CG技術の進歩により、低予算の映画で派手なCG合成が可能になったことで、近年にわかに"サメ映画ブーム"が巻き起こっているのはご存知だろうか?
今や、映画のジャンルとして完全に確立した感があるのが、今回取り上げる"サメ映画"という、新しい概念の映画たちだ。
我々ミドルエッジ世代にとっては、未だにあの名作『ジョーズ』の恐怖が強く記憶に残っているのだが、その後も数々の亜流映画として大ダコにシャチなど、とにかく巨大な海洋生物が襲って来る映画が、70年代後半の日本の映画館を騒がせたのを覚えている方も多いはず。
ところが現在では、レンタル店の未公開映画の棚にコーナーが出来るほどの本数が並べられ、その内容も70年代とは比べものにならないほど多様化しているのには驚かされる。
今や、映画のジャンルとして完全に確立した感があるのが、今回取り上げる"サメ映画"という、新しい概念の映画たちだ。
我々ミドルエッジ世代にとっては、未だにあの名作『ジョーズ』の恐怖が強く記憶に残っているのだが、その後も数々の亜流映画として大ダコにシャチなど、とにかく巨大な海洋生物が襲って来る映画が、70年代後半の日本の映画館を騒がせたのを覚えている方も多いはず。
ところが現在では、レンタル店の未公開映画の棚にコーナーが出来るほどの本数が並べられ、その内容も70年代とは比べものにならないほど多様化しているのには驚かされる。
実際、上記の画像の様に、例えば、頭が2つ、3つあるのは当たり前で、遂には頭が5つあるサメや、ゾンビ化したサメや悪魔憑きのサメ、砂浜や雪の中を動き回るサメに、メカゴジラならぬメカシャークに、ゴーストシャークなどなど。もはや何でもアリの、"サメ無法地帯"と化しているのが現状なのだ。
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9月7日より全国公開中の新作モンスター映画、『MEG ザ・モンスター』は、ベストセラーSF小説『MEG』の待望の映画化。1997年7月、作家スティーブ・オルテンによって生み出されたこの小説は、その後5冊の続編が出版されるほどの大成功を収めることになった。
近年のCG技術の発達が、果たして今回どれほど巨大で凶暴な巨大モンスターをスクリーンに蘇らせてくれるのか?
ミドルエッジ世代の一員としても興味津々だった本作だが、果たしてその出来はどうだったのか?
近年のCG技術の発達が、果たして今回どれほど巨大で凶暴な巨大モンスターをスクリーンに蘇らせてくれるのか?
ミドルエッジ世代の一員としても興味津々だった本作だが、果たしてその出来はどうだったのか?
『MEG ザ・モンスター』ストーリー
映画『MEG ザ・モンスター』本予告【HD】2018年9月7日(金)公開
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潜水艇のSOSを受けて東シナ海の海溝に潜ったレスキューダイバーのジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は、そこで巨大なサメ"メガロドン"通称<MEG>を目撃する。しかし誰にも信じられず、彼は同僚を死なせた責任を取り、海難救助の一線から退くことになってしまう・・・。
5年後、大陸から200キロ離れた海洋上の研究施設で、探査船が未知の海溝を発見。責任者のスー・イン(リー・ビンビン)ら研究チームは歓喜に包まれる。だが、その直後、探査船は消息を絶ってしまった。未知の海溝への捜索と探査船の救助のため、ジョナスに白羽の矢が立てられる。一度は断ったものの、探査船に自分の元妻が乗り込んでいたことを知り、復帰を決意し現地に飛ぶジョナス。
ジョナスが海溝で遭遇したのは、5年前に目撃した全長23メートルの巨大ザメ<MEG>の姿だった。
何とか<MEG>の猛襲をかわし、ジョナスは元妻や先に救助に向かっていたスー・インを救出することに成功する。
しかし研究所のスポンサーは、200万年前に絶滅したはずの古代生物の発見を儲け話に換えようと、スーインらに捕獲を命じるのだった。だが、<MEG>の攻撃力は人間の予想を遥かに超えており、研究施設は無残に破壊され、ジョナスたち研究施設のクルーも海洋に投げ出されてしまうのだった。しかも<MEG>は暖流に乗り、海水浴客で賑わうビーチに接近しようとしていた。果たして、ジョナスたちはこの危機を乗り越えて、<MEG>を倒すことが出来るのか?
5年後、大陸から200キロ離れた海洋上の研究施設で、探査船が未知の海溝を発見。責任者のスー・イン(リー・ビンビン)ら研究チームは歓喜に包まれる。だが、その直後、探査船は消息を絶ってしまった。未知の海溝への捜索と探査船の救助のため、ジョナスに白羽の矢が立てられる。一度は断ったものの、探査船に自分の元妻が乗り込んでいたことを知り、復帰を決意し現地に飛ぶジョナス。
ジョナスが海溝で遭遇したのは、5年前に目撃した全長23メートルの巨大ザメ<MEG>の姿だった。
何とか<MEG>の猛襲をかわし、ジョナスは元妻や先に救助に向かっていたスー・インを救出することに成功する。
しかし研究所のスポンサーは、200万年前に絶滅したはずの古代生物の発見を儲け話に換えようと、スーインらに捕獲を命じるのだった。だが、<MEG>の攻撃力は人間の予想を遥かに超えており、研究施設は無残に破壊され、ジョナスたち研究施設のクルーも海洋に投げ出されてしまうのだった。しかも<MEG>は暖流に乗り、海水浴客で賑わうビーチに接近しようとしていた。果たして、ジョナスたちはこの危機を乗り越えて、<MEG>を倒すことが出来るのか?
巨大過ぎる古代ザメ、メガロドンが強すぎる!
本作の見所は、なんといっても巨大で獰猛な太古の人喰いザメ<MEG>の暴れっぷり!
本作に登場する脅威のモンスター<MEG>は、正式名称をカルカロクレス・メガロドンという、200万年前に実在したサメの一種。全長23メートルで重さは20トン、何とクジラをエサにしていたというから驚きだ。
とにかく動く物には何でも喰いつく獰猛さと、23メートルの巨体からの攻撃には、潜水艇や海上基地などはひとたまりも無い。深海から海上、そして海水浴客で賑わうビーチへと、次々に対決の場を移しながら追うジョナスたち調査クルーが、このモンスターにどう立ち向かうのか?そこは観てのお楽しみなのだが、この<MEG>の登場にも、実はある仕掛けが用意されている。
(実は本作のチラシには2種類あり、片方のチラシが思いっきりこの仕掛けのネタバレになっているので、出来れば目にしないで鑑賞して頂ければと思う)
我々観客を絶対に飽きさせない、危機また危機のその大サービスっぷりは、筆舌に尽くしがたい。
本作に登場する脅威のモンスター<MEG>は、正式名称をカルカロクレス・メガロドンという、200万年前に実在したサメの一種。全長23メートルで重さは20トン、何とクジラをエサにしていたというから驚きだ。
とにかく動く物には何でも喰いつく獰猛さと、23メートルの巨体からの攻撃には、潜水艇や海上基地などはひとたまりも無い。深海から海上、そして海水浴客で賑わうビーチへと、次々に対決の場を移しながら追うジョナスたち調査クルーが、このモンスターにどう立ち向かうのか?そこは観てのお楽しみなのだが、この<MEG>の登場にも、実はある仕掛けが用意されている。
(実は本作のチラシには2種類あり、片方のチラシが思いっきりこの仕掛けのネタバレになっているので、出来れば目にしないで鑑賞して頂ければと思う)
我々観客を絶対に飽きさせない、危機また危機のその大サービスっぷりは、筆舌に尽くしがたい。
ジョーズの恐怖が再び、但し今回は出し惜しみ無し!
序盤こそ深海の闇に紛れて襲い来る正体不明の巨大生物として描かれる<MEG>だが、一旦姿を現してからは怒涛の攻撃でスクリーンを独占するほどの大活躍を見せてくれる。しかも前述した"ある仕掛け"により、サメ対研究クルーの対決が延々続いて、単調な展開に観客が飽きたり慣れてしまうのを、見事に防いでくれるのが見事!
映画の序盤こそ、その姿を中々現さない<MEG>だが、一度姿を現してからはもはやノンストップで攻撃しまくるのが素晴らしい!
特に映画の後半、海水浴客で溢れているビーチに<MEG>が出現するシーンは、正に『JAWS』の恐怖を思い起こさせるのだが、その大きさや破壊力は、『JAWS』のサメを遥かに上回るものだ。
映画の序盤こそ、その姿を中々現さない<MEG>だが、一度姿を現してからはもはやノンストップで攻撃しまくるのが素晴らしい!
特に映画の後半、海水浴客で溢れているビーチに<MEG>が出現するシーンは、正に『JAWS』の恐怖を思い起こさせるのだが、その大きさや破壊力は、『JAWS』のサメを遥かに上回るものだ。
最後に
via warnerbros.co.jp
ジェイソン・ステイサムVS太古の生き残りの巨大ザメ"メガロドン"による夢の対決は、これこそ正に名勝負!
通常の巨大モンスター映画であれば、体格や力で遙かに劣る人間側が、敵の弱点を突いたり知恵と努力で勝つというのが定番の展開なのだが、本作は何しろ主演があのジェイソン・ステイサムだけに、我々ミドルエッジ世代の期待を裏切らない、男とサメの文字通り"ガチのタイマン勝負"がスクリーンに展開するのが素晴らしすぎる!
もう一人の無敵の映画スターであるドウェイン・ジョンソンと互角に戦える男、ジェイソン・ステイサムを今回主演に迎えた理由が良く分かる本作終盤の大アクションは、必見です!
通常の巨大モンスター映画であれば、体格や力で遙かに劣る人間側が、敵の弱点を突いたり知恵と努力で勝つというのが定番の展開なのだが、本作は何しろ主演があのジェイソン・ステイサムだけに、我々ミドルエッジ世代の期待を裏切らない、男とサメの文字通り"ガチのタイマン勝負"がスクリーンに展開するのが素晴らしすぎる!
もう一人の無敵の映画スターであるドウェイン・ジョンソンと互角に戦える男、ジェイソン・ステイサムを今回主演に迎えた理由が良く分かる本作終盤の大アクションは、必見です!
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