【康珍化】シャンプーやギザギザハートの子守唄・タッチなど数々の名曲が有名な作詞家!
2021年2月10日 更新

【康珍化】シャンプーやギザギザハートの子守唄・タッチなど数々の名曲が有名な作詞家!

これまで数々の楽曲を手掛けられ、映画の脚本家としても知られている康珍化さん。今回は、そんな彼の経歴や代表作品などを紹介し、その半生を振り返っていきたいと思います。ミドルエッジ世代の名曲を懐かしむ目的でも、ぜひ記事をご覧になって当時を楽しんでいただければ幸いです。

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類稀なる言葉選びのセンスを発揮した作詞家・康珍化さん

康珍化さんのプロフィール

康珍化さんのプロフィール

別名  :森田記
生年月日:1953年6月24日
出身地 :静岡県浜松市
職業  :作詞家
     脚本家
活動期間:1979年~

康珍化さんの経歴

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E6%9D%BE%E5%9F%8E (2255805)

1953年、在日韓国人二世として静岡県浜松市に生を受けた康珍化さん。地元の公立高校を卒業し、早稲田大学の第一文学部哲学科に進学して学業を修めています。
高校在学中は短歌に興味をもち、大学時代は早稲田大学短歌会で活動。その傍らで8ミリ映画サークルにも所属しており、映画製作にも興味があったことが伺えます。歌人としては若手の注目株として脚光を浴びるようになるものの、就職したCM制作プロダクションを通じて作詞を手掛けるようになっていきます。

1979年、作曲・編曲を山下達郎さんが務め、アン・ルイスが歌った楽曲『シャンプー』で康珍化さんは本格的に作詞家デビュー。
その後、作曲家で林哲司さんとタッグを組み、次々にヒット曲を飛ばすようになります。

1984年には高橋真梨子さんの『桃色吐息』で日本レコード大賞・作詞賞を獲得。

1985年に発表された中森明菜さんの『ミ・アモーレ』は日本レコード大賞に輝きました。
1990年代に入ると、康珍化さんは映画『稲村ジェーン』『東京の休日』などの脚本も手掛けています。さらには作曲家・亀井登志夫さんと『CANCAMAY』というユニットを組み、こちらの名義でも楽曲提供やシングル・アルバムを発売されました。

康珍化さんにまつわるエピソード

https://www.irasutoya.com/2020/02/blog-post_7.html (2255813)

リサーチを進めてみると、康珍化さんは意外と謎に包まれた存在だということが分かってきました。作曲家として多大な功績を残した存在なのに、彼自身が残したエピソードというような情報は出回っておらず、そのプライベートも公開されていません。
SNSなども活用されていないようで、ご結婚されているのかも不明です。ここまで情報が出てこないと、そこに康珍化さんの強い意思があるように思えます。ご自身の情報が明らかになるのを避け、あくまでも裏方の仕事に専念されているではないでしょうか。

康珍化さんの主な代表作品

すでにミドルエッジのサイト内には、康珍化さんの楽曲・映画を扱った記事がありますので、そちらのリンクを掲載しておきます。ぜひこちらもご覧になってみてくださいね。
上記の記事でも紹介されていない康珍化さんの楽曲も紹介させていただきたいと思います。

『ギザギザハートの子守唄』/ チェッカーズ

『OVER THE TROUBLE』/ 織田裕二

こちらはフジテレビ系で放送されたドラマ『お金がない!』の主題歌でしたね。
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