【歌手から女優へ】ハリウッド映画進出!?女優としても活躍した人気女性アーティストたち
2022年11月27日 更新

【歌手から女優へ】ハリウッド映画進出!?女優としても活躍した人気女性アーティストたち

音楽で成功した女性アーティストが、ハリウッド映画に主演して "女優" としても活躍するケースがよくあります。さらに主題歌まで歌うと、最強の二足のわらじで、グラミー賞にアカデミー賞まで受賞することも。今回は、シンガーとして大ヒットした後、女優デビューを果たした5人の女性アーティストをご紹介します。

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ドリー・パートン

ドリー・パートンは、アメリカ合衆国テネシー州出身のカントリーシンガーで、1967年にメジャーデビュー。カントリー界の大御所で、全米カントリーチャートでは、これまで25曲がナンバーワンに輝いています。代表曲は、『ジョリーン』(1973年)や『オールウェイズ・ラヴ・ユー』(1974年)など。前者はオリビア・ニュートン=ジョン、後者はホイットニー・ヒューストンがカバーしたことでも有名です。また、カントリー界の夢のデュエット、ケニー・ロジャースとの『アイランド・イン・ザ・ストリーム』(1983年)は、全米シングルチャートで、2週連続ナンバーワンを獲得しています。

『オールウェイズ・ラヴ・ユー』

映画の初主演は、1980年のコメディ映画『9時から5時まで』。ジェーン・フォンダ、リリー・トムリンと共演し、お色気秘書を演じました。同名の主題歌もナンバーワンを獲得しています。

その後も、シルヴェスタ・スタローンと共演した1984年のミュージカル映画『クラブ・ラインストーン/今夜は最高!』、1989年のコメディ映画『マグノリアの花たち』、2012年のミュージカル映画『ジョイフル・ノイズ』などに出演。現在も女優としても活躍中です。

『9時から5時まで』

シェール

シェールは、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のシンガーで、1964年、18歳の時にソニー・ボノと結婚。夫婦デュオ・ソニー&シェールとしてメジャーデビューし、『アイ・ガット・ユー・ベイブ』(1965年)が大ヒットします。ソロ活動も並行して行い、『バン・バン』(1966年)、『悲しきジプシー』(1971年)、『ハーフ・ブリード』(1973年)、『悲しき恋占い』(1974年)などがヒット。1990年代には、オートチューンを使用した『ビリーヴ』(1998年)が全米ナンバーワンとなるなど、50年以上に渡り、第一線で活躍するアーティストです。

『アイ・ガット・ユー・ベイブ』

女優としての本格的な始動は、1982年の『わが心のジミー・ディーン』。最初にブロードウェイでデビューし、その後、映画化で主演を務めました。その後も、1983年の伝記映画『シルクウッド』、1984年の伝記映画『マスク』、1987年の恋愛コメディ映画『月の輝く夜に』に出演。特に、『月の輝く夜に』では、ニコラス・ケイジと共演し、アカデミー主演女優賞を受賞しています。

近年は、2010年の『バーレスク』、2018年の『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』に出演し、現在も女優としても活躍中です。

アカデミー主演女優賞受賞

オリビア・ニュートン=ジョン

オリビア・ニュートン=ジョンは、イギリス生まれオーストラリア出身のシンガーで、1966年にメジャーデビュー。代表曲は、全米ナンバーワンとなった『愛の告白』(1974年)、『そよ風の誘惑』(1975年)、『フィジカル』(1980年)など、日本でも有名な楽曲です。中でも、『愛の告白』はグラミー賞最優秀レコード賞を受賞し、『フィジカル』は1980年代で最も売れた楽曲と言われています。

『フィジカル』

1978年、ミュージカル映画『グリース』に主演。ミュージカル映画としては、当時史上最高の興行成績を収め、ジョン・トラボルタとのデュエット曲『愛のデュエット』も全米ナンバーワンとなりました。

1980年には、ミュージカル映画『ザナドゥ』に主演。ジーン・ケリーと共演し、収録曲『マジック』が全米ナンバーワンに輝いています。日本では、ELOとのコラボ曲『ザナドゥ』が有名です。

1983年には、恋愛コメディ映画『セカンド・チャンス』で、ジョン・トラボルタと再共演しています。

『愛のデュエット』

マドンナ

マドンナは、アメリカ合衆国ミシガン州出身のシンガーソングライターで、1982年にメジャーデビュー。代表曲は、彼女を世界的スターに押し上げた『ライク・ア・ヴァージン』(1984年)、全米ナンバーワン曲『パパ・ドント・プリーチ』(1986年)、『ライク・ア・プレイヤー』(1989年)、『ヴォーグ』(1990年)などです。

『ライク・ア・ヴァージン』

彼女の最初の映画出演は、1985年の映画『ビジョン・クエスト/青春の賭け』で、クラブシンガーとしてのカメオ出演でした。そこで歌った『クレイジー・フォー・ユー』が、全米ナンバーワンを獲得しています。

その後、1985年の『スーザンを探して』『上海サプライズ』、1990年の『ディック・トレーシー』、1992年の『プリティ・リーグ』などに出演しますが、いずれも不評。しかし、1996年の『エビータ』では、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞し、『ユー・マスト・ラヴ・ミー』アカデミー歌曲賞を受賞しています。

『ユー・マスト・ラヴ・ミー』

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