『ゲッターロボ』
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制作:フジテレビ、東映
放送期間:1974年4月4日から1975年5月8日
放送時間:木曜19:00から19:30
放送局:フジテレビ系列
放送話数:全51話
主題歌:「ゲッターロボ」ささきいさお
放送期間:1974年4月4日から1975年5月8日
放送時間:木曜19:00から19:30
放送局:フジテレビ系列
放送話数:全51話
主題歌:「ゲッターロボ」ささきいさお
スタッフ
原作:永井豪、石川賢とダイナミックプロ
演出:山口康男(最終回担当)ほか
脚本:上原正三(最終回担当)ほか
キャラクター設計:小松原一男
作画監督:小松原一男(最終回担当)ほか
美術:伊藤岩光(最終回担当)ほか
音楽:菊池俊輔
演出:山口康男(最終回担当)ほか
脚本:上原正三(最終回担当)ほか
キャラクター設計:小松原一男
作画監督:小松原一男(最終回担当)ほか
美術:伊藤岩光(最終回担当)ほか
音楽:菊池俊輔
キャスト
リョウ(流 竜馬):神谷明
ハヤト(神 隼人):山田俊司
ムサシ(巴 武蔵):西尾徳
早乙女博士:富田耕生
早乙女ミチル:吉田理保子
早乙女 元気: 菊池紘子
大魔人ユラー:矢田耕司
帝王ゴール:神 弘無
ガリレイ長官:山田俊司
ハヤト(神 隼人):山田俊司
ムサシ(巴 武蔵):西尾徳
早乙女博士:富田耕生
早乙女ミチル:吉田理保子
早乙女 元気: 菊池紘子
大魔人ユラー:矢田耕司
帝王ゴール:神 弘無
ガリレイ長官:山田俊司
『ゲッターロボ』とは
ゲッターロボは未知のエネルギー「ゲッター線」で動く、早乙女研究所で開発されたロボットだ。この「ゲッター線」により地底へ追いやられていた恐竜人は、恐竜帝国の帝王ゴールに率いられて地上侵略を開始する。
流 竜馬、神 隼人、巴 武蔵の三人は3機のゲットマシンに乗り込み、空中用、地上・地中用、海中用の3種のロボットに合体・変身するゲッターロボで戦っていく。
永井豪原作のロボットアニメの代表作のひとつ。漫画版のひとつは石川賢が担当し、《ゲッターロボサーガ》という長いシリーズとなった。
なお、同じく永井豪原作の『ドロロンえん魔くん』の後番組である。
流 竜馬、神 隼人、巴 武蔵の三人は3機のゲットマシンに乗り込み、空中用、地上・地中用、海中用の3種のロボットに合体・変身するゲッターロボで戦っていく。
永井豪原作のロボットアニメの代表作のひとつ。漫画版のひとつは石川賢が担当し、《ゲッターロボサーガ》という長いシリーズとなった。
なお、同じく永井豪原作の『ドロロンえん魔くん』の後番組である。
『ゲッターロボ』の最終回
第51話「恐竜帝国のほろびる日」
ナレーション「ゲッターロボによってマシーンランドを破壊された帝王ゴールは大魔人ユラーによって危うく救われた。しかしユラーは最後の無敵戦艦ダイにゴールを乗せ決死の総攻撃をしかけてきた」
ナレーション「迎え撃つゲッターロボは苦戦の末、メカザウルス・ゴダとガイを打ち倒し、バット将軍を死に追いやった」
ナレーション「しかしゲッターウイングに故障を起こし東京湾に不時着したところを、メカザウルス・ザロとモバ、そして無敵戦艦ダイに囲まれ、重大なピンチを迎えたのである」
ゴール「ゲッターロボめ!空を飛べないとは惨めなものだな!いよいよ貴様も最後の時を迎えた。この無敵戦艦ダイはゲッターロボごときの攻撃ではかすり傷ひとつ負わない。したがって搭乗員の流 竜馬、神 隼人、巴 武蔵の3人に告ぐ!すぐ出てきなさい!そうすれば命だけは助けてやる。降伏するのだ」
リョウ「俺たちは恐竜帝国の奴隷にはならん!たとえ炎に焼き尽くされてもだ!」
ハヤトが行っていたゲッターウイングの修理が終わった。
リョウ「おい、ゴール!ゲッターロボは恐竜帝国と最後まで戦うぞ!ゲッターウイーング!」
再び空を飛んだゲッターロボ。トマホークブーメラン、ゲッタービームを繰り出すが、無敵戦艦ダイはバリアを張っていて届かない。ゲッター3、2に変形し攻撃しても通用しない。
元気「このままじゃゲッター2が危ないよ、お父さん!」
早乙女博士はこれ以上の戦いは無謀だと判断し、脱出して研究所へ引き上げるよう命じた。
ゴール「はははは。ゲッターロボはついに逃げて行きおったぞ。いざ進めえ!」
進む無敵戦艦ダイ。
ゴールは東京に恐竜帝国の基地を打ち建てると兵士たちに演説した。作戦が開始され、戦略爆撃機が無敵戦艦ダイの口から次々と発進する。それは東京を空爆した。あちこちで火の手が上がる。逃げる都民。
早乙女博士「東京地方一帯はほぼ全滅だ…」
リョウはゲッターロボで戦略爆撃機だけでも追い払いたいと訴えるが、早乙女博士は無駄だと言う。特攻隊のようにつっこむのも仕方がないという考えのムサシにも、それは犬死だと言う。
国防軍のジェット機が無敵戦艦ダイに向かって行くが、次々と撃ち落されていく。
早乙女博士「まるで歯が立たん…」
ナレーション「迎え撃つゲッターロボは苦戦の末、メカザウルス・ゴダとガイを打ち倒し、バット将軍を死に追いやった」
ナレーション「しかしゲッターウイングに故障を起こし東京湾に不時着したところを、メカザウルス・ザロとモバ、そして無敵戦艦ダイに囲まれ、重大なピンチを迎えたのである」
ゴール「ゲッターロボめ!空を飛べないとは惨めなものだな!いよいよ貴様も最後の時を迎えた。この無敵戦艦ダイはゲッターロボごときの攻撃ではかすり傷ひとつ負わない。したがって搭乗員の流 竜馬、神 隼人、巴 武蔵の3人に告ぐ!すぐ出てきなさい!そうすれば命だけは助けてやる。降伏するのだ」
リョウ「俺たちは恐竜帝国の奴隷にはならん!たとえ炎に焼き尽くされてもだ!」
ハヤトが行っていたゲッターウイングの修理が終わった。
リョウ「おい、ゴール!ゲッターロボは恐竜帝国と最後まで戦うぞ!ゲッターウイーング!」
再び空を飛んだゲッターロボ。トマホークブーメラン、ゲッタービームを繰り出すが、無敵戦艦ダイはバリアを張っていて届かない。ゲッター3、2に変形し攻撃しても通用しない。
元気「このままじゃゲッター2が危ないよ、お父さん!」
早乙女博士はこれ以上の戦いは無謀だと判断し、脱出して研究所へ引き上げるよう命じた。
ゴール「はははは。ゲッターロボはついに逃げて行きおったぞ。いざ進めえ!」
進む無敵戦艦ダイ。
ゴールは東京に恐竜帝国の基地を打ち建てると兵士たちに演説した。作戦が開始され、戦略爆撃機が無敵戦艦ダイの口から次々と発進する。それは東京を空爆した。あちこちで火の手が上がる。逃げる都民。
早乙女博士「東京地方一帯はほぼ全滅だ…」
リョウはゲッターロボで戦略爆撃機だけでも追い払いたいと訴えるが、早乙女博士は無駄だと言う。特攻隊のようにつっこむのも仕方がないという考えのムサシにも、それは犬死だと言う。
国防軍のジェット機が無敵戦艦ダイに向かって行くが、次々と撃ち落されていく。
早乙女博士「まるで歯が立たん…」
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夕方になった。上陸する無敵戦艦ダイ。街を壊しながら進む。
夜。基地を作り始めた無敵戦艦ダイ。
リョウ「とうとうやつら、東京のど真ん中に基地の建設をはじめたぜ」
早乙女博士が3人を呼んだ。無敵戦艦ダイの戦闘機を発進させる口は、一定の角度でコースができていると分析。
リョウ「すると博士、このコースから突入すれば攻撃は可能なわけですね?」
しかしこのコースから外れると集中砲火を浴びて一巻の終わりだという。
早乙女博士「しかし、たいへん危険な作戦だ。だが、いまやそれしかないだろう」
敵の有効弾幕距離外まで近づき、3つに分離されている3段式ゲッターロケット弾を連結してコースに乗せて撃ち、急旋回して脱出する。3人はその訓練を開始した。
ゲッターロボが動き始めたと兵士がゴールに報告する。ゴールはメカザウルス・モバを出撃させた。
発射レールからぶら下がったゲットマシン。
リョウ「博士、発信準備OKです。どうぞ!」
早乙女博士「うん、あくまでも慎重にな。幸運を祈る。ゲットマシン、発進!」
発進する3機。
リョウ「博士、メカザウルスがやってきます!」
早乙女博士「構うな!君たちは危険な爆弾を抱えてるんだ。そのまま目標へ直進しろ。敵は気づいてない」
しかしそれでは研究所が攻撃されてしまう。「構わん、行け!」と早乙女博士は言うが、しかしリョウたちは向きを変えた。
モバを倒したリョウたちは無敵戦艦ダイに向かう。
ガリレイ長官「おお!おい、ゲットマシンの襲撃だ。迎え撃て!」
リョウ「ゲッターロケット、ドッキングフォーメーション!角度20度。行くぞ!」
1号機と2号機はゲッターロケットを合体させた。しかしムサシの3号機は失敗。
ハヤト「何をしてる、ムサシ!」
リョウ「急げ!あと500メートルで射程内に入るぞ!」
だが2度目も失敗。
リョウ「しまった、射程内に入ったぞ!ロケットを切り離せ!脱出だ!」
3機はロケットを切り離して空域から脱出した。
3機は対空射撃によって被弾し、燃えながら落下。3人はパラシュートで脱出するものの、墜落して爆発するゲットマシン。
ゴールの笑い声。
ゴール「ついにゲッターロボは粉砕した。もはや恐竜帝国に歯向かう者はいない!」
ガリレイ長官が現れて「大魔人ユラー様は地底の世界から東京へ移り住むとのことでございます」と伝える。
ゴール「ではさっそく、粗相のないようにお迎えの準備をいたそう」
夜。基地を作り始めた無敵戦艦ダイ。
リョウ「とうとうやつら、東京のど真ん中に基地の建設をはじめたぜ」
早乙女博士が3人を呼んだ。無敵戦艦ダイの戦闘機を発進させる口は、一定の角度でコースができていると分析。
リョウ「すると博士、このコースから突入すれば攻撃は可能なわけですね?」
しかしこのコースから外れると集中砲火を浴びて一巻の終わりだという。
早乙女博士「しかし、たいへん危険な作戦だ。だが、いまやそれしかないだろう」
敵の有効弾幕距離外まで近づき、3つに分離されている3段式ゲッターロケット弾を連結してコースに乗せて撃ち、急旋回して脱出する。3人はその訓練を開始した。
ゲッターロボが動き始めたと兵士がゴールに報告する。ゴールはメカザウルス・モバを出撃させた。
発射レールからぶら下がったゲットマシン。
リョウ「博士、発信準備OKです。どうぞ!」
早乙女博士「うん、あくまでも慎重にな。幸運を祈る。ゲットマシン、発進!」
発進する3機。
リョウ「博士、メカザウルスがやってきます!」
早乙女博士「構うな!君たちは危険な爆弾を抱えてるんだ。そのまま目標へ直進しろ。敵は気づいてない」
しかしそれでは研究所が攻撃されてしまう。「構わん、行け!」と早乙女博士は言うが、しかしリョウたちは向きを変えた。
モバを倒したリョウたちは無敵戦艦ダイに向かう。
ガリレイ長官「おお!おい、ゲットマシンの襲撃だ。迎え撃て!」
リョウ「ゲッターロケット、ドッキングフォーメーション!角度20度。行くぞ!」
1号機と2号機はゲッターロケットを合体させた。しかしムサシの3号機は失敗。
ハヤト「何をしてる、ムサシ!」
リョウ「急げ!あと500メートルで射程内に入るぞ!」
だが2度目も失敗。
リョウ「しまった、射程内に入ったぞ!ロケットを切り離せ!脱出だ!」
3機はロケットを切り離して空域から脱出した。
3機は対空射撃によって被弾し、燃えながら落下。3人はパラシュートで脱出するものの、墜落して爆発するゲットマシン。
ゴールの笑い声。
ゴール「ついにゲッターロボは粉砕した。もはや恐竜帝国に歯向かう者はいない!」
ガリレイ長官が現れて「大魔人ユラー様は地底の世界から東京へ移り住むとのことでございます」と伝える。
ゴール「ではさっそく、粗相のないようにお迎えの準備をいたそう」
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負傷し、ベッドに寝ているリョウとハヤト。
ムサシ「すまんリョウ、許してくれハヤト。おいらがへまさえしなきゃ、こんなことには」
リョウ「気にするなムサシ」
ハヤト「ただよ、ついてなかっただけさ」
ムサシ「おいらのために大事なゲットマシンがやられちまって…」
早乙女博士「また作ればいいさ。それより、君たちが生きて帰ってくれたことがわしにとっては何よりも嬉しい」
泣くムサシ。
ムサシ「博士、どうすりゃいいんだ!どうすりゃ!おおーっ!」
ミチル(…残ったのはコマンドマシンだけだわ)
整列する恐竜帝国の兵士の中を大魔人ユラーが歩いてくる。
ユラー「よくやったゴール。褒めてつかわすぞ」
ゴール「ははーっ!」
平伏する。
玉座に座っているユラー。
ユラー「東京征服は済んだ。これより全世界を我が恐竜帝国のものとせねばならぬ」
ゴール「ゲッターロボ無きいま、恐るるものはございません」
ユラー「この地上が1億4千万年ぶりに恐竜の手に戻ってとにかくめでたい。まずは宴の準備をせい!」
早乙女博士の研究所。パイロットスーツに着替え始める早乙女博士。
妻「あなた…。出撃なさるんですか?」
早乙女博士「五体満足なのはわしだけだからな」
コマンドマシンに小型の高性能ミサイルを積んだと言う。
早乙女博士「あとを頼んだぞ」
妻「あなた…。いってらっしゃい…」
そのコマンドマシンにミチルが乗り込もうとしていた。
ムサシ「どこ行くんです!?」
ミチル「ムサシくん…。ほっといてちょうだい!」
ムサシ「おいらがいく!」
言い合いになるが、ムサシは当身で気絶させた。床に寝かせてマントをかける。
ムサシ「ごめんよ、ミチルさん。おいら、ミチルさんが大好きです。だから危険な目に合わせたくないんです」
そこへ現れた早乙女博士の制止も振り切って、ムサシは発進した。
通信で話す早乙女博士。
早乙女博士「ムサシ君!いまさら戻れと言っても君は聞くまい。この上は君の成功を祈る。必ず無事に戻ってきてくれ」
ムサシ「わかりました、博士。だっておいら、まだやらなきゃならないことがいっぱいありますからね。そうだ、まずミチルさんに謝らなきゃならないんだ。ごめんよ」
恐竜帝国の宴が開かれている。そこへコマンドマシンに乗ったムサシが現れる。ガリレイ長官は、メカザウルス・ザロを出撃させた。
ムサシ「ようし、いまだ、いくぞーっ!」
だがザロのミサイルを被弾して、ミサイルが発射しない。ムサシは無敵戦艦ダイの発進口から内部に突入し、メカにぶつかって爆発。
ユラー「何の音だ?」
ゴール「なに、祝いの花火でございましょう」
しかし建物(地上に建設した基地)は崩れ始め、シャンデリアが落ちてゴールを串刺しにした。
ユラー「うおーっ!せっかく地上を取り戻したのに!なんとーっ!」
暴走した無敵戦艦ダイに踏み潰される。そしてザロと共に無敵戦艦ダイも大爆発した。
それをモニターで見ていた一同。
元気「恐竜帝国の最後だ…」
早乙女博士は通信機に向かって叫ぶ。
早乙女博「ムサシくん!ムサシくん!応答しろ、ムサシくん!ムサシくーん!」
夕日に向かって並んでいる一同。
リョウ「ムサシ、なぜ死んだ。なぜ」
早乙女博士「ムサシくん、君の死を無駄にはしない。早乙女研究所は引き続きゲッター線開発を進め、世界平和のために貢献する」
ミチル「ムサシくん…」
ナレーション「ムサシの命をかけた働きで恐竜帝国は滅び、地上に平和が戻った。誰もがそう思った。ところが」
百鬼帝国の基地。
ブライ大帝「我々、百鬼一族は、人間どもに勝る頭脳と力を持っておる。したがって我々は、本日ただいまより人間を奴隷にし、全世界を征服する作戦を展開する」
ナレーション「恐竜帝国の滅びた直後に、とつぜん現れた百鬼帝国。早乙女研究所の宇宙開発の前途にはやくも戦雲がうずまく。がんばれゲッターロボ!」
ムサシ「すまんリョウ、許してくれハヤト。おいらがへまさえしなきゃ、こんなことには」
リョウ「気にするなムサシ」
ハヤト「ただよ、ついてなかっただけさ」
ムサシ「おいらのために大事なゲットマシンがやられちまって…」
早乙女博士「また作ればいいさ。それより、君たちが生きて帰ってくれたことがわしにとっては何よりも嬉しい」
泣くムサシ。
ムサシ「博士、どうすりゃいいんだ!どうすりゃ!おおーっ!」
ミチル(…残ったのはコマンドマシンだけだわ)
整列する恐竜帝国の兵士の中を大魔人ユラーが歩いてくる。
ユラー「よくやったゴール。褒めてつかわすぞ」
ゴール「ははーっ!」
平伏する。
玉座に座っているユラー。
ユラー「東京征服は済んだ。これより全世界を我が恐竜帝国のものとせねばならぬ」
ゴール「ゲッターロボ無きいま、恐るるものはございません」
ユラー「この地上が1億4千万年ぶりに恐竜の手に戻ってとにかくめでたい。まずは宴の準備をせい!」
早乙女博士の研究所。パイロットスーツに着替え始める早乙女博士。
妻「あなた…。出撃なさるんですか?」
早乙女博士「五体満足なのはわしだけだからな」
コマンドマシンに小型の高性能ミサイルを積んだと言う。
早乙女博士「あとを頼んだぞ」
妻「あなた…。いってらっしゃい…」
そのコマンドマシンにミチルが乗り込もうとしていた。
ムサシ「どこ行くんです!?」
ミチル「ムサシくん…。ほっといてちょうだい!」
ムサシ「おいらがいく!」
言い合いになるが、ムサシは当身で気絶させた。床に寝かせてマントをかける。
ムサシ「ごめんよ、ミチルさん。おいら、ミチルさんが大好きです。だから危険な目に合わせたくないんです」
そこへ現れた早乙女博士の制止も振り切って、ムサシは発進した。
通信で話す早乙女博士。
早乙女博士「ムサシ君!いまさら戻れと言っても君は聞くまい。この上は君の成功を祈る。必ず無事に戻ってきてくれ」
ムサシ「わかりました、博士。だっておいら、まだやらなきゃならないことがいっぱいありますからね。そうだ、まずミチルさんに謝らなきゃならないんだ。ごめんよ」
恐竜帝国の宴が開かれている。そこへコマンドマシンに乗ったムサシが現れる。ガリレイ長官は、メカザウルス・ザロを出撃させた。
ムサシ「ようし、いまだ、いくぞーっ!」
だがザロのミサイルを被弾して、ミサイルが発射しない。ムサシは無敵戦艦ダイの発進口から内部に突入し、メカにぶつかって爆発。
ユラー「何の音だ?」
ゴール「なに、祝いの花火でございましょう」
しかし建物(地上に建設した基地)は崩れ始め、シャンデリアが落ちてゴールを串刺しにした。
ユラー「うおーっ!せっかく地上を取り戻したのに!なんとーっ!」
暴走した無敵戦艦ダイに踏み潰される。そしてザロと共に無敵戦艦ダイも大爆発した。
それをモニターで見ていた一同。
元気「恐竜帝国の最後だ…」
早乙女博士は通信機に向かって叫ぶ。
早乙女博「ムサシくん!ムサシくん!応答しろ、ムサシくん!ムサシくーん!」
夕日に向かって並んでいる一同。
リョウ「ムサシ、なぜ死んだ。なぜ」
早乙女博士「ムサシくん、君の死を無駄にはしない。早乙女研究所は引き続きゲッター線開発を進め、世界平和のために貢献する」
ミチル「ムサシくん…」
ナレーション「ムサシの命をかけた働きで恐竜帝国は滅び、地上に平和が戻った。誰もがそう思った。ところが」
百鬼帝国の基地。
ブライ大帝「我々、百鬼一族は、人間どもに勝る頭脳と力を持っておる。したがって我々は、本日ただいまより人間を奴隷にし、全世界を征服する作戦を展開する」
ナレーション「恐竜帝国の滅びた直後に、とつぜん現れた百鬼帝国。早乙女研究所の宇宙開発の前途にはやくも戦雲がうずまく。がんばれゲッターロボ!」
その後の『ゲッターロボ』
後番組である『ゲッターロボG』へ直接に続きます。この『~G』の最終回こそが、本当の最終回と呼べるかもしれません。
このあと1991年に『ゲッターロボ號』が制作されますが、こちらは『~G』の続編ではありません(漫画版は正式な続編となっています)。
他、オリジナルビデオシリーズとして1998年の『真ゲッターロボ 世界最後の日』全13話があります。
漫画版の《ゲッターロボサーガ》にも少しふれておくと、『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』『真ゲッターロボ』『ゲッターロボ號』と続き、最後が2011年から連載された『ゲッターロボ アーク』です。
最後というのは、作者である石川賢が連載途中に亡くなってしまったから。よって『~アーク』も未完ですが、《ゲッターロボサーガ》自体も未完となってしまいました。
なお2021年から『ゲッターロボ アーク』はアニメ化され放送しています。
このあと1991年に『ゲッターロボ號』が制作されますが、こちらは『~G』の続編ではありません(漫画版は正式な続編となっています)。
他、オリジナルビデオシリーズとして1998年の『真ゲッターロボ 世界最後の日』全13話があります。
漫画版の《ゲッターロボサーガ》にも少しふれておくと、『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』『真ゲッターロボ』『ゲッターロボ號』と続き、最後が2011年から連載された『ゲッターロボ アーク』です。
最後というのは、作者である石川賢が連載途中に亡くなってしまったから。よって『~アーク』も未完ですが、《ゲッターロボサーガ》自体も未完となってしまいました。
なお2021年から『ゲッターロボ アーク』はアニメ化され放送しています。
20 件
pref.tochigi 🤖 2023/10/4 05:07
上州ものならおとなり栃木出身の先生がメカニックデザインした(のかな?)ならよりおうえん