「思い出す」「懐かしい」が脳にもたらす意外なプラス効果。上手に活用出来れば価値ある行為にも。
2017年3月19日 更新

「思い出す」「懐かしい」が脳にもたらす意外なプラス効果。上手に活用出来れば価値ある行為にも。

「思い出す」「懐かしい」が脳にもたらす意外なプラス効果をご存知でしょうか。主に小学生時代から青春時代の事象や情景と再会したときに感じるこの感覚、思わぬプラス効果があるようです。上手に活用して、健康な生活に役立てることが出来れば素敵ですね。

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ミドルエッジには1970~90年代を思い出して懐かしむような記事が多数存在していますよね。
私たちがつい観てしまうのは、なんとなくその「思い出す」「懐かしい」といった感覚を心地よく感じているからなのかもしれません。

新しい体験でなく過去の回想。
なんて表現すると、一見して「懐古主義」「現実逃避」なんてバッサリいう人もいるかもしれませんが、おそらくミドルエッジを読む人たちは「そんなの分かってるから」といった前提の方ばかりでしょう。

まるでちょっと缶コーヒーでも飲むような、最近では微妙ですが煙草で一服するような、かといってお酒を飲むほどではない。

つまり、十分に現実と将来に向かって生きている日常にあって、ちょっとした息抜き程度の付き合いが心地よく感じる世代になったのだと解釈してもよいのだろうと感じています。

むしろ近年の流行「スマホゲーム」などは、よく電車のなかなどで見かけますが「ちょっとした息抜き」の域を越えているようにも思います。

ミドルエッジが醸し出す「思い出す」「懐かしい」が何かしらプラスに作用するのなら素敵だな~と考えた次第です。

「思い出す」

過去のこと、忘れていたことを心によみがえらせる。「青春...

過去のこと、忘れていたことを心によみがえらせる。「青春時代を―・す」

すっかり忘れていたことを、何かのきっかけで思い出すことがありますよね。
そんなとき、思い出すものは「そのもの」のみでなく、周囲の情景ごとだったりするかもしれません。

「懐かしい」

かつて慣れ親しんだ人や事物を思い出して、昔にもどったよ...

かつて慣れ親しんだ人や事物を思い出して、昔にもどったようで楽しい。「遠い昔が―・く思い出される」

「懐かしい~」とつい口に出てしまいそうになる感情からも、懐かしい感覚には心を開放してちょっと満ち足りた気分にさせてくれる力がありそうです。

「思い出す」ことは脳にとって良いことのようです

「思い出す」作業が、脳の活性化トレーニングに繋がることは様々な文献で言われているようです。

「ほら、あれ」「なんだっけ」なんて言葉が年とともに増えてきましたが、「思い出す」ことには多少なりともプラスの作用があるのでしょう。
ミドルエッジの記事が「思い出す」作業の参考書のようになっているとしたら、メリットがあるのかもしれませんね。
想像力を養うトレーニングとして、自分が5歳の頃の部屋の様子を絵に描く、という方法が紹介されました。

面白いのは、茂木さん曰く、脳にとっては
「思い出す行為」 ≒ 「アイデア出しする行為」
なのだそうです。
古い写真を見る。
これは、記憶を蘇らせ、脳細胞間のつながりを強めるのに最良の方法だ。
周辺情報だけ出てきて、肝心の名前が出てこない現象を舌端現象と言うようです。脳の中の検索機能が上手くいってない状態。これが面白い事に、周りの同年代の人に「この人誰だっけ…?」と聞くと、何故かその人にも舌端現象が起こってしまう…結局名前が出てこない人が増えるだけ…。

ひょっとしてこの現象は伝染するのかも…?等と思ってしまう経験も、一度や二度有るのではないでしょうか?「年のせい」と言ってあきらめてしまうのはやめましょう。あきらめずに舌端現象を減らすことが、脳を若返らせ活性化させるのです。

「懐かしい」がもたらす効能も

私などは個人的に「思い出して懐かしい」といった感覚で、「思い出す」「懐かしい」が同居する気がするのですが、「懐かしい」という感情がもたらす効能ということもいえるようです。
懐かしい記憶を思い出している時、心理的な快適さを維持でき、
さらに実際に、幸せな懐かしい記憶を思い出している時、
通常よりも室温を暖かく感じたり、氷水に長く手をつけていられることから、
その快適さを感じさせている精神的シュミレーション状態を維持させる為の、
恒常性維持機能があることが分かっているという。
昔の思い出話に花を咲かせるのも、一種の「アハ体験」になりそうです。旧友との再会や思い出の場所に立つことで、忘れかけていた、もやもやしていたあいまいな記憶がはっきりと思い出されるはず。その「ああ、あったね~、そんなこと!」という懐かしい瞬間、それこそが「アハ体験」。脳が活性化する瞬間です。
ノスタルジーは多くの点で有益であることがわかってきました。自己評価を高めてくれる場合があり、人生の意味を見つけたり、孤独に立ち向かったりするのにも役に立つのだとか。学術誌『Personality and Social Psychology Bulletin』に掲載された研究は、ノスタルジーのおかげで将来を楽観視できる場合があると指摘しています。
ただし、どっぷりと浸かってしまうことは危険を伴うとの意見もあります。
例えばネガティブな過去を引きずってしまうことや、過去を「美化」してしまい、かつての世界にしがみつこうとするなど。
そして「過去に浸る」ことが心地よくなりすぎて「新しい思い出を創る=現在」とのバランスがとれなくなってしまうこと。

今を一生懸命に生きているからこそ、「思い出す」「懐かしい」が一服の清涼剤のように心地よいものだということを私たちは理解することで、様々なメリットを享受出来るのかもしれませんね。
ノスタルジーの問題は、過去のことを考えるのに時間を割くあまり、新しい思い出が作られなくなることから来ています。そうなると、新しいことをしない、新しい思い出が作られない、新しい出会いを楽しまない、新しい物事を学ばないという、悪循環を生み出します。英サウサンプトン大学のConstantine Sedikides博士は『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタビューで、ノスタルジーは有益ではあるけれども、それとは別に、私たちは常に新しく思い出を作り続ける必要があると指摘しています。
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