、アリスタ・レコード社長クライヴ・デイヴィスのアイデアでデュエットに変更されたのだとか。グラミー賞ではBest R&B Performance By A Duo Or Group With Vocalを獲得!二人のソウルフルな歌唱は圧巻。

男性同士のデュエットもカッコイイぞ!

80年代、意外と男性同士のデュエットによるヒット曲も多かったんですよね~

フレディ・マーキュリーとデヴィッド・ボウイ(1981年)

Queen - Under Pressure (Official Video)

クイーンが初めて他のアーティストとコラボレーションしたこの曲で、「ボヘミアン・ラプソディー」以来となる、彼らにとって2曲目の全英1位を獲得!フレディとボウイ、強烈な個性がぶつかり合うデュエットは最高ですね~。今ごろ天国で、二人でこの曲を一緒に歌っているんじゃないでしょうか?

ポール・マッカートニーとスティーヴィー・ワンダー(1982年)

Ebony and Ivory - Paul McCartney and Stevie Wonder

ポールとスティーヴィーの豪華なデュエットで、全米1位、全英1位を記録。エボニー(黒鍵)とアイボリー(白鍵)はピアノの鍵盤で調和がとれているのに、人間にはなぜそれが出来ないのか?という人種問題をテーマにした歌詞を、黒人と白人のスーパースター同士がデュエットするという、画期的な作品。

ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソン(1983年)

Say Say Say by Paul McCartney and Michael Jackson

前述のスティーヴィーとのデュエットに続いて、今度はマイケルとのデュエットでこれまた全米1位を獲得したポール!マイケルとは全3曲デュエットしており、「The Girl Is Mine」はマイケルのアルバム『スリラー』に収録され、「The Man」と「Say Say Say」はポールのアルバム『パイプス・オブ・ピース』に収録。これらのレコーディングで一緒に過ごす中、ポールがマイケルに音楽著作権の重要性を教えたのは有名な話。まさか、後にビートルズ楽曲の著作権をマイケルが買うとは思ってもいなかったでしょうね~

フィリップ・ベイリーとフィル・コリンズ(1984年)

Philip Bailey, Phil Collins - Easy Lover

アース・ウインド&ファイアのメンバーで、高音ファルセット・ヴォーカルが特徴のフィリップ・ベイリーを、フィル・コリンズがプロデュースし、全英1位、全米2位のヒット!アルバムのレコーディングが終わろうとしていた時、「シングル向きの、売れ線の曲が無い」ということで(苦笑)、ジャム・セッションのような形式で作られた楽曲とのことですが、それでこんな名曲が生まれるのですから、当時世界一忙しい男と呼ばれていた才能溢れるフィル・コリンズ、さすがなのです!

ミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイ(1985年)

David Bowie & Mick Jagger - Dancing In The Street

ミックとボウイ、二人のカリスマがデュエットしたこの曲は、マーサ&ザ・ヴァンデラスが60年代に放ったヒット曲のカバーでした。チャリティ・シングルとしてリリースされ、全英1位、全米7位のヒットに!リリースと同じ年に行われたチャリティ・イベントのライヴ・エイドでは、イギリスで出演するボウイと、アメリカで出演するミックが衛星中継でこの曲を共演するというプランがあったそうですが、当時の技術ではどうしてもタイムラグが生まれてしまうとのことで、残念ながら実現しませんでした・・・。
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