八つ墓村
監督 野村芳太郎
脚本 橋本忍
原作 横溝正史
公開 1977年10月29日
脚本の松本志さんなど、「砂の器」を制作した陣営を起用し製作期間2年、制作費7億(現在の15億円)をかけて制作された大作です。
上映当時は角川映画「犬神家の一族」が大ヒットしていたので原作のファンも多かった事もあり、松竹としては昭和最高配収記録の19億8600万円の大ヒット作となった映画です。
脚本 橋本忍
原作 横溝正史
公開 1977年10月29日
脚本の松本志さんなど、「砂の器」を制作した陣営を起用し製作期間2年、制作費7億(現在の15億円)をかけて制作された大作です。
上映当時は角川映画「犬神家の一族」が大ヒットしていたので原作のファンも多かった事もあり、松竹としては昭和最高配収記録の19億8600万円の大ヒット作となった映画です。
出演者
萩原 健一
小川真由美
山本陽子
市原悦子
山崎努
渥美清 など
小川真由美
山本陽子
市原悦子
山崎努
渥美清 など
「八ツ墓村」あらすじ
東京で航空機誘導員をしていた寺田辰弥。
辰弥は幼い頃に母親を亡くしていましたが、ある日母方の見知らぬ祖父、井川丑松が自分を探している事を知り井川丑松に対面することにしました。
ところが、井川丑松と対面した直後井川丑松は苦しみはじめそのまま死亡…
井川丑松が日頃飲んでいた薬に毒が盛られていたのです。
辰弥は幼い頃に母親を亡くしていましたが、ある日母方の見知らぬ祖父、井川丑松が自分を探している事を知り井川丑松に対面することにしました。
ところが、井川丑松と対面した直後井川丑松は苦しみはじめそのまま死亡…
井川丑松が日頃飲んでいた薬に毒が盛られていたのです。
その後、辰弥は父方の親戚筋の未亡人、森美也子に「腹違いの兄、久弥が多治見久弥が病気で余命幾ばくもない状態で跡取りもいない。そのため辰弥が多治見家の後継者になる」という話しを聞かされ故郷、八つ墓村へ向かいます。
しかしその後奇妙な連続殺人事件が発生し、私立探偵の金田一耕助が事件調査のために八つ墓村を訪れます。
しかしその後奇妙な連続殺人事件が発生し、私立探偵の金田一耕助が事件調査のために八つ墓村を訪れます。
【八つ墓村】 1977年・松竹 全予告篇
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「八ツ墓村」の由来
戦国時代、1566年毛利に破れた尼子義孝という武将が8人の同胞と八つ墓村へ流れ着きました。
しかし…毛利からの恩賞金に目がくらんだ村人は落ち武者を惨殺してしまいます。
落ち武者は「末代まで祟ってやる!」と言いながら死んでいきました。
落ち武者惨殺の首謀者は褒賞で莫大な山林の権利を与えられ多治見家は財を成すことができましたが、落ち武者惨殺の首謀者が突然発狂し村人7人を惨殺したあと自分の首を切り落とし死亡しました。
村人たちはこれらのことを「落ち武者の祟り」と恐れ8人の遺体を丁寧に葬り祠をたてたため、やがて村は「八ツ墓村」と呼ばれるようになりました。
しかし…毛利からの恩賞金に目がくらんだ村人は落ち武者を惨殺してしまいます。
落ち武者は「末代まで祟ってやる!」と言いながら死んでいきました。
落ち武者惨殺の首謀者は褒賞で莫大な山林の権利を与えられ多治見家は財を成すことができましたが、落ち武者惨殺の首謀者が突然発狂し村人7人を惨殺したあと自分の首を切り落とし死亡しました。
村人たちはこれらのことを「落ち武者の祟り」と恐れ8人の遺体を丁寧に葬り祠をたてたため、やがて村は「八ツ墓村」と呼ばれるようになりました。
【八つ墓村】村人による尼子落人惨殺
「そりゃ祟られるよ…」としか思えない村人によるエグい惨殺でした。
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映画館では悲鳴が聞こえた
「八ツ墓村」では8人の落ち武者惨殺シーンや村人が大量に惨殺されるシーンがありました。
首が飛んでいく、血しぶきなど相当ショッキングなシーンがあり迫力も凄かったため当時は映画館の中でも悲鳴が起こったり、子供が泣き出す、トラウマになってしまうこともあったようです。
首が飛んでいく、血しぶきなど相当ショッキングなシーンがあり迫力も凄かったため当時は映画館の中でも悲鳴が起こったり、子供が泣き出す、トラウマになってしまうこともあったようです。
八つ墓村の殺戮シーン集
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ミステリー?ホラー?
「八ツ墓村」は原作と映画で異なっており、祟りを利用して起こした殺人ミステリーではなく、映画では「これってマジで祟りなのかもしれない」と思わせるホラー映画風になっていました。
そのため、映画を見た人の中には「原作と違う!」と言う人も多く賛否両論あったようです。
そのため、映画を見た人の中には「原作と違う!」と言う人も多く賛否両論あったようです。
1977年と古い映画ですので、血などは作り物感が若干気になりますが、それでもかなりの迫力があり現在この映画を見ても十分楽しめます。
「芸術的だ」と感じる人も多く、また「小川真由美さんが美しすぎて見とれてしまった!」という感想も多く見られました。
「芸術的だ」と感じる人も多く、また「小川真由美さんが美しすぎて見とれてしまった!」という感想も多く見られました。
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