【夏休み映画】1980年代はアニメ映画の宝庫だった!あの夏に上映されていた作品は?
2019年8月18日 更新

【夏休み映画】1980年代はアニメ映画の宝庫だった!あの夏に上映されていた作品は?

1980年代はアニメ映画の最盛期と言っても過言ではないでしょう。それくらい不朽の名作が多いのがこの時代。そんな1980年代の夏休み、どんなアニメ映画が上映されていたのでしょうか?今も大人気のジブリ作品から懐かしいあの作品まで。夏のアニメ映画にスポットを当ててご紹介します。

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『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』

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ではさっそく80年代の夏に上映された作品をみていきましょう。
まずは今も不動の人気であるガンダムシリーズの劇場版「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」です。

1979年から放送されていたテレビアニメ「機動戦士ガンダム」を再編集し、劇場版3部作として制作されたうちの第2部がこちら。1981年7月に公開されました。ちなみに第2部はアニメ版の16話から31話の前半までのストーリーがメインになっています。

地球連邦政府とジオン公国の戦争に巻き込まれ、連邦軍のモビルスーツであるガンダムのパイロットとなったアムロ・レイ。彼の目覚ましい成長に「ニュータイプ」の可能性を見出す上層部、強敵ランバ・ラルとの激戦や仲間の死により戦士として成長していくアムロの姿が描かれています。

そして「哀・戦士編」といえば主題歌の「哀 戦士」は外せません。ガンダム作品の中で1、2を争う名曲だと言われています。

哀戦士

『Dr.SLUMP ほよよ! 宇宙大冒険』

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誰もが知っている鳥山明の「Dr.スランプ」、テレビアニメも大人気でした。そんなアラレちゃんの映画は80年代から90年代にかけて毎年のように上映されていたのですが、単独で上映されたのはこの「Dr.SLUMP ほよよ! 宇宙大冒険」だけ。他の作品は「東映まんがまつり」や「東映アニメフェスタ」の中で上映されていました。

1982年の7月に公開されましたがその際のタイトルは「Dr.SLUMP」で、サブタイトルは後に家庭用ビデオ版が発売される時に付いたのだとか。

この映画では山吹みどり先生とDr.マシリトの設定がアニメ版とは違っており、キーパーソンとなっています。みどり先生の故郷が実はタケヤサオダケ星で、諸事情ありその星を征服したマシリトとの結婚を余儀なくされ…それをおなじみアラレちゃん一行が助けにいくというストーリー。

マシリトが極度のマザコンという設定なのですが、これが強烈で今もトラウマになっている方が多いようです。

Dr.マシリトの声をこの劇場版では「ルパン三世」で有名な山田康雄さんが担当されていたり、いつもおどけて陽気なアラレちゃんが、珍しく本気で怒るシーンがあったりと見どころも多い作品となっています。

『はだしのゲン』

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1983年7月公開。戦争や原爆の悲惨さを一体どれだけの人がこの「はだしのゲン」から学んだでしょうか。目をそらしたくなるシーンが多く、子どもの頃にこの映画をみた方は相当ショックを受けたと思います。

映画の上映時間が90分ということでキャラクターや設定、ストーリーが変更されている点も多め。キャラクターも原作の漫画版よりアニメタッチで描かれているのですが、それが余計にむごさを倍増させている気がします。

当時「はだしのゲン」は小学校の上映会や夏にテレビでよく放送されていました。家族の大切さと失う悲しみ、原爆の恐ろしさ、それでも生きていく人々のたくましさ。今の時代の子どもたちにもぜひ一度みてもらいたい作品です。

『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』

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続いては「ガンダム」同様に今も根強い人気の「マクロスシリーズ」の映画、1984年7月に公開された「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか 」です。

爆発的にヒットしていたテレビアニメ版「超時空要塞マクロス」を劇場版用に再構成、すべての映像を新しく描き起こしたという作品で、これもガンダムと同じく主題歌が大ヒットしています。

この作品が公開された1984年はアニメ映画の当たり年だったと言われています。「風の谷のナウシカ」「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」など今も有名すぎる作品が誕生したのがこの年。そんな作品の中で「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」はこの時代のセル画表現の最高峰ではないかと言われているのです。

さらに主題歌の「愛・おぼえていますか」はオリコンチャートで最高7位を獲得。リン・ミンメイ役の飯島真理さんは人気番組の「ザ・ベストテン」や「ザ・トップテン」でも見事ランクインし、登場しました。まるで社会現象のような状況だったんですね。

愛・おぼえてますか .flv

『銀河鉄道の夜』

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宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」をアニメ映画化した作品。1985年7月に公開されました。

登場人物は擬人化されて猫の姿をしています。小説を読まずこの映画が初見だったため、原作でも猫が主役だと思い込んでいた人が少なからずいたのだとか。元々、宮沢賢治の弟である宮澤清六氏が擬人化することをよく思っておらず、研究者の間でも納得していない方々がいたそうで、そういった勘違いが起きるのはやはり好ましくないと批判もされたそうです。

とはいえ、逆に猫だから受け入れやすかったという声も多く、今もファンの多い作品であることには間違いありません。宮沢賢治の幻想的な世界観がしっかり表現されています。

『魔法の天使 クリィミーマミ VS 魔法のプリンセス ミンキーモモ 劇場の大決戦』

ミンキーモモ VS クリーミーマミ

こちらは1985年7月、「魔法のプリンセスミンキーモモ 夢の中の輪舞」と併映された「魔法の天使クリィミーマミ ロング・グッドバイ」の公開を記念して制作された3分間のおまけ短編です。

モモとマミが戦うなんてまさに夢のコラボ!短いのですが作画も良く内容も面白い出来上がりです。最初の握手のシーンでいかにお互いをライバル視していたのかが分かるのがいいですよね。二人ともかなりの負けず嫌いです(笑)

どちらの作品も読売広告社の大野実氏がプロデューサーを務めていたことから実現したのだとか。遊び心満載ですね。
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