アニメ『Theかぼちゃワイン』の最終回ってどうだった?
2021年1月12日 更新

アニメ『Theかぼちゃワイン』の最終回ってどうだった?

子供のときに観てたけど、最終回ってどんなだったっけ?そんな作品ってけっこうありますよね。そんな方のために、最終回のあらすじをお届けします。これであなたも思い出せるはず?『Theかぼちゃワイン』はこんな感じでした。LはLOVEのL!LはLIPのL!

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『Theかぼちゃワイン』

※正式なタイトル表記は『The』と『かぼちゃワイン』の間に「ハートマーク」が入る。
制作:テレビ朝日、東映
放送期間:1982年7月5日から1984年8月27日
放送時間:月曜19:30から20:00
放送局:テレビ朝日系列
放送話数:全95話(他スペシャルが1話あり)
主題歌:「L(エル)はラブリー」かおりくみこ

スタッフ

原作:三浦みつる
チーフディレクター:矢吹公郎
脚本:雪室俊一(最終回担当)ほか
演出:石黒育(最終回担当)ほか
作画監督:松本清(最終回担当)ほか
美術:下川忠海(最終回担当)ほか
チーフアニメーター:石黒めぐむ
チーフデザイナー:内川文広
音楽:東海林修

キャスト

『Theかぼちゃワイン』とは

サンシャイン学園中等部に通う、女嫌いの硬派を自称している青葉春助と、朝丘夏美のコンビが繰り広げるドタバタラブコメディ。春助は背が低いが、夏美は大柄なためエル(Lサイズ)というあだ名がついている。

講談社『週刊少年マガジン』に1981年から1984年まで連載された、三浦みつるの同名マンガが原作。ただしアニメ版の後半はオリジナル展開となっている。

『Theかぼちゃワイン』の最終回

第95話「さらば!サンシャイン学園」

原宿にあるランジェリーショップ『女の城』。そこは春助の実家だった。夏休みラストバーゲンを行っている。春助と一緒に働けて嬉しいエル。
春助「よせ、俺はそれどころじゃねえんだ。俺んちの恥ずかしい商売がばれたら二度と学校行けねえからな」
学園で硬派を通している春助は、誰かに見られてしまわないかと気が気ではない。

そこへ母親が現れて、春助に客だと言う。それは「ジャパニーズパンツが欲しい」という外国人だった。よく話を聞くと、それはふんどしのこと。もちろんランジェリーショップにはない。
春助「そうだ!団長だったら売ってる店を知ってるかもしれない」
春助は団長(赤井モン太)にどこで売ってるか聞いてあげるからと言って、連絡先を聞いた。喜んで帰って行く外国人。出て来たエルに、なんで俺より英語ができるのに隠れて出てこなかったのかと尋ねる春助。するとエルは、なんだか気味が悪くてとこたえた。

その外国人は昨日、エルの実家(甘味処)にも現れたのだ。それを聞いて母親は、偶然の一致とは考えられないと言う。
エル「気味が悪いでしょう、おばさま」
そこへ電話が鳴る。団長からだった。すぐ寮に来てくれという。
春助「来てくれって、なんかいいことあるの?」
団長「その反対。俺たちの寮がなくなっちまうんだ」

春助とエルは寮にやってきた。団長と小太郎がいる。小太郎は荷物を運び出している途中だった。
小太郎「寮を壊すから今日中に荷物を運び出すように言われて」
団長「知らなかったのは俺と春助だけらしいぜ」
春助が寮の部屋を見ると、たしかにみんなの荷物がない。
エル「荷物があるのは春助くんと赤井さんの部屋だけよ」
春助「くそう、テッキン(金小路先生のあだ名)の奴!」

サンシャイン学園。テッキンは、あの寮を壊して新しい寮を建てることに決まったと言う。団長は、寮長の俺に無断で決めたことを怒る。春助は、ふたりだけに内緒にしていたことを怒る。エルも学校のやり方は卑怯だと言った。
テッキン「落ち着かんか、三人とも。お前たち三人に知らせなかったのは、もう寮が必要ないからだ」
テッキンは職員会議で、留年している団長を卒業させ、春助とエルをハワイへの交換留学生にすることを決定したと言った。人選に来たハワイのヤング先生が、春助とエルのことを気に入ったのだと言う。それは『女の城』に現れた外国人のことだった。
団長「やい、春助。お前、留学に目がくらんで寮のことは忘れたのかよ!」
卒業より寮が大事だと団長が言い出した。
春助「と、とんでもない。誰がハワイなんか行くかってんだ!」
寮で取り壊し反対運動をしている春助。エルは春助と一緒に留学したいと言う。
春助「行きたきゃひとりで行け」
そこへ元気がないノックの音。開けると団長が涙目で立っていて、床に手をついて頭を下げる。団長は、祖母に卒業証書を見せたら泣いて喜んでくれたと言う。
団長「俺も婆ちゃんに泣かれちまうと弱くてさあ。なあ春助、俺を卒業させてくれ。反対運動すると卒業がパアになっちゃうし、この通りだよ、春助」
手を合わせてお願いする団長に、卒業おめでとうと言う春助。泣く団長。
エル「ねえ、春助君も」
俺は絶対に立ち退かないぞ、と春助は言った。

次の日。ブルドーザーがやってきて男子寮を壊し始めた。すでにトイレまで壊されている。
エル「ねえ。テッキン先生は、今日中に立ち退かないと、あすは強制的にどかすって言うの」
春助「どかせるもんならどかしてみろってんだ」
エル「もし怪我でもしたら…」
春助「うるせえ!俺は命をかけてこの寮を守るんだ」
そこへ団長の彼女のマコが、差し入れを持ってやって来た。これから団長とデートで原宿に行くと言う。

春助は団長が、春助の実家に行かないか心配する。団長は母親の顔を知っているのだった。エルは春助に頼まれて、母親に電話する。
母親「わかったわ、エルちゃん。あまり店の前をうろうろしないでって春助が言うんでしょ?」
エル「すみません」
母親「なにもエルちゃんが謝ることないわよ。今日は店の中でお客様の相手をするわ」

デート中の団長とマコ。買い物に付き合って欲しいと団長は言う。祖母に何が欲しいかと尋ねたら、パンティと言ったのだった。ふたりは窓の外に見える『女の城』に行くことにした。春助の母親は団長を見つけて、そっと身を隠した…。

夜。ロウソクの灯りだけの寮の部屋。
エル「春助君。この部屋も今夜で最後になるかもしれないわね」
最後にしないためにこうして頑張ってるんじゃないか、と言う春助。
エル「春助君…いろんなことがあったわね。この部屋で。私が春助君の布団で寝て、春助君、押し入れで寝たことあったね」
春助「ちぇっ。つまんねえこと思い出すな。くっだらねえ」
エル「部屋がなくなっても、思い出は消えないわよね?春助君、今夜はずっと一緒にいていいでしょ?」
春助「朝までいたら、どういうことになるかわかってんだろうな?」
エル「うん」
春助「どういうことか教えてやる」
春助はエルを抱き寄せて、テーブルの上のロウソクを吹き消した。見つめ合うふたり。エル、目を閉じる。
エル「春助君…」
いままさに唇が触れ合おうとしたとき、電気が点いた。団長がクラッカーを鳴らし、ヤング先生、友人たちが部屋に入ってくる。皆がクラッカーを鳴らす。
ヤング「ミンナデニギヤカニ最後ノ夜ヲスゴシマショウ!」
ヤング先生がテッキンに交渉して、特別に電気もつけてくれたのだった。ヤング先生からの差し入れはカップのトコロ天だった。そして聖子と梢は、もうひとつ差し入れがあると言う。それは『女の城』の紙袋だった。マコから教えてもらって『女の城』に行ったふたりは、春助の母親をみつけたのだった。
梢「『女の城』というその店はなんとなんと」
春助「わー!それを言うな言うな!」
団長「とめても無駄だぜ、春助」
小太郎「ここにいる人はみんな知っています」
みんなに内緒にしてくれと言う春助。だが新学期中にはみんなに知れ渡ってるぞと言われる。
ヤング「オー!チットモ恥ズカシクアリマセン」
春助「日本の男は恥ずかしいんだ。エル!俺はハワイへ留学するぞ!」
エル「ほんとう!?」
春助「男の恥を知られたからには、狭い日本にはいられるかってんだ」
大喜びする一同。みんなで腕を組んで『青葉春助 ザ・根性』を歌う(最初のエンディング曲)。

春助とエルを乗せたハワイへの船が出港する。みんなの見送りに手を振るふたり。
エル「行ってきまーす!」
みなが小さくなっていく。
エル「春助君、これでハワイまでふたりっきりね」
春助「べたべたすんなよ。日本の恥だからな」
エル「あら。離れる方が日本の恥よ」
そこへテッキンが現れた。
テッキン「なんだその顔は。交換留学は生徒だけではないぞ」
春助「これじゃなんのために留学したのか」
エル「でも春助君、私がいるからいままで通り、テッキン先生から守ってあげる」
春助「うっせえ!だからなんにも変わらねえってんだよ!」
テッキン「青葉、朝丘、お前たちは日本の中学生だということを忘れるな」
エル「は、はい」
春助「こ、これからも、こういう生活が続くのか…。エル、やっぱり帰る!」
船から飛び降りようとする春助。
エル「待って、春助君!」
春助の腰に抱き着き、抱え上げるエル。
テッキン「こらあ、いいかげんにしろ!」

ハワイへと向かう船の姿。
エル「春助君、だいだいだい、だーいすき!」
おしまい。
 (2249426)

その後の『Theかぼちゃワイン』

1982年12月27日に1時間スペシャル「おれとあいつの新婚旅行!?」が放送されました。第21話と第22話の間になります。
冬放送ということで内容はスキー旅行。雪山で遭難しかけた春助とエルがお屋敷を発見するものの、新婚夫婦として一夜を過ごすことになってしまう…という内容です。

1984年7月には、劇場版『Theかぼちゃワイン ニタの愛情物語』が公開されています。ニタとは最終回にもところどころ顔を出している、寮母が飼っている犬の名前。正式にはニタロウです。

アニメとしてはこれで終わりなのですが、原作はたびたび出版社を変えて、双葉社『Theかぼちゃワイン/エルの初恋』、青林堂『Theかぼちゃワイン sequel』、秋田書店『Theかぼちゃワイン Another』等が出版されています。
『~Another』ではふたりは27歳!

最後の作品として『バック・トゥ Theかぼちゃワイン』が2015年にクラウドファンディングで制作されています。
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