【五十嵐夕紀】 アイドル文化黎明期・正統派アイドル「五十嵐夕紀」  なぜ引退したの?現在は?
2020年9月13日 更新

【五十嵐夕紀】 アイドル文化黎明期・正統派アイドル「五十嵐夕紀」  なぜ引退したの?現在は?

アイドル文化が始まった70年代、テレビで毎日のように新しいアイドルが紹介される時代でした。 その中でも全国民が物真似をし、テレビで見ない日が無いくらい爆発的な人気を誇るピンクレディーは皆さんの記憶にも「懐かしい」のではないかと思います。 しかし、光が当たれば色濃くなる陰もあるように、実力はあるがブレイクしなかったアイドルも大勢いました。 今回はルックス歌唱力ともに評判の高かった「五十嵐夕紀」さんについてまとめてみました。

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五十嵐夕紀さんのプロフィール

五十嵐夕紀さんは1960年7月14日生まれ、神奈川県横浜市出身です。

沢山のアイドルを輩出したスクールメイツ出身で、オーディション番組『スター・オン・ステージあなたならOK!』でスカウトされます。

1977年4月20日、松任谷由美さんと筒美京平さんコンビ書下ろしの「6年たったら」で正統派アイドルとしてデビュー!

その後の曲も橋本淳さん、松本隆さんなどそうそうたる方々から提供されていることから事務所もかなり期待と力をいれていたのでしょう。

そして、「6年たったら」から5作目に松本隆さんと戸倉俊一さんコンビの「ワル!(泣くのはおよし)」をリリース!

それまでのクラスの学級委員長といった優等生タイプのアイドル路線から一転「泣くのはおよし!」と「ちょい悪ぶった強い女」へのイメージチェンジが功を奏しその存在を大きくアピールした代表曲となります。

ワル

ワル

楽曲に恵まれていたが、ブレイクしなかったのはなぜ?

タレント性・歌唱力も正統派アイドルとして人気を博すことを誰もが予想し一気にブレイクするかと思いましたが、どういうわけかそうなりませんでした。

なぜだったのでしょう?

それは、ファンから求められるアイドル像が変化しはじめたのと関係がありそうです。

70年代は山口百恵さん、桜田淳子さん、森昌子さん「高3トリオ」と呼ばれた正統派アイドルが存在していました。
その姿はまさしく「スター」私たちと同じ人間ではないイメージを醸し出しているのが正統派アイドルの姿でした。
ところが1977年の3月に花の高3トリオが「卒業」して入れ替わるように人気を博したのが「フレッシュ3人娘」の榊原郁恵さん、高田みづえさん、清水由貴子さんです。

花の高3トリオが「見上げて褒めたたえるスター」であれば、フレッシュ3人娘は「隣に住んでる元気なお嬢さん」といった感じです。
時代の流れもあり、フレッシュ3人娘は親近感を持ち味として従来のアイドル像のイメージを変え「お茶の間アイドル」として広い年齢層に受け入れられました。

このことから正統派アイドルプロデュースは、この時代にはマッチしなかったのでしょう。

その後、U.S.Aのヘビィメタルバンド・ライオットの「バイ・バイ・ボーイ」をカバーするなどいろんな楽曲を歌いましたが、どれもパッとせず1985年1月「浮気ならいいわ」を最後に歌手から活動が離れていきます。

アイドルから女優へ、まさかの引退!

1977年度後半期から「レッツゴーヤング」内のサンデーズ、「クイズ・ドレミファドン」「ぎんざNOW!」など人気番組に軽妙なやり取りのできるアシスタントして出演し、新しい分野でご活躍中でした。

このままタレントになるのでは?とファンの間で噂されていましたが、


1980年からは女優としテレビドラマに出演、さらにお色気路線に変更し山城新伍監督の日活ロマンポルノ「双子座の女」で二面性を持つ女性を演じたのですが、活路が見いだせなかったのか?

デビューから10年たった1987年芸能界を引退してしまいます。

引退後、何をしているの?

芸能界引退後は、リサイクルショップやブティックの経営をされた後、
相模原市で、本名の神田夕紀さんにもどりソシアルダンスのインストラクターとしてご活躍されています。

また、2017年の10月行われた、同期デビューで引退後も親交が続いている香坂みゆきさんのライブにゲスト出演されました。

華やかな芸能界を引退されたあと、艶やかなソシアルダンスの世界で蝶のように舞いご活躍中の五十嵐夕紀さん。

今後もお身体をお大事にご活躍されることをお祈りしています。

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  • バーボン 2020/9/15 01:54

    デビュー曲が「6年たったら」で
    実際6年たったらポルノに出演してて
    当時すこ〜しだけ話題になってた。

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